本棚前で待ち合わせ

2011/02/21(月)20:27

映画 ジーン・ワルツ

本棚 映画(34)

 ■ 医療の最高峰、帝華大学病院の医師・曾根崎理恵にはある疑いが向けられていた。 院長代理を務める廃院寸前の小さな産婦人科医院・マリアクリニックで、 禁断の“治療”をしているというのだ。 そこに通うのはそれぞれ事情を抱えた4人の女性たち。 その謎を嗅ぎつけたのは、同じく帝華大学病院に勤め、 教授の地位が約束されたエリート医師・清川吾郎。 「私も一緒に闘っているんです、あの4人の妊婦さんたちと・・・」と主張する理恵は一体、 何を計画しているのか。彼女がマリアクリニックに隠した秘密とは。 清川は理恵の周辺を探り始める。 見てきましたー 満足感はあったけれど、しんどかったなぁ。これこそ映画館で見る映画だと思いました。 テレビ放映やレンタルだったら、ながら見してなあなあになるか、寝るかになると思う。。 予告や上の解説とはかなりイメージが違ってて、結構あれれ??でした。 医療ミステリーの前評判より、妊娠という奇跡について、子どもを産むという喜び、 子どもが欲しいという切実な望み、誕生の神聖さと喜び…など、感動方面の演出が多かったし。 前半は色々な問題も取り上げられて、伏線山盛りか!?と期待でしたが、 後半は普通に出産ドタバタ&感動ドラマでした。面白かったけどね。 笑いたいところは多々あったのですが、シアター内の雰囲気はしーん。 深刻なはずなのに笑えるシーン、普通に笑い狙ってるとしか思えない演出、 などなど笑いたいのに笑えない状況が多々! 最後の妊婦さん三重奏のあたりは完全ギャグだったと思うんだけれど・・・ 他にも真面目なはずのシーンなんだけれどどうにも笑えるところが多くて、 もういっそ最初からコメディで撮って宣伝すればいいのにwとか思っちゃった。 黄色くて長い胎児のオープニングシーンと、エンディングは苦笑いでしたけど。 なんであのオープニングにしたんだろう…。。 まとめるとこんな映画でした。 田辺誠一がひたすらかわいそうで可愛かった。 大杉漣の泣き虫旦那さんにキュン。 西村雅彦が思っていたほど憎まれ役じゃなかった。 理恵ちゃんがとても怖い女性だった。 赤ちゃんっていいな。 だってねぇ。 「わたし決めました」 であれがああなって…って考えると、とっても怖い女性じゃないですか。 菅野美穂さんが可愛いからおっけーですけど。        

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