カピバラを食べるの?!
妻に聞くまで知らなかったのだが、日本では、カピバラさん、というのが、流行っているそうだ。(カピバラさんサイトはこちら)これは、南米に生息する動物をモチーフにしている。「カピバラ」アルゼンチンのほうでは、カピバラと呼ばれるようだが、コロンビアでは、「チグイロ」と呼ばれている。しかも、コロンビアでは、チグイロは食用として、飼育されているのだ。ジャノ地方と呼ばれるコロンビアの東に広がる大平原。そこでは、牧畜が盛んで、牛やチグイロの焼き肉が代表料理であり、その下味のつけ方や、バーベキューの豪快な焼き方も独特で、ジャノ焼肉といえば、定評がある。先日、妻に、「チグイロっていう日本では食べれない肉を食べに行こう!」と言ったら、妻「チグイロってどんな動物?」俺「見たことないから知らないけど、味はいいよ(笑)」妻「じゃ、調べてみる」と、調べるのが好きな彼女は、早速インターネットで調べた。すると、妻「チグイロってカピバラさんのことじゃない?」俺「何それ?」妻「日本でいま流行ってるんだよー!! それを食べるなんて・・・」とは言いながら、結局食べに行くことになった。料理を前にして、彼女は、「・・・。」でも、食べてみたら、おいしいと言ってくれた。味は豚に似ている。とくに焼肉になっているのを食べると、「チャーシュー」のような味がする。余った肉を家に持って帰り、後日、妻がチャーハンにしてくれた。味は、焼き豚チャーハンそのものだった。最近は、ボゴタ市内では、チグイロは禁止となったようで、食べられなくなってきたが、それでも、まだまだ、コロンビアでは、貴重な食料であることは事実だ。