ゆずもち縁側日記

ねむの木村

☆ねむの木村と吉行淳之介文学館☆



「ねむの木学園」といえば、宮城まり子さんが障害を持つ子どもたちのために作られた、療護施設ですね。
この「ねむの木学園」が、静岡県掛川市にありますが、併設して「吉行淳之介文学館」があるんですよ。
吉行さんと言えば、宮城まり子さんの長年のパートナー・・・

まだ若い頃、吉行ファンだった私としては、一度はここを訪れてみたいと狙っておりました。(^^)
で、ついに昨年の初夏、行ってきました。文学館!(ちと古い話ですみません。ちょうど去年の今頃と思ってね!)

ねむの木村(掛川市HP)メルヘンで洗練された、ねむの木村
              
ねむの木村は掛川駅からバスで25分くらいの所にある、
緑深い里にあります。
(交通手段は、タクシーかバス。ただし1・2時間に一本なので車の方が便利かも)

ねむの木村はレンガ色の西洋瓦が美しく、まるで小人たちが住んでいるかのようなメルヘンな建物で洗練された雰囲気があります。
ただ当然ですが、観光目的では無いですから商業っぽさは皆無です。

村の中には子供たちの作品が展示されている「ねむの木美術館」があります。
ねむの木村は敷地がとても広く、吉行文学館にたどり着くのに結構うろうろしてしまいました。

ねむの木美術館吉行文学館

吉行さんといえば、「酒場」「女」「病気持ち」というイメージからすると、この緑濃い山郷にある文学館はなんて健やかなんでしょう!
相反しているイメージなのに、それが不思議なことにスッと納得がいく感じなんです。


館内は和でも洋でもない、落ち着いた広々とした建築で静かです。

吉行さんが作品を書かれるときに使っていた、机や椅子、ライト、愛用の小物・・
まるで吉行さんのお部屋を、私が訪問しているかのような錯覚がしました。ファン必見!


そして、ロビーにも休憩室にも気がつけば、バラの花がたわわに生けられていました。
(花もちの悪いこの夏場に、なぜ水揚げの悪いバラを・・


現実的な私はパッとこんな感想が出ましたが、(^^;
もしかしたら吉行さんのお好きだった花なのかもしれません。
(確か「砂の上の植物群」だったか?バラの花束が印象的な小物として出ていた)

吉行文学館(掛川市HP)緑濃い里山にある、吉行淳之介文学館

もしかしたら、この文学館は宮城まり子さんの最愛の人への、とても個人的なメモリアルホールなのかもしれないな・・
だからここは、ここはこんなにひっそりとして、バラの花が良く似合うのか。


吉行さんは幸せな人・・こんなにも愛されて。
そんなことを考えてしまいました。


文学館前には池があって、白鳥がいるようです。
またここでお茶する所は、ねむの木村の「森の喫茶室」位だと思います。
ここは明るい雰囲気で、ハーブティーやコーヒー、食事はカレーだけだったかな・・?


* 写真は館内撮影禁止だったので、掛川市のHPからお借りしました。



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