2007/01/27(土)16:59
「生・老・病・死」
「人間にはどうしても逃れられない4つの苦しみがあると。」
ブッダの言葉です。
洋の東西を問わず、宗教も国境も越えて、信仰の有無にもかかわらず、
人間が自分の力じゃどうしようもできない苦しみが
「生きること、死ぬこと、老いること、病気になること」それが「生・老・病・死」
聖書でも同じようなことが書かれていると聞きます。
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気がつけば2007年になってひと月。
前の日記からもひと月。
流れる時間乗り早さに驚いてばかりもおられません。
ソノ中に生きているんですから(気がつけば老いが・・なんてことになっちゃう~~)
しかし、このひと月、ドドドーーと色々なことがありました。
年明けて早々に母の入院、手術、母の手術の翌日には
年若い友人の訃報が届き、慌しくお葬式に参列。
無情の風は時を嫌わず・・・。
新年早々に彼女から届いた年賀状には
「昨年はお目にかかれてとっても嬉しかったです。今年もどうぞよろしくお願いします!!」
と手書きで書かれていました。
今年はまだ逢っていなかったのに。
「よろしくって…まだ何もしてない…」
残念な想いを感じながらも、彼女の冥福を祈りたいと思います。
そんな中で母の退院は朗報でした。
おかげさまで経過も順調で自宅療養中です。
このひと月で痛感したことは「老いも病も死も、逃げたいもの、
不幸なこととだけ捉えるのではなく、逃れられないからこそ、必然のこと。
ならば、必ず来るその日に向けて、今を生きることの大切さ」
何もなければ何も起こらない。
何かがあるからそこから立ち上がるのが人の常なのかもしれない気がします。
老病死によって、生きることの大切さを知るのかもしれない。
それを知るからこそ、豊かに生きようとし始めるのかもしれない。
そこにしっかりと「意志」を持とうと思います。
生きる意志、決断する意志、何気なく過ごす毎日なのですが、
何かをするとき、自分の意志をしっかり持とうと思います。
意志は意図と言い換えてもいいかもしれません。
何のために…それを持ちたいと。
とりとめもなく書き連ねてしまいました。
2月は節分を過ぎれば「節」が変わります。いい年にしよっと。
皆様にも良いお年でありますように。(暮れのご挨拶みたいですね 苦笑)