2006/12/26(火)13:43
ロンドン追想録
11月14日関西空港発JAL421便でロンドン・ヒースローへ・・・関空まで見送ってくれた夫が、心配そうに何度も何度も手を振るのを背にゲートに入った。
2週間も、しかも海外へ・・・そりゃ心配ですわねぇ。
私のような跳ねっかえりが一人旅ですから。12時間の長旅も、ロンドン行きは2度目なのであまり緊張はなかった。隣り合わせたイタリアツアーに参加されている女性が何かと話しかけてこられた。
こちらがツアーでもない一人旅なので、興味をもたれたらしく、
根掘り葉掘り聞かれるのは閉口したが・・・。
寝たふりをしていたら、本当に寝入ってしまい、気がつけばあと一時間ほどでロンドン。ヒースローは広かった。当たり前だけど、聞こえてくるのは全部英語、表記も英語。「ギャー、どこに行ったら私は荷物を受け取って空港から出られるのか?」
とにかく、人の流れについていった。次の関門は、ミニキャブのドライバーに出逢うこと。
「NORIKO」と書いたプレートを持って立っていると聞いたが・・・。ウロウロ、うろうろ、きょろきょろしつつ、見つけた!
スリランカ人の優しそうなお兄さん!ロンドンは午後4時前だと言うのに、夕方のように暗かった。
小雨のせい?それとも冬はこんな感じ?
それをたどたどしい英語力を総動員して聞いたら、
「先週からいつも暗い」と言った。(と思う。。。)
お兄さんは、ロンドンは初めてか?とか、
何日くらいいるのか?とか、仕事で来たのか?とかの質問に答えるのが精一杯。しかし、乏しすぎる英語力だけに総動員しても、すぐ尽きた・・。
彼は話すことがなかったので気を使ったのか?
それともコレならわかるだろうと思ったのか、
「How old are you?」と聞いてきた。「47 years old.」「It looks young.」「I am glad . Thank you so much.」「Are you married?」「Yes,25 years ago.」「It is great!」まー、こんなもんでしょ・・・総動員しても・・・(トホホ)けれど、何とかする気持ちは大切よね。
コミュニケーションをとろうとする気持ちが。
お兄さんの心遣いも嬉しかったし。幸先の良いスタートだった。