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カテゴリ:コリン・ファレル映画レビュー
ベトナム戦争出兵を目前に、反戦争を力強く意思表示し人間性を失わなかったひとりの青年と彼に影響を受けた若者たちの心の機微をリアルに描いた人間ドラマ。 1971年、ルイジアナ州ポーク基地。ベトナム戦争が長引き泥沼化していく中、新兵たちはここで訓練をつみ、最後に「タイガーランド」とよばれる地で1週間におよぶ実戦さながらの訓練を経て戦地であるベトナムへと送られる。 そんな中、ここに上官に向かって反戦を公然と口にする新兵ボズ(コリン・ファレル)がいた。 彼は軍規の抜け道を利用して、苦しんでいる仲間たちを除隊へと導いたりもしていた。しかし一方でボズ自身の兵隊としての能力は一流だった。やがてボズは新小隊長に任命されるが、隊員のひとりウィルソンは、そんなボズの考えに反感を抱いていた・・・。 いまさらですが・・・、このブログにコリンの映画レビューを残そうと思いまして(´~`ヾ) 第2弾です 1年ぶりに見ました(T▽T)本当、感動しました (以下ネタばれ注意~) 【戦争のリハーサルごっごかんか・・・ どうして、人間が人間を殺さなきゃならないんだ・・・】 当然のように祖国のために戦う訓練をする兵士たちをまわりにおいて、「人間」であること、「生きる」ことを忘れないボズ・・ そう、そんなボズはすごくカッコイイです。。 女とハメはずしながらも、ちゃんと脱出経路を確保してるとこが、また頭いいです。。 でもね・・・殺意をもった、ウィルソンチームにぼこぼこにされたパクストンが心配で・・・(/_<。) 計画したメキシコへの脱出できるチャンスを、・・・・戻ってきたのですよね。。パクストンのために・・・ そう、それで「ボズ」は変わった・・ 「自分が戦わなければ、誰かが死ぬ」 と志願して兵士になったパクストンだけど、 ・・・自分がそのパクストンの変わりになろうとしたのよね・・ そんな、パクストンとボズの2人のシーンは最高です(T▽T) 夜、罰でやらされた穴掘りシーン・・(小隊長マイターの言うこときかなかったから^^;) たいまつの照る中、2人でひたすら穴掘り。。。 この絵が私はなんだか好きでした。。 あと、飛び降りシーンですかね(笑)タイガーランドに入る前夜、酔って「ここから飛んで、足の骨折ろうぜ」みたいな・・・(笑) ボズとパクストンの友情は、本当最高っす。 生と死の狭間の友情というか。。(T▽T) ボズに助けられた若者もたくさん・・・ 故郷で、病気の妻と子供が4人待つカントウェル。。 彼の話を聞いて、ボズはジャガイモむきながら泣いちゃうのよね(;´▽`A`` 軍記に詳しいボズは、妻が病気なら帰れると・・・ 小隊長になったマイター。。 小隊長になってはりきってたけど、本当は故郷に帰りたかったのよね。。 電気ショックで心もからだもズタズタになって・・・ やっぱり最後はボズに助けてもらうことに・・・ 黒人ジョンソンもいい味だしてます。。 「こんな兵士は今までいなかった・・」と、ボズをのっけから慕ってくれてます。。 タイガーランド。。そこはアメリカのベトナム。。 ベトナムの戦地そのもののこの場所で、「生きること」を忘れないボズと、仲間との友情。。 ベタな付き合いはしないけれど、「その人」を知ってしまうと、助けてしまう優しいボズ。。 ハニかみ笑いがとてもかわいいです。。 そんなこの映画は、パクストンの語る「ボズの伝記」タッチになっています ボズは嫌がるかもしれないけれど・・・ってヾ(≧▽≦)ノ ヒーローらしからぬヒーロー、がコリンは本当によく似合います。。 私の中で、コリン作品ではタイガーランドが最高です 監督:ジョエル・シューマカー ボズ:コリンファレル パクストン:マシュー・デイビス ウィルソン:シア・ウィグハム マイター:クリフトン・コリンズ・Jr ジョンソン:ラッセル・リチャードン カントウェル:トーマス・グイリー タイガーランド日本公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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