社会から認められるには
自分で自分を認めていないと、社会も自分を認めてくれないと感じることがありますね。その逆に、自分で自分を認めてあげると、社会も自分を認めてくれるようになるんです。ここで大切なのは、「認める」という行為が「凄い認められる自分」を目指したり、「凄い自分」だけを認めようとするのではなく、「ダメな自分」も認めることです。凄い自分が半分だとすると、ダメな自分も半分存在するわけです。どちらかだけを認めたって、半分しか認めていないことになります。ダメな自分を認める際には、ダメな想いが湧いた時にコツがあります。通常、ダメな想いが湧くと、その想いに対してダメ出しをしてしまったり、蓋をしてしまいます。例えば、「あー、なんでうまくいかないんだろう」「あー、またウジウジしたこと考えた。自分ダメだ」といった感じで、「もう一人の厳しい自分」が自分を叱責することがあります。その代わりに、自分に「ヤンキーの手下みたいな全てを肯定し尊敬する従順な後輩」や、女子会バージョンで「あー、なんでうまくいかないんだろう」「あー、わかるぅわかるぅ、そーゆーの凹むよねー」といった感じで、共感し合う自分像を持ってみましょう。どんな自分でも同じ方向を見て寄り添ってくれる、そんなもう一人の自分像をいくつも持ってみると、自分を認めるという行為が絶大な効果を発揮します。すると、どういうわけか社会とのつながりがぐっと良くなり、社会から凄く認められるようになることがありますね。