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カテゴリ: 他 物語
野村聡。31歳。 Y県職員一種試験に合格。入庁9年目。 Y県県庁産業局産業振興課主任。 Y県初の民間人事交流研修対象者6名の一人に選ばれた期待のホープだ。 一年間の研修を無事にこなして戻れば、 念願の係長への階段を同期に先んじて確実に登ることができる。 ところが、鼻高々で望んだ辞令交付式で命じられた赴任先は…スーパー? しかも…H町の? えらくマイナーな感じがした。 だがそのイヤな予感は現実のものとなる。 もらった予算は使いきるもの! 人を“使役”してこその“役人”だ! ----大勘違い野郎の「県庁さん」がド田舎のスーパーで浮きまくり。 生まれて初めてバカと呼ばれた県庁さん、はたしてこのまま「民間」でやっていけるのか? 映画は興味がなかったのですが、 ふと見ると親の本棚にあったので今更ながら読んでみました。 県庁さん と 古株のパートのおばちゃん の視点が交差して進んでいくストーリーで、 テンポのよい流れにどんどん読めちゃいました。 スーパーの事情(?)も色々書かれているので、 話半分に、でも知ってるスーパー(ちょっと寂れてる;)に当てはめて想像してしまったり、 とあれこれ楽しんじゃいますと身近に感じてさらに面白かったです。 むぅ。映画も見たくなってしまった・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月08日 10時03分00秒
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