2009/03/20(金)20:22
違うから訊く
毎朝起きる時間、家族間の朝の挨拶、朝食の内容、テレビをつけるかつけないかetc…毎日の朝の1時間程度の過ごし方ですら家々でそれぞれの過ごし方があるんだと思う。
例えば、我が家のバアイ、家族は5人と1匹。
仏壇と神棚にお茶やお水をお供えすることから一日が始まる。
そして、朝からはテレビをつけないのがここ20年来の習慣だし、家族間で「おはよう」と挨拶しあうのは当然だし、朝ごはんは一応みんな揃って食べる。
これは我が家にとっては、至極当たり前の毎朝の様子である。うちもまったく同じですという人はどれくらいいるのだろうか。見当もつかないけれど。
これが食生活、休日の過ごし方など日々の暮らし方が違うことで、お金やモノへの価値観や、仕事への意識など色々違ってくると思う。
何が言いたいのかと言うと、毎日の過ごし方も違えば、当然重きを置く視点も変わる。それをみんな同じに考えること自体に無理があるということ。
自分とは違うコトをやっている人に出逢ったら、もう既に違うということに気づく必要がある。そしてどうするか?
訊くこと。
そうしている理由は本人しかわからないものだから。
それも答えを持って聞くのではなく、本当の意味で訊くこと。
本当のことを言わない理由は、「本当のことを言っても聴かずに自分の考えで聞こうとするから」
「どうしてそうしているの?」
そこからがコミュニケーションの始まりだと思う。
勝手な解釈では相手の世界は見えてこない。