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カテゴリ:刑事(デカ)もの
ある日の平和な春の捜査本部会議(お昼にだべってるだけ。)
食いしん坊刑事、キャラでいえば黄レンジャーである、刑事部の唯一の男子デカが言いました。 「僕ら、そろそろあやしまれていると思う」 なぜかというと、 「もっとも基本的な『おいしいです』という一言なしに、常に何かを聞き出そうとしているから」 なるほど!それはイカン! どら焼きが本当に美味しいです、と伝えにいかなくては。 ということで今日も「普段なかなか買えない兄(推測。その後他の人のブログで弟説が浮上!)の店へ今日も行ってきました。 おやおや、今日も売り切れていませんよ! どら焼き刑事たちが通いすぎて、4個常に多く作ってるのでしょうか?(そんなわけない。) オヤジ「いらっしゃい!」 今日はオヤジさんなので、ちゃんとあんの色をきいてくれます。あの恐ろしくぶっきらぼうな女将さんじゃなくてよかった! 奥で女将さんがなにやらブツクサぼやきながらどら焼きを包んでいる間、刑事としては、聞き込みをしなければいけません。さりげなく鉛筆なめなめ、オヤジさんに話し掛けて見ました。 刑事「あの~、ほんとうにおいしいどら焼きで・・・、あずきがおいしいですよね、どこのですか?」 オヤジ「そりゃ、十勝よ!決まってるよ!」←初耳 トミー刑事「すごくおいしいので、毎日食べたくなります!」←実際食べてるのは稲垣吾郎似の同僚。しかも「またどら焼きですかぁ!?」って言ってる。 刑事「おじさんはどこのどら焼きが一番美味しいと思います?」 トミー刑事真っ青!(意外と失言を気にする、ヤギ座A型です。) トミー刑事「ここだよ、ここに決まってるじゃん!」オロオロ オヤジ、まんざらでもない様子。 エンエンと語り始めるオヤジ。 以下、オヤジのうんちく 「あずきは、分かる人が食べればすぐ分かるさあ。うちなんて赤字。(大丈夫か。)」 昔はさ、お菓子ってえと、もっと甘かったもんよ。体使ってる人が多かったからね!うんと甘くしないと満足してもらえなかった。 今は全体的に、人間動かないから、甘さ控えめがもてはやされるのよ。 それから、お国柄ってのもあるさあ。 ヨーロッパなんてね、お菓子は甘い甘い。けどね、食事が甘くねえのよ。 バランスとってるわけ。 でも日本の食事は甘いでしょう。 なおさら最近甘くない方向にいくねえ、お菓子が。 でもサ、うちは、何も変わってねえから!(変わってないのかい。) せまい国に閉じこもってないで、いろいろ見て食べてこなきゃダメってことさあ!」 と、お店の置物とかを整えながら語るオヤジ。 よく分かりませんが、なんだかいい話を聞きました。 どら焼き刑事としては、もっとすっごく、聞きたいことがあったけど。 「で、あっちのもう1件の同じ名前の店って・・・」 この質問は、もっと通って、もっと仲良くなってからにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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