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2006/09/30(土)12:07

【巨人情報】ベテラン選手の引き際の扱いもできない巨人

巨人(545)

滝鼻オーナーにインタビュー「東京ドーム屋根外し天然芝にが巨人の理想」…=9/30 スポーツ報知=  巨人・滝鼻卓雄オーナー(67)が29日、スポーツ報知の単独インタビューに答え、今季の敗因分析などを中心に幅広く語った。同オーナーはこの中で、故障者が相次いだ原因のひとつとして、東京ドームの人工芝を指摘。屋根のない天然芝の球場を本拠地の理想とする見解を示した。また、チーム再建のためスカウト陣の強化を訴えたほか、今季限りで退団の意向を表明した桑田真澄投手(38)の「メモリアルゲーム」についても明かした。  ―今年の最大の敗因はけが人だと思います。オーナーの考えは?  「主力選手のけがが大きな原因を占めているのは間違いない。投手でいえば、4月のはじめにローテーション投手の高橋尚が抜けて、その次に上原でしょ。前から爆弾は持っているとしても、ヒサノリとほぼ同時期に離れた。野手はキャプテンの小久保。打撃や守備もそうだけど、ナインの精神的柱だったからね。ヨシノブはダイビングでけがをした。いずれもチームの軸になる選手が、相次いで、時を同じくして離脱した。だれも予想していない事態だった。1年を通して1人か2人はあるけど、この状況はまったく考えていなかった。誤算というよりはなんていうのかね。誤算以上の誤算なのかね。一番大きな痛手だった」 (省略)  ―精神面の強化も必要。  「そう。神経の太い選手でなければつとまらない。プレッシャーに弱くては困る。そういうことを若手の選手に望むし、育成をする首脳陣にも強く希望します。それに耐えられないような選手はジャイアンツから去ってもらうしかない。素材がよくても、強い肉体と強い精神を持たないと、ジャイアンツにいることはできないんだ、と自覚してもらいたい」  ―そういう選手を作るためには?  「やはりスカウトの力が大きい。スカウトは観察力を強化しなければいけない。お金がある、人気がある、ということに、長い間安住し過ぎていたために、向こうからやってくるだろうと思っていたんじゃないかな。今はそれでは通用しない。自分で探してコツコツ全国くまなく歩いて、いい人材を見つける努力をしないと。スカウトは365日やらなければだめだろう。(強化するためには)入れ替えをやると思うよ」  ―桑田問題について。  「桑田が(巨人を)やめたいっていうんだから、彼の意思は尊重する。あのあと間接的だけど、桑田のほうから『オーナーにおわびします』という連絡はあったよ。監督にも言ったんじゃないかな。ホームページに書くのはいいけど、その前に一言ないといけない」  ―“メモリアルゲーム”の話も耳にしますが。  「最後のメモリアルに出るか出ないかということでは『(桑田は)Aクラス入りがかかるときに、私が出ていいんですか』という言い方をしている。それはその通りでね。だから、そういうことが関係ないような状況になったら、メモリアルでもいいかな。巨人で173勝したピッチャーは最近ではそういないよ。それが退団する時に何もないのは寂しいじゃないか」  ―もう一人の大物、工藤に関しては?  「工藤は3勝してるからね。工藤のことはまったく白紙で、それは監督、コーチ、フロントに任せている。工藤はまだ野球がやりたいんだろうなあ。野球小僧がそのまま大人になったような感じだからね。それを首脳陣がどう評価するかということに尽きる。ここで私が軽々に言うと、話だけが独り歩きするので」...[記事全文] 工藤 来季残留なら大幅減俸提示へ=9/30 スポニチ=  巨人・工藤公康投手(43)が来季残留する場合、大幅な減俸を余儀なくされることが29日、分かった。工藤の今季の推定年俸は2億9000万円。球団側は今季ここまで3勝2敗、防御率4・50の左腕に対し、今季の3分の1以下となる1億円以下の年俸を提示するもようだ。  読売関係者らの話を総合すると、球団側は来季契約に当たって大幅なダウン提示で臨む方針を固めているという。年俸額は1億円以下となることが濃厚だ。昨年はチームトップの11勝を挙げた工藤だが、今季はここまで3勝止まり。7月7日に出場選手登録を抹消され、左肩の違和感などもあって現在も2軍での調整が続いている。工藤本人はかねて「生涯巨人」を宣言。来季については「まだ決まっていない」としているが、巨人での現役続行を強く希望している。...[記事全文] 巨人・桑田、迷走状態…“サヨナラ登板”したのに今後は「白紙」=9/30 サンスポ=  桑田が、迷走モードに突入した。23日に球団HPで退団の意思を表明したばかり。そこから1週間もしないうちに、その意思をひっくり返すような、お騒がせ発言だ。  「(HPで)最後になる“だろう”と書いてますけど“です”ではないですよ。白紙? そう、白紙。それをこれから話すんですよ」  練習を終えるとお得意のとぼけた口調で桑田が説明した。  原監督に連絡もなく、突然の退団表明。勝手に24日の二軍での先発試合を自身の“サヨナラ登板”と位置づけ、同球場史上最多の約4000人を集めた。もはや引っ込みがつかない状態だが、朝令暮改もどこ吹く風。さすが桑田の強心臓とでも言うべきなのか…。  交渉の“窓口”となっている原沢総務・編成本部長補佐も、この日の桑田発言に対しては「彼もいろいろ考えているのでしょう」と、真意を測りかねている様子だった。  原監督の目指す野球に、自分がフィットする戦力ではないという趣旨の発言までしていたが、「先のコトは分かりません」と巨人残留の可能性まで示唆。さらに24日の登板後には「チームはAクラスがかかっているし、そこを考えてこの前投げたわけですよ」と今季中の一軍での最終登板はないと断言していたが「投げる準備? 上に聞いてください。ボクが決めることじゃないですよ」とこちらも撤回?  周囲を困惑させる“桑田狂騒曲”はまだまだ続きそうだ。...[記事全文] 秋風が吹く・・・自己責任と球団の対応  野球の話と逸れますが「F1」のことをちょっと。  小生は、ここ10年以上レース中継を見なくなりましたので、チーム、選手の名前は全くわかりません。理由は「音速の貴公子 A・セナ」が悲運の事故死を遂げたから・・・。その最後のレースには、当時まだ新進気鋭なミハエル・シューマッハ選手が2連勝していて、その実力を開花させる年でもありました。 普通にレースをして生きていてくれてたら、きっとセナも「引退」を口にする時が訪れていたでしょう。それも叶わず天国へ行ってしまった・・・あれから12年の歳月が流れました。  そのミハエル・シューマッハ選手が今年限りで「引退」とのこと。今シーズンもドライバーズポイント2位なのに勿体無いと思いますが、やはり様々なことがあるのでしょう。気が付けば、フェルナンド・アロンソという若手ドライバーが1位。ドライビングは存知上げませんが、あの「皇帝」ミハエル選手より上ということは、次世代を担うドライバーなのでしょうね。そんな存在も彼の心に「引退」を決めさせた一つの要素なのかもしれません。 さて、ここから巨人の話。  予想したとおり工藤投手は契約継続をするには厳しい裁定、一方桑田投手には”あまあまな対応”。この差は何でしょう?。 物凄く簡単に言えば「生え抜きか、否か」ってことだけです。桑田投手は勝手に退団をすると発表するわ、二軍の試合を最後のマウンド(だろう?=桑田選手・談=)と位置付けてしまうわ、その横暴振りは眼に余ります。 巨人から見れば「功労者」とはいいつつも、ここでイベントを一発噛まして、東京ドームに観客を呼ばないと「功労金(退職金)」の費用が掛かってしまう、だからイベントをやりたくてしょうがないのはミエミエ(笑)。状況は違えど、昨年の清原選手の退団時と全く同じことを繰り返している有様です。確かに背番号「18」を支えた功労者でしょうが、こんな後ろ足で砂を被せるような態度を受けても擁護する必要が何処にあるのでしょう? 桑田投手も17歳の年、バッシングを受けながら心を痛め、それでも巨人が好きで入団を貫いたことを忘れたのでしょうか?年齢を重ね、そんな気持ちも薄らいだとしても、最後になって仮に球団に不満があるというなら、もう少しキッチリとした段階を踏んで言動に移すべきだったと思います。 方や工藤投手。2000年に巨人に移籍して昨年まで50勝、04、05年は二ケタ勝利です。単純には桑田投手と比較はできませんが、この低迷期に支えてきたのは、どう考えても工藤投手の方が上。 確かに年齢的な問題もありますが、まだ140キロの直球を投げれれば、現役続行は可能と思いますが果たして・・・。 とにかく「引退」にせよ「退団」にせよ、例え現役時代に素晴らしい成績を残した選手であれ、周りを納得させ、惜しまれるような形で終えて欲しい気持ちで一杯です。巨人もいい加減、過保護な対応は止めないと「ジャイアンツ愛」どころじゃないですよ!

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