本棚前で待ち合わせ

2010/10/09(土)20:36

玉置勉強「彼女のひとりぐらし(1) 」

  日常・実録・ほのぼの(9)

彼女のひとりぐらし(1)価格:840円(税込、送料別) おためしはコチラ 内容について詳しくは コチラ(ひょうたん書店楽天市場店さんとこの販売ページ) だめだめな26歳独り身の残念な一人暮らしを残念に描いた1冊。 彼女の行動全てに共感は出来なくても、いかにもありそうな残念さが身に沁みます。 気がついたら独り言ばっかになってる彼女がけれど、可愛くってしかたがない。 一歩間違えると同属嫌悪で反発してしまいそうなのですが、今のところいい感じです。 入浴中に尿意をもよおしたものの、出てトイレに行くのは寒いし… とつい浴室内で…というエピソードがネットの感想でよく語られていますが、その後もいいのですよぅ。 シャワーで流したところ流しすぎて逆流してきて結局激しくいやんな事態に陥るという、 最後の最後まで残念な彼女。 よく行くコンビニの店員くんにきゅんとして、 もしかしてこんなアプローチをされたらどうしよう(はぁと)と妄想を繰り広げにやにやするものの、 実際には普通程度にも好かれていないという現実。 で、これを表現するのに、出した手の結構上から無愛想にちゃりーんと小銭を落とされる、 という描写がされているのがもう胸を痛くさせます。受けました。 一人暮らしで男連れ込み放題~♪と当初は浮かれたのに、 見渡せば連れ込む相手もいないし、連れ込める状態でもなかったり。 そんな寂しくぐうたらな一人暮らしですが、でも やっぱり一人暮らしはいいなぁ!と終わっているのが素敵。        

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