2008/04/18(金)11:10
ダバダー
コーヒーが好きです。
インスタントでも缶でもマメでも、とにかくコーヒーが好き。
缶コーヒーには缶コーヒーの、インスタントにはインスタントの
良さがあると思っていますので、種類はなんでも結構。
とにかくコーヒーがすきなんです。
マックでのドリンクは迷わずコーヒーを選択。
コンビニでも新しい缶コーヒーが出ていれば即GET。
コーヒー味のチョコとか飛びついて買います。
で、コーヒーと言えば
"違いが分かる男"
これですよね。
いいですね、カッコいいフレーズです。
もこみちやらタッキーやら亀梨などというワカゾーは絶対に登場できない。
このCMに出られるのは、各界でキラリと光る個性を放つ、
渋い大人の男のみ。
てっとり早く儲かる歌番組やバラエティを相手にせず、
自分の道をまっすぐに見据えて歩き続ける・・・
そんなイカした大人の男だけが、このCMに起用されるのです。
そして、「違いが分かる男」の称号を手にすることができる。
類似のコマーシャルで言えば、スーパードライがそうですね。
ビジネス系、アスリート系が多いですが、やはり流行にとらわれず、
自分の専門領域で世界的に認められる成果を上げている、
そんな男たちが起用されています。
さて、話は元に戻りまして、ネスカフェゴールドブレンド。
違いが分かる男たちが、横顔にほほえみを浮かべながら、
湯気の立つコーヒーをすする。
至福のひと時。
BGMはもちろん、ダバダー♪です。
そして彼の背後には・・・
うまそうな湯気を立てる琥珀色のコーヒー。
そしておもむろにクリームを投入。
クリームは見事なうずまきを描く・・・・
ネスカフェゴールドブレンドに限らず、他のコーヒーのCMでも、
まあ同じような画像がよく見受けられますよね。
でもね、これ実はコーヒーじゃないんですって。
CMですから、いかに商品をうまそうに見せるかが最重要項目です。
従って、優先されるのは「テレビ写り」なんですね。
じゃあ実際、あのコーヒーは何なのよ?ということになりますが、
あれ、しょうゆなんですって。。。
ミルクを投入するときに、
本物のコーヒーを使ってしまうと映りがよくないんだそうで。
やってみた方は分かると思うんですけど、
ミルクって実際あんなきれいにぐるぐるにならないんですよ。
かなり混ざっちゃって、ぜんぜん美しくない。
10回ぐらい挑戦したけど全然無理だもの。
ところが、これをしょうゆに替えると、見た目はコーヒー色だし、
ミルクとも混ざらず、テレビ映りのいい画像が撮れる。
液体としての粘度の問題なんでしょうかね。
で、この話にはさらに続きがありまして、
あのミルクですけど、あれもミルクじゃないという話も。
個人的にはちょっと信じられないんですが、
あのぐるぐるを美しく作るには、ミルクやクリームではだめなんだとか。
そこで使われているのが
木工用ボンド
・・・うーん、ちょっと信じがたい。
まあ、こんど日本行ったときにネスカフェに電話して聞いてみましょう。
そういえば、ウインナーのCMとかも嘘っぽいですよね。
ひとくち食べるたびにあんなバキッ!とか音がしてたら、
ドイツのレストランなんかうるさくて困るっつうの。
あの音は間違いなくリアルではない。
ああ、やっぱコーヒーネタは個人的に盛り上がるなあ。
次回はもうちょっと別の視点からコーヒーについて語ろうと思います。
ここむ