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そういえば僕はアリを飼ってるんでした。 うっかり忘れてた。 アリを飼うという時点でもう最高にカッコイイのは僕も分かってるんです。 だってアリですよ。 過去にハムスターとかウサギと生活をともにした経験があるんですが、 いまの相棒はアリ。 なかなかライバルがいません。 アリについて語るとなると、話は15年ほど前にさかのぼります。 僕が通っていた高校では、卒業単位のひとつとして 卒業研究というのがありました。 大学の卒論と同じように、担当の先生を決めて、 その先生と相談してテーマを決めるんです。 それを、1年かけて調べ上げて発表することになってました。 僕は山岡先生というのが指導教官だったんですけど、 なんかもう出すテーマ出すテーマ、全部却下されるんですよ。 今思えば頭がおかしいとしか思えないテーマばかりだったんで、 担当の先生としても却下するのは当然なんですけどね。 とにかく、やれ高校生に相応しくないだの、ふざけすぎだの、 こんなもん3ヶ月で終わるだの言われまして。 一向にテーマが決まらないまま1ヶ月ぐらい経ちました。 で、最終的に決まったテーマが「アリの研究」。 参ったぁ、おれアリとか興味ないわぁとか思って驚いた。 もちろんこれ、自分で設定したテーマなんですけどね、 なんせテーマ決まらないもんで、さんざん悩んだ挙句、 山岡先生が生物の先生だったってだけで、 イキモノいっとけばOKっしょみたいな決め方をしてしまった。 というわけで始まったアリ研究だったんですけど、 これについて語ると猛烈に長くなるのでとりあえず割愛します。 さて、いま僕と一緒に暮らしているアリですが、 今日現在で約10匹が生存しています。 最初はたしか15匹ぐらいいたんですけどね、 なんか食われたりして減った。 共食いするんですよ、アリ。。。 これね、通販で買ったあり飼育セットなんですけど、 ブルーのやつがジェルでね。 これをありんこが掘って巣にすると、外側から見えて楽しいねって寸法です。 あけてみると、まあこんな感じ。 これは12月ぐらいの画像なんで、今はもっと穴ほってますけどね。 さらにこいつの画期的なのは、このブルーのジェルが食料にもなるという点。 これはすごいですよ。 一切こっちは手つける必要なし。 ほったらかしの極地です。 で、まあ観察を始めたのが去年の11月だったかな。 説明書には、3週間ぐらいでみんな死にますとか書いてるんです。 でもほら、まだ10匹も生きてるじゃないですか。 なんか怖くて捨てようかと思ったりする。。。 いや、捨てるという表現はよくないね。 自然に返してやろうかと思っています、、、よし、これだ。 けっこう立派な巣ができてましてね。 もうぼくおなかいっぱい。 すごい堪能した。 なんか最近じゃ冬眠モードはいっちゃって、 ありんこ動きもしないんですよ。 動かないと面白くないじゃないですか。 なのでぼく、ときどき入れ物ごと引っ叩いたりします。 そしたらモゾッとかうごくんですよ、やっぱり。 あー、生きてるぅ。 でもそんだけ。 もう掘らないし、動かないの。 生命を粗末にしてはいけません。 ペットを飼うなら、その最後を看取るまでが飼い主の責任です。 それは分かってます。 過去にもウサギ(かんた、オス)や、ハムスター(たこす、オス)の 最後を看取ってきた僕です。 かんたもたこすも、ちゃんとお墓まで立てました。 たこすの時なんか、普通に所沢の公園に埋めてたんですけど、 夜の公園にしゃべるもって立ってたら警察に声かけられたもん。 たこすのお墓掘ってますって言ったらすごい微妙な顔された。 かんただってね、プレステのコードは食いちぎるわ、 扇風機のコードは食いちぎるわ、 空気清浄機(新品)のコードは食いちぎるわ、 あげく「しきい」の角が丸くなるまで食い荒らすわで、 とにかく悪がき極まりない子でしたけどもね。 おかげで敷金とか帰ってきませんでしたけど、 それでもちゃんと最後は荒川の土手に埋葬しましたよ。 まあそんなわけで、ちゃんと愛着を持ってました、彼らには。 でも・・・・今回のありこ。 こいつらにいまいち愛着が沸かないのは僕が冷たいんだろうか。 かわいくないからかなあ。。。 拡大してみるとね、むしろ怖いんですよ、顔。。。 なんか話があっちゃこっちゃ行きましたけど、 要するにいま僕は奇跡的に生存し続けている10匹のありこを 正直ちょっともてあましている。 そんなお話でした。 最初から3週間で死ぬとか言われてる身で3ヶ月生き延びた命です。 生態系とか気になるから、逃がすわけにもいかんよなあ。 ここむ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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