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留年候補生W2.0の部屋 

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2006年10月25日
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カテゴリ:その他の本
本日は予告通り小説の紹介。

大沢在昌さんの「アルバイト探偵(アイ)」。

最近、講談社文庫でこのシリーズの最新作「帰ってきたアルバイト探偵(アイ)」が発売されたので、シリーズを最初から読んでみようと思い、買った1冊です。
(新宿鮫シリーズを、最初から読むのは大変そうだったので・・。)


☆あらすじ☆

冴木涼介は六本木の私立探偵。ずぼらで女好きの不良親父だがヒゲの似合う顔つきで見てくれは悪くない。一人息子の隆はツッパリにもオタクにもならず適度な不良する高校生だが事件があれば親父が最も信頼するパートナー、アルバイト探偵としてバイクを飛ばす。美人家庭教師麻里さんが持ち込んだ依頼とは。 (楽天ブックスより)



☆感想☆

やはり、大沢在昌さんの作品だけあって、ハードボイルド小説の雰囲気があります。

大沢さんはパロディハードボイルドというコンセプトで書いたそうです。

(続編にいくほど、ハードボイルドに近づいてしまったらしいです。)

短編で速いテンポで展開されるので、とても読みやすく、途中で飽きることがありません。

今日の3、4時間目の授業中についつい最後まで読んでしまいました。

特に主人公とその父親の会話がユーモアにあふれていました。

ただ、95年に発売された文庫(連載はもっと前)だけあって、会話の中で出てくる言葉(おそらく当時の流行で使われた言葉)が分からないことがあります。

自動車電話が当たり前のように使われますし・・・。


続編もぜひ読みたいですね。

読んでいたら、なんだか新宿鮫シリーズも読んでみたくなってしまいました。

でも、読んでない本のストックが100冊以上・・・。


☆アルバイト探偵シリーズ☆

アルバイト探偵(アイ)

調毒師を捜せ

女王陛下のアルバイト探偵(アイ)

不思議の国のアルバイト探偵(アイ)

拷問遊園地

帰ってきたアルバイト探偵(アイ)





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最終更新日  2006年10月25日 23時48分02秒
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