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カテゴリ: 恋愛
全2巻
高二の春。飛鳥は、祭りで和太鼓を演舞する雅生に恋してしまう。 しかし雅生は耳が聞こえず、音の無い世界で心を閉ざしていた――。 そして、二人の切ない恋の奇跡は静かに始まる。心ふるえる真夏のピュアラブストーリー。 女子高生・飛鳥と耳の聞こえない大学生・雅生。 困難を乗り越え、2人は恋人同士に。飛鳥は、雅生と同じ大学に通うため受験勉強に励む。が、受験直前、耳の聞こえない雅生を庇って腕を骨折してしまう! さらに待ち受ける恋の試練!? ピュアラブストーリー、感動のフィナーレ!! 立ち読みして、これは!!と即購入しました。 いやあ・・・久しぶりにいいものに出会えたという気持ちです。 初単行本とは思えないクオリティの高さです。 特に、1話の構想・執筆時にはふじつかさんは大学生ということで、 ますますすごいなぁーーとただただ脱帽でございます。 口元も手話の手元も見え辛い夜道は携帯電話に文字を打って見せる等、なるほど~と思いました。 軽々しく扱えないテーマに真正面から取り組まれ、とても丁寧に描かれています。 主人公達を支える周りのキャラクター達も素敵です。 やや無神経なことを無自覚で言う「副部長」や、 ノートテイカーをしている雅生の友人たちや、 雅生のホームステイ先の少女や飛鳥の幼なじみなど、 「聴こえる人」「聴こえない人」の2パターンだけではない「いろいろ」な人間を見せてくれます。 そしてなにより、雅生さんが非常に好みでした! 少女マンガの王子様☆というようにキラキラで無敵・・・ということはないのですが、 むしろそういう「なんでもできるカッコいい男」キャラにうんざり気味の私にはくはーっ!! 詳しく語ると終わらないので割愛しますが、 不意に見せる表情が可愛くて格好良くて、非常に好みです!(2回目) 彼の太鼓の響きに揺さぶられたい、と本気で思います。飛鳥羨ましいなぁ! で、この作品をここまで気に入ったのは雅生さんだけでなく、 やっぱり飛鳥ちゃんのことも大きいのです。 なんというか、とっても可愛いのです。嫌味なところがないのですよ。 いや、「いいこちゃん過ぎて逆に嫌味」ということもありますが、そういうのも無しで。 行動に台詞にとすごく好感なんです。こんな子と友達だったら楽しかったろうなぁ~と思うくらいに。 (そう言えば、飛鳥にすっごく仲のよい女友達っているのかなぁ。。? いっつも雅生か、雅生の弟か、雅生の友達(先輩)としか描かれていないけど。) ◆突然ですが 主人公(女)が可愛いなぁと思うマンガ◆ マツモトトモ「美女が野獣」 これいいよ~!ということで、 さっそく友人に布教中です(*´∇`*) 続いてのコミックスのこちらも気になります~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月14日 16時26分13秒
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