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カテゴリ:とんぼ玉用語集
「透きがけ」「クリア被せ」玉というのは、地玉の周りを透明ガラスで巻き込む技法です。 やり方は、何通りか(もちろん、オリジナルも可)あって、地玉を少し小さめに細く巻き取った後、その上に透明を地玉より少し多めのガラスの量巻き取り、一緒に伸ばしていく方法が1つ。この場合だと、地玉とクリアの間に金箔や雲母などを入れることが出来ます。 二つ目は、まず地玉を成形して点打ちとかお花とか玉のデザインを作ってから、その上にトロトロに溶かしたクリアをべちょ~んと塗りつけるように巻く方法。これだと、デザインを作ってからクリアを被せるので、好きな模様ができます。地玉を柔らかく溶かしてしまうと、模様がクリアに引きつられて、伸びてしまうので、地玉は冷まさず硬く、クリアは充分柔らかくしないといけないため、少し難しい技法です。 三つ目は、巻く方のクリアをいたとかぺろぺろキャンディーみたいに薄くのばしてそれを巻き付ける方法。これだと、模様なんかは比較的きれいにキープ出来る見たいです(これはやったことない;) この3つくらいがメジャーな方法でしょうか。ほかに、クリアを点打ちのようにグリグリいっぱい置いていくとか(私は、透きがけの時に、端っこの方でクリアが足りなかったらこういうやり方でクリアを足します。)そういうのも出来ると思います。 お花のパーツを作る時などは特定の色のガラスに埋める、と最初から決めている時以外は、周りを透明で作ることが多いのですが、それを普通に乳白などの色ガラスに埋めてしまうと、パーツのフチだけ透明ガラスで、ここからここまでパーツね、とわかってしまいます。そのため、色ガラスで地玉を作ってパーツを埋める時には、地玉の上にクリアを被せて透明ガラスの層を作ってからパーツを埋めることが多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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