2008/10/23(木)12:41
【モモ】 ミヒャエル・エンデ
大人になったからって なんでも難しく考える必要は無いんだよ。ここ最近、そんなメッセージが流れてきていたの。特に、難しい局面にぶつかったときはそのことを思い出して。 なんでも難しく考えたら楽しくなくなってしまうよ。判らなかったらわかる方法で考えればいいのさ。 そんな風に言われていてね。 まぁ、2日前に書いたこととちょっと同じことになるんだけど。 なんか、ちょっぴり無理して背伸びして判った振りをしてみたりしなくていいんだよって言われたみたいに感じてて。 難しいことの中にある中心に繋がることができたらそれでいいんじゃないの?(いや、それが肝心!)
日の丸弁当の中の梅干にたどり着けたらそれでいい(なんとなく、日の丸弁当が浮かんでしまった^^;) なんとなく心に響いたら、それが答えだよってね
で、【モモ】 ミヒャエル・エンデ作です。 ちょっと前にアートの先生が下さったの。1973年が初版だった、この本。私の手元にやってきたのは第3版でした。1976年。私が子供の頃に読んだのはそのちょっと後だろうな。 いつも遊びに来てくれて、楽しい話を聞かせてくれる大好きな【チョッキを着たにゃんこ】ちゃんが、ちょうどいいタイミングで「モモ、読んでますよ~」って伝えてくれて。いつも、軽やかなんだよね~、チョッキにゃんちゃん^^ありがとうね あっ、そういえばこの間戴いたんだったよって思い出させてくれたのでした。 時間を盗まれてしまう人々の話。そして、人々を救うために一人で立ち向かうモモ。 モモは難しいことは全然考えなかったの。 ただ、誰かを心から大好きなだけでした。そして、大好きな人のために何かを自分に出来る精一杯のことをやっただけ。 これは。。。シンプル。私が思うに。 大事なことはいつもシンプルだってこと
私たちは、想像力の翼をいつまでも持っているから。難しいことにぶつかったら一回ごちゃ混ぜになった頭の中を空っぽにして心の中に残った言葉と自分の考えを見つめるっていうのはどう? この本には難しいことは描かれていないけれど。 今の自分を見つめなおすのには丁度いい本だったなって思います。 もしも、あなたが難しいことで頭を悩ませていたら。どうも、時間が足りないなと思っていたら。。。 「灰色の男たち」に時間を盗まれているかも。 気になったあなたは、【モモ】是非、読んでみてください 時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。 人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、 無くなってしまうのです。 (モモ ミヒャエル・エンデ作 より)
ドラゴンの話のつづきはまた次回。キョコ、なにやらS・O・D・A なる ドラゴンの会を発足した模様