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Oct 22, 2006
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カテゴリ:映画&DVD



さっき書いたのが全部どっか行っちゃったのでがっくり…
気を取り直して書くことにします。

えーとネタばれだと思うところは、反転して書きます。はい。


8月のクリスマス スタンダード・エディション 八月のクリスマス
左:日本版リメイク 右:韓国原作版

両方見ましたよ。最初に日本のリメイク版を見て、それから原作を見ました。
原作のほうはかなり古い映画らしく(あの冬ソナよりも前だと思う)
盧泰愚元大統領の名前とか出てきていました。
あ、これは別にストーリーとは関係ないです。あしからず。

日本版は結構はしょっている部分があるのでいまいち映画に入りこめなかったけど、
こっちは細かいところまで結構描かれていたのですんなり入っていけました。
文化的なものもあるんだと思うけど、日本版に比べて「家族とのつながり」
がちょっと強かったかな?主演の俳優さんがどうしても佐野史郎に見えたけど(笑)

主人公が病気で死ぬという映画としてはよくあるストーリーなんだけど
びっくりするくらいそれが穏やかに描かれていると思う。
普通自分が死ぬって言ったらすさまじく落ち込むんだと思うし、自暴自棄になるんだろうけど、
主人公は穏やかにその日を迎えようとしているのにびっくり。

彼を慕ってくる若い女の子の存在がかわいかった。
主人公を遊園地に誘うシーンは二人の心が通じているのに、
話が進んでいかないもどかしさが逆に新鮮だった(笑)

素直に「一緒に遊園地行こうよ」って誘えない彼女をやさしく見つめる彼は
最近とんと見なくなったものだなーと思う。
遠くの喫茶店で彼が彼女の仕事の様子を見つめる姿は
切ないくらいに彼の愛情がにじみ出ているシーンですよねぇ。台詞のないシーンは
俳優の実力が試されるのかもしれない。

ラブシーンは一切ナシ。

ベッドシーンも、キスシーンもなし。しいて言えば相合傘位?(笑)
最近の多くの映画がそうであるように、
どこかしらラブシーンをちりばめている映画が多い中で逆にそれがないから新鮮なのかも。

でも彼女はどうやって彼の死を受け止めたんだろう?
最後に彼が撮った彼女の写真を見て微笑む姿で全てを語ってる?
気持ちが通じ始めていたのに、ついにはすれ違ってしまったっていうのが
あの映画をキレイにみせているんだろうなーって思う。


確かにリメイクするにあたって
あの映画は「月とキャベツ」に出ていた山崎まさよしが一番適任だったのかなーって。
どこにでもいそうな男性っていう意味で。もしあれがオダギリジョーとか、
玉木宏とかだと全然ビミョーだし。

他の映画で雰囲気が近いものを…って探したら、マンディー・ムーア主演の
Walk to rememberかな?
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Last updated  Oct 22, 2006 10:20:39 AM
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