新生85歳のムッシューアラダ

ずいぶんと日記にご無沙汰である。
台湾で大怪我をしてから人生に狂いが生じた。
１年以上にわたる入院で左半身の不自由さはだいぶ改善されたものの
いまだに杖が手放せない。
最初の国立南大阪医療センターでは頚部のMRIで色々診断されたものの
小生の腰部の痛みは杖歩行のリハビリのための運動で痛むのだろうぐらいの判断だった。
大阪大学からの偉い先生なのでその言を信じていたが、大阪脳新外科(さくら会病院）に
移ってからもその診断が継続された。
腹部に大動脈人工血管があるがあるがためにMRIは撮影できないということで見過ごされてきた。
その病院も長期にわたる入院で完治の見込みがないということで退院した。
医師の判断で今後は温泉でのんびりするぐらいが一番よいといわれ温泉地に移動した。
相変わらず杖歩行の日々で、腰痛のため黒木記念病院にかかる。
其処では週一回の腰部への注射。服薬処方を受けた。
しかし痛みがひどくなりネットで調べた岡山済世会病院に連絡をとり診断を受けた。
CTで腰部の圧迫骨折がはじめてわかった。
三好医師に頼み、手術を受けた。とりあえず骨折を治療し腰が曲がることに
なることを避けることにした。
他の病院では１ヶ月以上かかる入院を２週間で退院となった。
現在昨冬からこと煮の寒さのため痛みは続くが、春になれば和らぐと望みをかける毎日である。
現在は毎日痛み止めを飲み、骨を回復させる注射を自分で腹部に打ち、少しの歩行訓練をしている。
足は使わねば衰えが早いので色々考えたが、居住場所の周りだけを歩くのでは気がめいる。
そこで大枚１２万円を支払ってナショナルの電動自転車を購入。
これに杖を差し込むように筒をつけて、出かける。
右足中心にこぐが、左はペダルの上にあり自動的に運動する。
電動で３段変速。しかもそれぞれが３段に分かれているから微調整が利く。
これを利用し病院や少しの買い物で１５分位の所まで行くことが出来る。
少しの坂も無理なこぎ方をしなければ楽にこなせるから嬉しい。
さくらを見に明日晴れたら出かけたい。来週２日まで病院行きはない。
次の日記には目の手術、海外に杖と共に出かけたことなど書きたい。