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いつもと変わらぬ姿で毎日を送っているが、眼に見えない心は苦しんでいる。
人目をはばからず、笑うことはもう何年もしていないだろう。 その代わりに留めどなく出る涙がある。運転中、家事の合間など、仕事がなかったら多分もっと苦しくて大変だったであろう。 本当に苦しかったりしんどいと感じると、心臓の辺が痛みます。 離れてみてわかった故郷の風景、人脈、暮らし。 私にとって、今いるこの場所は修業の場であり、いつか帰ろうと思いながら日々を送っています。故郷は遠くにありて思うものなのかもしれませんが、私はまだまだその境地に立っていません。この地になじもうと努力してみたものの、言葉の壁、習慣の違いにはなじめなかったのです。 父は生まれ育った土地の言葉を忘れるな、と電話の向こうで言った。その父も病気で話ができる状態ではない。あんなに確執があった父なのに、私の転職やその他の行動にあの子はすごいなあと漏らしたそうだ。もっと早くに、その言葉が聞けていれば、故郷を離れはしなかったであろう。とふと思った。 40年近く生きてみて、父からはじめて認められたような言葉をもらったのに素直に喜べずにいる。昔のように言い返して怒られてみたいと思ったりする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.01 08:05:32
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