ウィスキー

～スコッチ・ウィスキー～

・アードベッグ　TEN（46%）
　味は弱甘口だが、アルコールの刺激が少々目立つ。香りは中々ピーティだが、オレンジの皮や、熟していない林檎の様な香りも感じられる。

・アベラワー　ア・ブナック（No6,59.9%）
　味は甘口だが、度数が高いだけ有ってガツンと来る。舌が痺れた。香りはとても柔らかく甘い、シェリー樽の個性が前面に押し出されている。重厚で芳醇。

・ウシュクベー　ミレニアム　
　味は甘くも辛くも無く中庸、香りは甘くスモーキー、そして柔らかでまろやか。若干アルコールの主張が強め。

・オールドパー12年クイーンサイズ 937.5ml 43% ウィスキー特級表示
　味は甘口、12年にしてはかなり濃厚、棘は無く丸い。香りはシッカリとしたピート、豊かな麦、中々芳醇だ。オールドボトルらしく、現行品とはラベルデザインが全然違う。が、やっぱり「オールドパーは倒れない」、昔も今も変わらない。

・オールドパーウイスキー特級Y3556 43%（従価） 760ml
　味は甘口、濃厚系、円やか、タンニン中々。香りは甘くスモーキー、リッチな麦、濃く力強い香り、余韻も長い。

・カリラ　18年　（オフィシャル）
　味は甘口、香りはピーティ。中々スモーキーではあるのだが、丸く柔らかい雰囲気である。飲み易い。

・カリラカスクストレングス 58.6%
　味は甘口だが、高い度数が舌にガツンと来る。また、酸味がほのかに感じられる。香りはアイラモルトらしくピーティー、かなり煙い。十分に開かせると華やかさが増して来る、どこか林檎を思わせる香りが感じられる。

・グレンフィディックピュアモルトウィスキー 40% 700ml LD4417 101941
　味は弱甘口、度数は低いが刺激強め、濃くも薄くもない、渋味は軽い。香りは甘く柔らかく、麦がシッカリ、微かに蜂蜜。ウィスキー特級ではなく、特級抜きのウィスキー表示、メルシャン株式会社が輸入していた物で、度数が40%と低い。

・グレンフィディック8年 750ml 43% オールドボトル
　味は甘口、柔らかくフルーティーだが、8年物にしては圧倒的に濃厚、樽が良いのだろうか？香りは麦にピート、サッパリとして居て明るい印象。余韻も中々。

・グレンフィディック15年 B259 35146003 43% 750ml
　味は甘口、なかなか濃厚、甘いがスパイシーでもある。香りはオークの樽香の中、僅かな蜂蜜。

・グレンフィディック18年 1000ml 43% batchNo.3055
　味は甘口、アルコールの尖りは感じるが、それに負けない甘味、タンニン、濃厚系。香りは甘く円やかな香り、芳醇、樽香シッカリ。開栓の際、コルクが折れてしまった・・・オールドボトルじゃ無いのになぁ・・・。

・グレンフィディックピュアモルトウィスキー特級 43% 750ml
　味は甘口、柔らかく甘く、円やか、濃厚系。香りは軽快、フルーティー、力強く明るい麦、僅かに煙い。

・グレンモーレンジソナルタPX 1000ml 46%
　味は甘口、重厚な甘み、樽の渋み、酒精のパンチ力、少々の酸味。香りは芳醇、力強いモルト、骨太の樽香、少々の花。

・グレンモーレンジネクタドール 46% 1000ml
　味は甘口、スパイシー、濃厚系。香りは芳醇、力強い花、スパイス、樽香そこそこ。加水すると煙さが強まりリッチに成る。ノンチルフィルタード。先ずバーボン樽で熟成し、ソーテルヌワインの樽で後熟する変わり種のウィスキー。

・シーバスインペリアル 18年 43% 700ml
　味は甘口、じわっと来る甘味、濃厚、軽いタンニン。香りは甘く柔らか、力強く広がる麦、甘酸っぱい林檎。

・ジムビーム（白、スタンダード品） 40% 700ml
　味は辛口、アルコールの刺激が強め、とてもスパイシー。香りはバーボンにしては強めの麦、弱めのコーン、スッキリした印象。四年熟成のバーボンだそうだ。

・ジョニーウォーカースウィング 750ml 旧瓶
　味は甘口、厚みのある甘味、軽い渋味、そこそこ濃厚系。香りは軽めの麦、軽めの樽香、全体的に軽く、スッキリしている。シンガポールの免税店販売品。デザインから見てオールドボトルだが、750mlなのでそこまで古くは無いでしょう。

・ジョニーウォーカースウィング（コルク栓） 86.8PROOF 4/5QUART
　味は甘口だがスパイシー、タンニンも中々、濃厚、新しいボトルよりもパンチが強い。香りは中々ピーティ、力強い麦と合わせてリッチな香り、骨の有るシッカリした濃い香り。オールドボトルですから、勿論、コルク栓は千切れました。

・ジョニーウォーカースウィングウイスキー特級k1636 43% 760ml
　味は甘口、濃密な甘味、軽い酸味に少しの渋味。香りは芳醇かつ濃厚な麦、力強い香り、メープルシロップの様な甘い香り、ドライな樽香。とても濃厚なスコッチ、ストレートでも勿論美味しいが、ロックやハイボールにしても風味が壊れず、とても美味しい。

・ジョニーウォーカー・ブルーラベル
　若々しさと熟成感の均衡が良く取れて居て、ピートの香りは確りとしていて、でもキツくは無い。柔らかい印象。

・グレンリヴェット・アーカイブ21年
　まろやか、香りは丸みを帯びて癖が無い。味も同様に柔らかく飲み易い。普通に美味しいが、ただそれだけで面白味に欠ける。

・グレンリヴェット15年・フレンチオーク
　味は甘口、若干スパイシー。香りは柔らかい樽香の主張が強く、まろやか。15年と若い割には落ち着いている。たいして華やかではないが、パンチが弱く飲み易いとも言える。

・グレンリヴェット・ナデューラ（BOTTLED.03/08、No.0308E、56.2度）
　味は甘口、アルコールの刺激は強いが、それ以外では甘く柔らかい印象が強い。香りは中々強め、花の香りが前に出て、麦の香りは控えめ、スモーキーさは皆無。総合的には柔らかく華やかな香り。カスクストレングスの為、度数が高いもののストレートでも飲める範囲。勿論、水で割った方が健康的ですけれど。

・グレンフィディック１２年
　味は甘口、香りはフルーティだがほんのりピートが香る。12年と若い為か、樽香はとても弱い。

・グレンフィディック１２年・クーランリザーブ（英国販売版）
　とてもピーティなウィスキー、アイラの樽で〆てあるとの事。味は甘口で、口当たりも良い。香りは正にスモーキー、しかしその中にほんのり甘い香りが漂う。スモーキーでは有るが、飲みやすいモルトであると思いました。

・グレンロセス　セレクトリザーブ
　味は甘くも辛くも無い中庸、アルコールの刺激も中くらい。少々酸味も感じる。若干スパイシー。香りはスモーキー（軽め）、若い様だが樽香もそこそこ付いて居る。

・スプリングバンクヴィンテージ2001年（8年熟成55.3度）
　味は辛口、度数が高い事も有り、強烈。後味には独特の塩辛さが残る。香りはピーティでドライフルーツを思わせる、レーズンとイチジクと言った所。

・ラフロイグ15年
　ラフロイグらしく、癖の強いスモーキーフレーバー。だが、15年の熟成で角が取れ、そこそこまろやか。ラフロイグの癖が好きな者には少し物足りないが、成れて居ない人には好まれると思う。

・ラフロイグトリプルウッド 48% 1000ml
　味は甘辛、舌にビリビリ来る、その後は塩気、甘味、濃厚系。香りは力強いピート、甘い麦、潮風。熟成の樽が特殊で、先ずバーボン樽、次はバーボンのクォーターカスク樽、最後にオロロソシェリー樽で熟成しているとの事、そしてノンチルフィルター。

・ダンヒルオールドマスター M96669 43% 750ml
　味は甘口、濃厚系、軽い酸味、中々のタンニン、重量感のある後味。香りは力強い麦、香ばしい樽、そこそこのスパイス、微かに花。ロックにすると、円やかに成り、甘味がより際立つ上、元が濃厚系の為、多少薄まっても問題ない。

・バランタイン17年 750ml 43%
　味は甘口、スパイシー、濃厚系で厚みが有る口当たり。香りは芳醇、力強い麦、樽香もシッカリ。

・ティーチャーズロイヤルハイランド 12年 43% 750ml
　味は甘口、濃厚系、酸味やタンニン等複雑さを持ち、円やか。香りは甘く柔らか、落ち着いた樽香、なめらかな麦、強い主張ではなく、調和を感じる。

・バランタイン17年陶器ボトル度数・容量不明
　味は甘口、濃厚、アルコールのパンチも強いが、それ以上にギュッと詰まった甘味、芯の有る渋味。香りは甘く華やか、広がり良く余韻も長め、ドライで濃密な樽香。コルクは折れてしまったが、替え栓が付属していた為、問題なし。

・バランタイン17年ディスティラリーコレクション 40% 200ml×4
　スキャパエディションの味は甘口、フレッシュな酸味、軽め、軽快。香りは甘く柔らか、やはり少し軽い、樽香少々。
　ミルトンダフエディションの味は弱甘口、余韻は甘口、少しドライ、渋味、オイリーな口当たり。香りは華やかなナッツ、木質、余韻で花。
　グレントファーズエディションの味はシャープ、徐々に甘味と酸味、余韻で果実。香りはナッツ、木質、控え目な果実、少し革。
　グレンバーギエディションの味は甘口、濃厚系、オイリーな旨味、酸味も中々。香りは華やか、桃や洋梨、明るく広がりがあり、かつスパイシー。
　それぞれのキーモルトの特徴を際立たせるブレンドだそうだ。

・ボウモア17年
　アイラモルトだが、ラフロイグ程癖は無い。香りは確りとスモーキーだが、決して強烈では無い。味も甘くも辛くも無く中庸。

・ボウモア９年（ダグラス・レイン社、プルミエ・バレルシリーズ）
　味は甘みと辛味が同居して居て、舌をピリッと刺す、辛口。香りはスモーキーで、磯の香りも確り。色は薄めのゴールド。やはり、若いだけあってパンチが強め。

・ホワイトホースローガンウイスキー特級K1816 43% 760ml
　味は甘口、円やかで自然な甘さが広がる。濃厚系、塩味も感じられ、中々複雑な味わい。香りはとてもリッチ、強すぎないピートにふくよかなモルト、樽香もハッキリ分かる。柔らかく調和している。1970年代後半～1980年代初頭のボトルと思われる。

・シーバス　オールデスト＆ファイネスト
　香りは甘く、まるで林檎の様。味も甘口で、まろやかでキツさが無く、とても飲み易い。普通に美味しい、でも、ただそれだけ・・・と思って居たけど、久々に飲んだら結構良い。瓶差なのだろうか？なんだか飲み飽きない。

・ストラスアイラ　12年
　味も香りも甘口。癖が無く、柔らかい印象を受ける。ウィスキーを飲みなれていない人でも飲めると思う。

・ストラスアイラ12年 1000ml 43%
　味は甘口で、12年の割には濃厚、どこか爽やかな酸味を感じる。香りはまろやか、芳醇な麦に林檎を想わせる甘い香りが混じる。通常のボトルよりも、1000mlボトルの方が濃厚で美味な気がする。

・ストラスアイラ　30年（G＆M社）
　口当たりは非常にまろやかで、味はほんの少し甘口。とても確りとした樽の香りが感じられ、その香りはグラスに注ぐだけで部屋中に広がった。12年物よりも遥かに柔らかい印象を受ける。個人的には相当美味いと思う。

・アイラミスト　12年
　とても飲みやすく、あまり癖が無い。香りは少しスモーキー、味は軽い。友人達とあっと言う間に空けてしまった。

・デュワーズ　ホワイトラベル（少し旧瓶）43%　750ml
　味は甘口、スパイシー、確りとした飲み口。香りは強くも弱くも無いピート、豊かなモルト。低価格帯に在るが、中々の名作ウィスキー。

・デュワーズホワイトラベル 40% 500ml
　味は甘口、若いが濃厚系、アルコール刺激そこそこ。香りは芳醇、甘めの香り、樽は目立たず。安ウィスキーと侮る無かれ、安いが完成度の高いブレンデッドスコッチウィスキー。

・プロヴェナンス・ポートエレン１９８２　１７年
　当たりハズレが大きいと言う評判のポートエレン、香りはアイラ物らしい確りとしたヨード香のスモーキーフレーバー、味は穏やかな甘味とスパイシーな辛味を同時に感じる。後味は普通にスモーキー、たいして深くは無い。之はハズレだったのだろうか？どこかアンバランス。

・プライドオブストラススペイ２５年
　25年以上熟成したスペイサイドモルトを混ぜたウィスキーで、平成18年現在では生産されていないそうです。味はほんのり甘口でとてもまろやかな口当たり、ですが僅かに舌を刺す刺激が感じられます。香りは落ち着いた樽香を感じ、かすかにスモーキーさも感じます。

・マッカラン12年（2009年流通品）
　味は弱弱甘口で薄口、ほんの少しスパイシー。香りは華やか、明るめ、樽香は弱め。

・マッカラン12年グランレゼルバ（2009年流通品）
　味は弱甘口で濃厚タイプ、中々スパイシーでタンニンも確り。香りはかなり華やか、樽香は確り、とてもスパイシー。

・モンスターズチョイス 700ml 40%
　味は甘口、柔らかく濃厚、ほんのり塩味。香りはピートが効いて居てリッチ。ゴードンマクファイルだった気がするが、ラベルには未記載。

・ノックデュー　21年
　味は甘味を含んだ辛口、この辛さはアルコール度数から来るものだけでは無い、とてもスパイシー。香りは、スモーキーでそこそこリッチ、樽香もバッチリ。熟成感は十二分に感じられる。

・ラガヴーリン　16年
　味は甘口で口当たり良く濃厚、ほのかに柑橘系の酸味を感じる。香りはアイラ物らしくスモーキーで、ヨード香が確りとしていて、樽香もそこそこ。パンチ力の有る後味。

・リチャードソン　700ml 40%
　味は辛口、かなり刺激が強くスパイシー、後味には甘味も感じるが、基本的にスパイシー。香りはグレーンの甘い香り、中々豊か。

・ロイヤルサルート21年
　味は弱甘口で、口当たりが柔らかい。苦味や辛味は無い。香りも落ち着いた印象、麦の甘さ、シッカリした樽香、そして控え目なスモーク。派手では無く、堅実な優等生タイプ。

～アメリカン・ウィスキー～

・アウトロー20年
　ラベルに「賞金首の手配書」を印刷したアウトローシリーズの20年もの、ぶっちゃけジャケ買いだったが、当たりだった。味は辛口、アルコールの刺激がガツンと来る。しかし、後味は甘い。香りは少々薬っぽさを含んだ甘い香り。正にアウトロー。

・キャビンスティル700ml 40%
　味は弱甘口でアルコールの刺激が中々。香りはトウモロコシが中、モルトが弱。軽めのバーボンウィスキー。

・ジェントルマンジャック 750ml 40%
　味は甘口、濃厚で円やかだが、アルコールの刺激もガツンと来る。香りは甘く芳醇、メープルシロップを強く感じる。

・ジャックダニエル（oldNo.7、黒ラベル、スタンダード品）
　味は弱甘口、この価格帯にしては円やかでコクが有る。香りはトウモロコシ時々メープル。かなりコストパフォーマンスが高い、安くて美味いテネシーウィスキー。

・ジャックダニエルマスターディスティラーNo.1 1Liter 43% No.AH1317
　味は弱甘口、そしてスパイシー、樽の渋味も感じる。香りは木質系、トウモロコシは弱め、通常品よりも硬派な印象。

・ジャックダニエルシングルバレル R-21 13-1944 4-8-13 47% 750ml
　味は甘口、アルコールの刺激とスパイシーさを超えて、しっかり骨の有る甘味が感じられる。香りは甘く濃厚、樽香しっかり、メープルシロップの香りもしっかり。意外と和菓子に合う。

・フォアローゼススーパープレミアム（通称プラチナ）750ml 43%
　味は甘口、濃厚。アルコールはキツ目だがそれは直ぐに引き、旨味が残る。香りは柔らかく、滑らか、シルキー。強い樽香に若干の麦、勿論トウモロコシも。

・ブッカーズ・バッチナンバー「C01-A-18」7年0ヶ月熟成62,85度
　ブッカーズは、バッチNo毎に味が違い、熟成期間と度数も違うバーボンウィスキー。「C01-A-18」は、度数が高い為舌や喉を焼く口当たり、食後に飲まないと胃も危険だろう。1：1で加水してみると、味は中甘口でまろやかに成った。香りは樽香こそ弱めだが、トウモロコシの香りは確り。

・マッケンドリック・ウエスタンスタイル
　牛革で作られたラベルがとても格好良い。味は甘口で若干スパイシー、香りはとても甘く、トウモロコシの香りとフルーティで華やかな香りが交じり合う、之は他のアメリカンウィスキーとは全く異なる華やかな香りだ。この独特の甘い香りはＭＥＳＱＵＩＴＥ　ＭＥＬＬＯＷＥＤ製法とやらの賜物なのだろう。

・ワイルドターキー8年　ミニボトル（200ml・2007年版）
　言わずと知れた、バーボン・ウィスキーの有名ブランドのワイルドターキー。この8年は味は甘いが、アルコールがガツンと来る口当たり。香りも、トウモロコシの甘い香りが香る。まぁ、バーボンらしいバーボン。

～カナディアン・ウィスキー～

・カナディアンクラブ　20年
　味は甘口、口当たりはまろやかで後味も穏やか、とても飲み易い。香りも甘く、柔らかい樽香。ストレートでもソーダでもかなり良い感じだった。之は『当たり』。

・カナディアンクラブ　15年
　味は甘口、口当たりはまろやかで後味も穏やか、とても飲み易い。しかしながら、20年と比べるとかなり薄い印象を受ける。香りに関しても、香りも甘く、柔らかい点は同じだが、どうも広がりに欠ける。それなりには美味いが、20年には遠く及ばない出来。

・タングルリッジ10年
　味は甘口で口当たりまろやか、飲み易いタイプ。香りも甘く、蜂蜜とナッツの香り。樽の香りは弱めで、深みには欠ける。

・ブラックベルベット 3年
　味は甘口、まろやか、僅かにスパイシー。香りは浅いが、カナディアンウィスキーらしく、どこかメープルシロップを思わせる甘い香り。

～ジャパニーズ・ウィスキー～

・サントリー　白州蒸留所No981516
　味は弱甘口、スパイシーさとコクを持つ。香りは樽の香りが前面に出ているが、若めの印象を受けた。

・本坊酒造株式会社　津貫蒸留所ニューポットヘビリーピーテッド 2017.5 60％ 250ml 50ppm
　味は甘口、60％のアルコールが舌を刺すが、確りとした甘味が感じられる。酸味もあり、どこかフルーティ。香りはピーティ、骨のあるヨード香、それと共に甘い麦の香り、そこに少し花。加水すると円やかになるが、味も香りも壊れることなく、良いバランスを保つ。

・ニッカウィスキー　シングルカスク余市蒸留所限定五年樽番号407636 62%
　味は甘口だが、アルコールのパンチが強烈。じっくり時間をかけて飲むべきだろう。酸味も有り。香りは温和な麦、僅かに柑橘系の気配。

～アイリッシュ・ウィスキー～

・カネマラ・ピーテッド・シングルモルト
　味は甘口、香りは名前の通りピートが効いて、ヨード香が確り。しかし、あまり強烈では無い為、「飲み易い」と考えるべきか「物足りない」と考えるべきか、判断に迷う。

・グリーンスポット（2009年流通品）
味は甘口、まろやかで柔らか。香りは豊潤、柔らかな麦の香り、樽香は控えめ。かなり飲みやすい。
ミドルトン蒸溜所の原酒をMitchell & Sonボトリングしているそうだ。

・ジェイムソン12年
　味は甘口、後味はどこか蜂蜜を思わせる。香りも柔らかく、パンチは無し、飲み易い。