2017/06/06(火)14:09
第9回 JBCF 3day’s Road 熊野(2日目)
第9回 JBCF 3day’s Road 熊野
2日目:熊野市大会
コース 熊野山岳コース
千枚田 48.3Km
<千枚田:いい景色です、・・1,2、3、~千は無いなと・・・>
新宮市大会を終えて、その足で熊野山岳コースを車で下見、千枚田のきついがその前のトンネル区間も結構長い登りがある、千枚田の下りも結構テクニカル。
結果:個人5位
チーム総合1位
<データ>
最大ケイデンス:136.0 [rpm]
平均ケイデンス:101.5 [rpm]
最大スピード:69.3 [km/h]
平均スピード:40.6 [km/h]
最大ペダリング・パワー:1022.8 [W]
平均ペダリング・パワー:235.0 [W]
<以下 Jr.のレポート>
熊野2日目
前日は後手に回ってポコポコにされてしまったため、チームで作戦をねりねりして。登りが長く厳しいステージを得意としてるチームメンバーが多いので、このステージは逆転を目指して。
千枚田を意識しすぎて序盤のアップダウンで強力メンバーがまとまって行くことを予想していたので、パレードで最前列まで上がる。
定刻スタート。
予想通り有力どころがまとまってドンパチ。弱ペダ、IRCが積極的。特に、ベテランレース巧者のイナーメ56さん、湾岸サイカ選手、そして総合首位のバルバ寺崎選手の動きは注意。
今日は僕も積極的に参加する。チームメイトと協力して絶対後手に回らないように。
それでも、本命の作戦はやはり千枚田なのであくまでチェックに努める。
56さんはレースを動かそうと何度もアタックを繰り返し、その背中は何かを伝えようとしてるような。若い選手相手に全力でぶつかっていく姿は、心からカッコよかったです。
このアタック合戦で序盤はかなりキツかったけれど、千枚田の前に一度上げられたので足はよく回る。
決定的な逃げは生まれないまま折り返して千枚田へ。
増田くんが呼びかけてチームメイトを全員引き連れて、幅員が狭くなる前に前に上がる。
何チームかトレインを組んでいる。しかし、序盤は斜度が緩いので前に出ないとチームで決めており、10番手ぐらいでまとまって走る。ドラフティングが効く斜度なのでキツさはない。
右に曲がって斜度がきつくなるところから勝負。藤田先生が先頭に立って引き出す。
これがきついのなんの。ドンドン集団の人数が減っていき10名ちょいの集団になる。きつい、、、、。
ここでバルバ寺崎選手がアタック。藤田さんを含む4人ぐらいが先行。
つけなかった残りの集団はまとまってペースで登る。それでもきつい、、、。何度も離れては追いついてを繰り返す。自分が3人目になることは分かっていて、他に3人残っているチームはいなかったので、なんとしてもという気持ちで登る。(チーム総合はチーム内上位3人の合計タイム)
抜け出した4人?も崩壊していてバラバラに。その4人と差が広がらないように追走。
千枚田まで来てくれた監督やチームメイトの方の応援が背中を押してくれる。おかげで諦めることなくKOMを通過。
先頭4名?が通過後25秒差?ぐらいで追走5名。後ろを振り返ると選手は見えない。この9人の勝負だと思い下りへ。
苦手とするテクニカルな下り。でも今日はここに残れているという、アドレナリン要素からか集中していた。何事もなく下りきろうというところで、後ろからラチェット音。
、、、マジスカ、群馬のデジャブか。
下りというかバイクコントロール能力がズバ抜けて高い、チームメイトの岡さんが下りを爆走して合流。その後数名が合流して追走は9人。先頭は4人
最初はチグハグだったが、サイカ選手が呼びかけて追走開始。まだ前はチラチラ見えるくらい25秒差。
最初は、前4人のスプリントのことを考えて追走をする。しかし、岡さんを中心に、個人総合やチーム総合などいろんなことを考えて追走をやめることに。
岡さんに 回らず休んで と言われたため、後ろでツキイチ。岡さん増田くんはローテーションに入るも、足を休めるように回してる。
最後尾でモトバイクにタイム差を聞いたりして、他の選手には申し訳なかったが、足を休めることに集中する。
もし追いついた時、追いつかなかった時、アタックがかかった時など色々考える。
スペードが3人とも回らなくなると、やはり集団内はいろんな考えを持つ選手が出てきて、ギクシャクしてくるが、サイカ選手が上手くまとめて追走しようと呼びかけていたため、徐々にタイム差は詰まって行く。
(本当にサイカ選手の統率力は素晴らしい、集団内での信頼もありレース作りが上手い)
金山交差点前の登りで前の集団が見える。ここでサイカ選手がブリッジをかける。しっかりチェックして牽制。
残り2キロでボンシャンスの選手がアタック。明らかに吸収されそうなアタックをだったので集団は静観。
ここでもう一名のボンシャンスの選手がアタック。ここはすかさずチェック。
そして最終コーナーを曲がり、500m8%ぐらいの登りスプリント。ここで頭取れなきゃ足休ませてもらった意味ないと思い、死ぬ気で獲ります!と岡さんに宣言する。笑
サイカ選手だけを見て番手を取り。残り200ぐらいからスプリント。坂ダッシュ練を思い出し、叫んで振り絞る。
なんとか先着。4人逃げ切りのため5位。
第2ステージを終えてチーム総合はなんと1位。
2位とのタイム差は、、、5秒。つまり2位のチームが3人で集団と2秒差つけてゴールしたら逆転されるということ。
チームの苦手とするジェットコースターコース。
死闘です。ガンバリマス。
2日目終了時点
チーム総合1位
個人総合4位
<千枚田の登り>
<湾岸サイカ選手との5位争い、斜度は8%以上>