2005/12/22(木)18:52
たかが一言、されど一言
いつ頃から降りだしたんだろうか…。
朝起きたら、障子越しに雪明りでぼんやりと明るく感じて
外を見たら、真っ白い世界が広がっていた。
久しぶりの雪景色。
頬に冷たい風が心地いい。一気に眼が覚めた。
♪雪やこんこ あられやこんこ 降っては 降っては ずんずん つもる
山も野原も 綿帽子かぶり 枯れ木のこらず 花が咲く ♪
思わず口ずさむ、懐かしいこの歌。
雪やこんこんと間違って覚えてた時期もあったな…と思い出した。
そう言えば…
真っ赤なお鼻の トナカイさんは いつもみんなの 笑いもの
でもその年の クリスマスの日 サンタのおじさんは いいました
暗い夜道は ぴかぴかの おまえの鼻が 役に立つの
さ いつも泣いてた トナカイさんは 今宵こそはと 喜びました~
って歌があるでしょ。
あれもね
「暗い夜道は・・」てところを
「暗いよ、道は…」と語りかけてると思ってたし…。
言葉って、書いてみるとわかるけど、
聞いてるだけじゃ誤解することってけっこうあるのかも。
当然、そこには言い方が大きく関わって来るんだと思う。
さっきの歌のようにどこで切るか?もあるし、
語調や語気も大いに関係あるだろう。
相手はそんなつもりじゃなくても、キツク聞こえたり。。
誤解して聞くと、誤解したまま返しちゃうし。
こうなると、こじれる・こじれる。
我が家の朝の会話も送だった。
昨夜、風邪気味で鼻をぐじゅぐじゅしながらも夜更かししてしまった私。
朝からぼぉ~としてたら、「遅くまでおきてるから…」と夫が言った。
私には夜更かしを諌められたかのように聞こえた。
夫はからだを心配して言ったそう。
この差はなんなのか…。
朝の慌しさの中故のちょっとした語気語調の強さと
私の心の中に多少の疚しさがあったから。。
些細なことなのよね。
お互いに「ん?」と思ったままにしないから
難なくクリアしたが、誤解を生みかねない会話だった。
たかが一言、されど一言。
これから年末にかけて慌しくなるからこそ
言葉には気をつけようと思う。
語尾まではっきり話すことだろね。