悔し涙と贈り物
A朗の持久走大会がありました。当日までの1週間、学校から【生活点検カード】が出され、体温や就寝時間などを記入していました。ノンビリモードのA朗、点検カードがあっても、なかなか早く行動できずダラダラ、ダラダラ…就寝時間がついつい遅くなってました。でも前日は宿題がなかったので(ビックリ)なんとか8時に就寝「3位までに入れるといいなぁ」そう言って朝、出かけていきました。昨年は見事1位の成績今年も胸の内は期待しつつも自分の目標をかなえてくれるといいなぁ♪走るのは学校敷地周りを2周。スタートして1周目はなんと1位で通過。C子も「おにいちゃぁ~ん」と声援!!2周目は・・・残念いつも1位争いしているKクンに抜かされて2位で通過。でも、年々どの子も走るのが速くなってる!!A朗は、ゴールまで後ろの子に抜かされそうになりヒヤヒヤ祈るような気持ちで見ていましたがなんとか振り切りって2位でゴール運動オンチな私から見ればとっても立派な成績ですすぐにゴール付近にいたA朗の所に駆け寄り「がんばったね~最後までよく走ったよ~」と褒めて撮っての大騒ぎの私A朗の為に今日のおやつは、大好きなイチゴを使ってイチゴ大福を作りました。久々に作ったのでかなり雑な仕上がりですがA朗、とっても喜んでくれましたでも、帰宅してきたA朗・・・なんだか様子が変。暗い雰囲気・・・おやつ食べながらボソボソと話はじめたA朗「ボク、お母さんと別れた後、応援席に戻ったら泣いちゃったの」「えっ、どこか痛かったの?気分悪かったの?」と鈍い母「悔しかったの・・・ウルッ」目標が3位以内だった。けれど、本人が本当に目指していたのは昨年と同じ1位。初めはトップだったのが抜かされてしまった。走りながらも悔しい思いでいっぱい。でも、力を振り絞って前に進んでも進んでもなかなか抜き返すことができなかった。悔しくてゴールしてすぐにでも泣けてきただろうに2位でも喜んでいる私の前では泣けなかったみたい。親の前で気持ちを素直に出せなかったんだ・・・普段、厳しくしているせいだ。そう思うと、とてもかわいそうな思いをさせてしまった。でも、同時にとても嬉しくことでもあったの。いつもなんとなく妥協していろんなことに取り組んでいると感じていたので(学校の先生からも面談で指摘もされていた)こうやって「悔しい~!次は絶対に勝つ!!」という気持ちが芽生えてくれたこと。来年の目標に向けてのA朗の成長をゆっくり、じっくり見守っていきたいと強く感じた日になった。 こんなA朗から「1ヶ月早いけど、お母さんとC子ちゃんのお誕生日プレゼント♪」えっ、いくらなんでも1ヶ月早いよ~?!注文したのが届いたと渡してくれたのがこれさくらんぼの苗木2本(受粉樹付)学校で色々配布される注文書を見てコッソリと自分の少ないお小遣いで注文したみたい。こんな風にしてくれるの、初めてだったのでビックリするやら嬉しくて感動するやら「こんなに大きな実が収穫できるらしいよ~♪」喜んでいるA朗でしたが収穫は4,5年先のようです。しかも調べてみたらとっても栽培が難しそう~自信がないけれどA朗の気持ちに応えられるように大事に育てなくっちゃ