ちいさな庭で

2008/07/27(日)18:25

劇団M.O.P.『阿片と拳銃』

演劇など(51)

先週は、高知市民劇場の例会だったので、演劇を観に行きました。 劇団M.O.P.の「阿片と拳銃」です。 すごく面白いお芝居でした。 いつも、面白いと思ったら2,3回は観に行くことにしています。(会費だけで、何度でも観られるので) 今回は、2度行きました。 それから、キムラ緑子さんはテレビでよく拝見してますが、テレビで見るよりずっと若くてきれいで素敵な方でした。 朝ドラの「純情キラリ」や「ちりとてちん」で見たのとは全く違っていました。 さて、お芝居の内容はというと・・・ 1931年の東京で、3人の男女(ヒカル、守山、滝口)が出会います。 その中の二人(ヒカルと守山)が数年後に偶然再会して結婚、上海に渡ります。 その上海で、今度は滝口とも再会します。 3人の再会から2日後、守山はヒカルと滝口の目の前で射殺されてしまいます。 その後、ヒカルと滝口は結婚し、息子が生まれます。 でも、二人の仲はうまくいかず、ヒカルは度々恋人を作って家出を繰り返します。 滝口は映画監督となりますが、「阿片と拳銃」という映画を作っている最中にガンに侵されます。 家を出ていたヒカルは、滝口がガンに侵されていることを知り、最後くらいはやさしくしようと戻ってきます。 それから、数十年後の1979年、ヒカルはある老人ホームで、友達も作らず、ホームの嫌われ者として孤独に暮らしていました。 そんな中、ある驚きの事実が発覚します。(何がおこるかは、秘密にしておきますね) 1931年から1979年まで、時代を何度も行き来しながら話が進んでいきました。 3人の出会いのシーンなんて、最後だったし・・・。 その演出が素晴らしいと思いました。 それぞれのシーンがまるでパズルを合わせていくようで、すごく楽しめました。 俳優さんたちは、衣装を何度も着替えなくてはならないし、年をとったり若返ったりと、大変だったろうなと思います。 また、涙がホロリとする場面もあって、感動的でした。 今回の例会にはお楽しみが3つあるとのことで、何かな~と思っていたんですが、 まず、1つ目は・・・ お芝居の終わった後で、出演者全員と演出家のマキノノゾミさんによる楽器演奏と歌です。 キムラ緑子さんのトランペットと歌が聴けるなんて感激でした。 皆さん、すごく上手いんですよ。びっくりしました。 2つ目は、記念撮影。 終わった後、俳優さんたちと一緒にパチリ。 一生の記念になりました。 3つ目は、あいこじゃんけん。 1回目に観に行った時は、マキノノゾミさんと会員全員でじゃんけんして、あいこだった人だけ(10人くらいだったかな・・)がプレゼントがもらえます。 結果は・・・もらえませんでした。 2回目に観に行った時は、小市慢太郎さんとじゃんけん。 わたしはもらえなかったけど、夫がプレゼントをもらいました。 プレゼントは素敵なポストカードのセットでした。 劇団M.O.P.は、あと3年で解散だそうです。 こんな素晴らしいお芝居に出会えたばかりなのに、残念でなりません。 もっと観たかったなぁ。 風と樹と空とフリー素材

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る