【プレイ日記】テンデイズゲーム会
「ダンジョン・ペッツ」をやりましょうと誘われ、ホイ(ry●ダンジョンペッツとても詳しい解説はこちら↓risaのボードゲームレポート:ダンジョン ペッツ Dungeon Petz - Part 1 - もうここだけ見ておけばルール読む必要ないくらいに詳しいですw ゴテゴテゲー信者にとっては神様と言ってもいい、チェコのVlaada Chvatil作。最近「ダンジョン・ロード」をやったばかりだったので、近いうちにこちらもやりたいと思っていた。3人でプレイ。 プレイヤーはペットショップを経営するインプ一族。インプ駒をアクションマスに置いて、ペットショップ経営に必要なさまざまなものを揃えていく。このときブラインドで、手持ちのインプ駒(+お金)をいくつかのグループに分ける。アクション選択は大グループから先に行うので、たとえば初期に持っているインプ駒6個を全部1グループにすれば、まず間違いなく最初にアクションを選べる。ただしアクション数はグループ数によって決まるので、その1回しかアクションできない。アクションはスペース数によって回数制限されるので、どのアクションが競合しそうなのか、インプ何匹のグループを作ればそのアクションを実行できるのか、そして自分はこのラウンドに何アクション実行すべきなのか……1ラウンド目から即お悩みモードであるw さすがに全員初プレイなので、悩んではみたものの様子見的なグループ分けが多く、全員が1グループにせいぜいインプ2匹と小分けにしてきた。手番順の綾で1ラウンド目はペットが取れないかと思ったが(ルール上、毎ラウンド最低1人はペットが買えない)、他プレイヤーが檻を優先したので、私は既存のしょぼい檻に空飛ぶ魔法生物「バーディー」を収容。さらにアイテム「水晶玉」と「本」を確保。この2つはかなり役に立った。 このゲームで他プレイヤーとからむのは、おおむねこのアクション選択部分だけ。あとは事務処理と品評会での順位決め。そして完全ソロプレイ部分ではあるがこのゲームの肝、パズルチックな欲求フェイズだ。 プレイヤーは最初に、4色の欲求カードを1枚ずつ持っている。そのあとペットが持つカラーバー1本につき対応する色のカードを1枚引く。カラーバーはペットの成長度を示しているので、大きくなったペットほどいろんなものを求めてくることになる。全ペット分のカードを引いたら、今度は各ペットが持つカラーバー1本につき対応する色のカードを1枚割り当てる。つまり、ただカードを引いて割り当てるのではなく、最初の4枚の分だけ選択肢が広がってるということだ。 各カードには「腹が減った」とか「遊びたい」とか「うんこしたい」とかいった6種類の欲求のうち1つが示されている。カードの色ごとに空腹になりやすいとか、遊び好きとかのおおざっぱな傾向があるので、それを満たすべく、事前のアクションフェイズ中に食料や遊具付きの檻なんかを用意するわけだ。しかしあくまでも“おおざっぱ”な傾向なので、たまに腹を空かせているはずのペットが飯も食わずに怒り出して暴れたり、遊び好きなはずのペットが遊具や飼育員インプに目もくれずに魔力を放出したりする。相手も生き物だからね、なかなか思い通りには行かないのだw そういった突発的な欲求にも対処できればいいが、できないといろいろ不具合が起こり、最悪ペットが苦しんで死んだり、暴れて檻を破って逃げ出したり、突然変異してアナザーディメンジョンに行ってしまったりする……ゲーム上の処理は同じだけどw 前述のように、からむのはアクション選択部分だけだが、そこで充分にインタラクションは楽しめる。そのあとは頭の別の部分を使って、欲求カードを各ペットにああでもない、こうでもないとわりあてる。これがまた苦しくて楽しいw ペットが大過なく育ち、品評会で好成績をおさめたり、顧客を大満足させて売れたりするとほんとに嬉しいw この日は購入したペットを1匹も無駄に失うことなく、5人中3人の顧客にペットを売ることができた私が結構な差をつけて勝利。とはいえ、3人プレイ時の特別ルールの運用を途中で間違え、これが私に有利に作用してたので、まあ参考記録といったところ。 前作「ダンジョン・ロード」とは世界観を同じくしているだけでまったく違うゲームだが、甲乙つけがたいくらいに面白い。前作がテーマで気に入った人はマストバイ。教訓:「ペットを高値で売ろうと思うな。売れるときに売れ」「欲求カード操作系は強い」これからペットショップを経営するインプ諸君は参考にして欲しいw 購入したペットをつれてご満悦の顧客たち 私のペットショップの最終形態●アルカトラズ和訳ルールはこちら。 1人を囮に残し、他の全員で監獄からの脱出をはかるゲーム。もうこの時点でプレイヤーを選びすぎw アクションポイント制で、基本2AP(3人プレイ時には3AP)しかないのでさくさく進む。最初のうちはまだ任務が達成できないので、生け贄になってもかまわない。というかなった方がAPが増えてお得w しかし達成条件が揃うと、誰を生け贄にするかの討論が熱くなるw 何度か生け贄に選ばれたものの、任務達成タイミングでは他プレイヤーに押しつけることができて順調に要素を3つ獲得。しかしその大半が(最終的には全部が)シミズさんとかぶったのが痛かった。唯一の要素Fを持つタナカマさんは外せない。あとは要素Dを達成すれば脱出、というところで私を除く2人が達成に必要なアイテムを揃えてしまった……これでタナカマさんを生け贄にして、私がランダムに獲得する要素でDを取れれば共に脱出の目もあったが、手番順の綾で私が生け贄にw こうなると脱出の目はまったくないので、残り数ターンを生け贄カードで時間稼ぎし、全員敗北(警備員マーカーが全て置かれたら全員敗北なのだ)を目指す。しかし一歩及ばず、刑務所で独りハンカチを振ることとなったw 誰か1人が不可欠な要素を持っている状態は放置しちゃ駄目だね。そのプレイヤーは全員敗北以外は間違いなく脱出できるから、悠々とプレイできちゃう。そしてたぶん緊張感がなくてつまんないと思うw 2枚目の要素Fが出た時点で、その達成を全力で目指すべきだった。 今回私が担当したキャラ(別に個別の能力はないけど)。元売れっ子ホストだったが、ツケを払わずとんずらしようとした客をついつい殴り殺してしまい、監獄島生き。右手で自然にプレートを持ち、左手は遊ばせるのがポイントだぜ。次は取り残されないもんね!●ムンドゥスノーヴス 詳細は後日、ゲーム紹介にて。 大航海時代の富豪となって、船団を組織して商品を確保し、お金を稼ぐか、世界のあらゆる富を集めることを目指すゲーム。 この日は他の2人が金を稼いでしのぎを削る中、資源カード全10種そろえでサドンデス勝利。2人ともびっくりしてたが、私が一番びっくりしたw