オールドローズ

オールドローズも満開☆神奈川県立フラワーセンター大船植物園



5月といえばバラのシーズン。

ちょうご時間も空いたので、どこかにローズガーデンはないかと探していたら「神奈川県立フラワーセンター大船植物園」(神奈川県鎌倉市)のHPでバラが見頃!ということ。
早速行ってきました。


JR大船駅から歩いて15分くらい。
広い敷地の中に、ローズガーデンから和風庭園、ピクニック広場、温室、ハーブ園と盛りだくさん。
これで大人350円はお得♪


「ブランシュ・フルール」いかにもオールドローズのたたずまい。
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ブランシュ・フルール


ただ、時間がなかったのでローズガーデンだけ集中的に見ましたが、
とにかくバラは今が盛りで満開です!
香りのあるバラが多いせいか、むせるような薔薇の香りでした。


このバラ園で多いのはハイブリッド・ティーとオールドローズ。原種のバラもあります。
(イングリッシュローズは少し)
オールドローズは細かい分類ごとに並べてあって分かりやすかったです。
「モス系」(茎のあたりにモス(苔)のように繊毛が生える品種)はあまり見たことが無かったので、見られてよかった~(^^)


コンテ・ドゥ・シャンボール

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数あるオールドローズの中で最も気に入った、「コンテ・ドゥ・シャンボール」。(1860年仏・ポートランド系ダマスク)香りがとても良く、繊細でたくさんの花びらがいい雰囲気です。

        
イギリスの薔薇戦争(15世紀)のヨーク家、白薔薇の紋章はオールドローズのマキシマ系といわれています。
ちなみにランカスター家、赤薔薇の紋章はオールドローズのガリカ系らしいです。
(ロサ・ムンディなんかもそうですね)

この白バラはそのアルバ系「アルバマキシマ」。
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           アルバ・マキシマ



園内には「アイスバーグ」のスタンダード仕立てが何本もあり、バラ園のアクセントに。
スタンダード仕立てといえば、白木香バラのウィーピング・スタンダードの大木がありました。
花期は終わって美しい葉だけでしたが、とても迫力があり思わず見とれてしまいました。

      アイスバーグアイスバーグ


ノスタルジー面白い「ノスタルジー」


蛍光色のように目を引く「オレンジ・メイアンディナ」オレンジ・メイアンディナ


「花霞」は京成バラ園作ですが、ふちの赤がとてもかわいく華やかです。
どこか和の雰囲気もあって、お気に入りです。
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花霞



ローズガーデンの中で一番の困りモノは、三脚で撮影してるオヤジたち。
とにかくバラの前に足場を固めて、動きやしない。それもかなりの数いるし。(--;
(オヤジはなぜかハイブリッド・ティーが好き)


業を煮やしてズイっと前にでたら、何を勘違いしたのか
「どうぞ見てくださいよぉ!もうファンタジーですから~」(言葉そのまま)


あんまり言うので、せっかくだから、高そうな一眼レフのファインダーを覗くと「ブルー・ムーン」のあで姿が。
「でも外側が少し茶色くなってるでしょ。よく見えすぎて困るんだよねー」・・って、カメラ自慢かい!!



あまり目だたなかった「ブラックティー」ブラックティー


そして絵を描く人の多いこと。
スケッチなんていうものではなく、絵の具で完成するまで(多分)花の前から動かない。


何時間もしゃがみ込んで、黒薔薇「ブラック・バッカラ」を深刻に描き続けた若人よ、何か悩みがあったのか?!(--;



パーマネントウェーブ 炎のように波打つ「パーマネント・ウェーブ」


最後にこのバラ園にあった種類を少しメモしておきますね。
一部しか書けなかったですが、参考に。
もし、書き間違えていたらごめんなさい。

レオネーラ・メッシュ、ラブ・ユー、バレリーナ、アイスバーグ、コーヒーオベレーション、ジュリア、ブラックティー、緑光、ピエール・ドゥ・ロンサール、ブルー・ランブラー、

ブラックバッカラ、オレンジ・メイアンディナ、ランブリングレクター、アイペイント、イブ・ピアッジェ、レダ、ロサ・ムンディ

グラミス・キャッスル、グラハム・トーマス、プリンス、ヘリテージ、セントセシリア(これらイングリッシュローズは鉢植えでした)

パーマネントウェーブ、花霞、白・黄木香ばら、ノスタルジー、コンテ・ドゥ・シャンボール、ブランシュ・フルール、ウィリアム・シャークスピア、モス系オールドローズ

アルバ・マキシマ、サンショウバラ、ハマナス系、スーベニール・ドゥ・ラ・メゾン、スパニッシュ・ビューティ、カマユー、ラベンダードリーム

HTは大体あるのでは?(いい加減)ブルームーン、ブルーバユーなど、紫系も。ラ・フランス、マッカートニーローズ、プリンセスミチコ、プリンセスアイコ、マサコ、ピース。



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