2007/07/07(土)23:02
ティアラ展とシビル・ハイネン
先日到着したチケットで早速行ってきました。
梅雨時期ながら幸いにも過ごしやすいお天気だったので、
るんるん自転車漕いでいざティアラ展へ。
ううーん!
入って早々人の多さにびっくりです。
さすが土曜日、そして終了間近ですものね。
いつもは見ないほどの、お姉さま&おば様方が
ぎっしりびっしり展示ケースの前に張り付いておられました。
で、やっぱり見れば見るほどうっとりなものなので、なかなか列が進まない(笑)
展示スペースがゆったりととってあり、
展示数も多いので後半はそれでもゆったりと見れましたが、
最初の部屋はすごかったです^^;
いや~~
どれも本当に綺麗でした!
古代ギリシアではティアラは神性を表すものだった。
それが18世紀の上流階級でジュエリーとして復活し、
ナポレオンはそれを権力の象徴として利用。
宮廷の公式の場で女性たちが着用するようになった。
高貴の象徴だったジュエリーは、
19世紀から20世紀前半のヨーロッパの激動する社会を背景にしながらも、
社交界の必需品として華麗な発展を遂げたのである。
(公式サイトの学芸員:宮澤政男さんのコメントより)
というだけあって、どれも これでもか!これでもか!! というほど豪華!!
ダイアモンドをふんだんに使って、(しかもかなり大きいものも多数!)
その他の宝石もガンガン使ってあるものばかり!まさしく家柄の象徴です。
初めのうちはダイアや大きなアメシストにいちいち反応していましたが、
不思議や不思議、途中からはなんだかダイアモンドを前にしているという実感が・・・?
そうなんです。どうやら周りでも結構声が聞こえたのですが、
あまりにも当然のように豪華な宝石尽くしのティアラたちに囲まれているため、
感覚が鈍ってしまうようで^^;
アール・ヌーヴォーの時代の、
ドラゴンフライ・ティアラというティアラが印象的でした。
名前の通りこれ、沢山のトンボがモチーフなんです。
当時は日本が流行になっていて、それにちなんで作られたそうで。
似合うようにつけるのが難しそうだなぁとも思うのですが、
単体で見るには面白いです^^
ああ、行けて満足~
目の保養できました♪
で、その後は近代美術館にシビル・ハイネン:テキスタイル・アートの彼方へを見てきました。
不思議な空間で、面白い感触の真っ白のじゅうたんの上を靴を脱いで歩き、
作品を鑑賞するようになっていました。(サイトに場内画像有り)
↑いや、まあ空間そのものが作品と言う話は置いといて、ね。
正直、まあ何と言いますか
「こういうことが目的でこうこうこういうことでこうなってこの作品なんだね」
とか納得は出来なかったのですが、ていうか難しかったのですが、
とりあえず珍しいもの見れたぜーってことで未熟ながらも糧にしたいです。
ちなみに会場は近代美術館の1階で、
2階は舞台芸術の世界~ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン~
を開催中です。ちなみにコチラは先月、
市立美術館の京都市美術館コレクション展第1期
描かれたことば展と京展とセットで彼氏さんと見に行ってます^^