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カテゴリ:中央競馬
いいメンバーが揃ったという声もあったが、ここ数年ではもっともレベルの低い内容だったように思う。
強い向かい風だったとはいえペースが落ち着きすぎている。フェブラリーSの醍醐味はダート戦とは思えないHペースの緊張感にあるのだ。 だが、それでもアドマイヤドンの一枚抜けた能力はまたも証明された。 安藤騎手はレース後「スタート直後進路がなくなった」と二度も口にしている。ゴール板通過後から検量室に戻ってくる間、彼の顔には会心の笑みがこぼれず多少の怒りが漂っているように感じられた。想像だが、ゲートを出た直後他の騎手から故意に邪魔をされたのだと思う。安藤騎手には、笠松時代あのライデンリーダーで挑んだ桜花賞での不利を思い起こさせられ不愉快な気分になったのだろう。 それにしてもアドマイヤドンの強さは図抜けている。 JCダートもそうであったが、今回も彼は他馬のペースでレースをさせられているのである。それでいてゴール前ヘタリを見せないトルクを発揮するのだからスゴイ。 ゴール前だけみれば、突っ込んできたサイレントディールも力差ないように映ったが、勝ちタイムは武蔵野Sより遅い。Hペースで1分35秒台のシビアな流れなら着差と2着以降のメンバーは変わっていただろう。 ドバイ目標のアドマイヤドンにとって、今回のメンバーはもはや彼の敵ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.28 11:33:27
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