月末ゲーム会
定例会を4人で。選択肢が広がるのはいいが、やはり人数が減ると寂しい。再三言っているが、もっと5 or 6人用ゲームを増やさないと。あとさすがに重量級にかたよりすぎて、会場の利用時間内でうまくゲームを組み合わせてプレイするのが難しくなってきた。もう少しプレイ時間にも幅のあるラインナップにしたいな。厳選した良ゲーばかり集めてるとはいえ、「今日は何となくこれをプレイする気分じゃない」とか「プレイ予定のゲームを並べてみたら似たようなシステムばかりになった」といったことも起こりがちになってきたから、もう少しボーダーラインを下げて数を増やしてもいいかも……。 !! いかんいかん、こうして人は「自分のキャパシティを越えてボードゲームを抱え込む人」になってしまうんだな。戒めなければw●シティ・タイクーン 詳しくはこちら↓ひだりの灰色:シティタイクーン/CityTycoonYouTube【BGA】 #89 シティタイクーン(City Tycoon) 前回のプレイ記録はこちら。 前回は時間の都合で2ラウンドしかプレイできなかったため、フルプレイをしてみたいとずっと思っていたのだが、それがようやく実現した。ほぼ1年ぶりの念願成就w ドラフト+タイル配置+ピックアンドデリバリー。使用されているどのメカニズムも、他プレイヤーを絞るのが容易だ。だったらうちのメンバーで絞りあいにならないわけがなかったw ドラフト終了後、安くて配置しやすい緑の居住区画タイルを2枚と、その居住区画の効果を高める連携アイコンを持つ公園を手に入れ、一人ほくそ笑む私。4人プレイだったので、1枚目の配置は無難に中央区画の四辺に分かれる。私は居住区画の1枚を配置。そして2枚目。「公園の能力を他プレイヤーに使われないように、まず居住区画タイルを2枚置いてから公園を置こう」と考え、1枚目のタイルに斜めに隣接するように(他プレイヤーが草原タイルを置いたのでこれが可能だった)2枚目の居住区画を置いた瞬間、他の全員がハモった。┌、 r┐ r┐ヾ> (_ / ミ !. | ヾ> || lニ コ 〈/`ヽ _ ミ |. ! ノ| | レ! _| |. ,イ,.- 、 |  ̄_ ̄丁 '' ー┬‐- -ミ ヽ二/ .ヽ/(___メ> /,|.l l ! ( ) ! (´ ) ! r‐ ry'〉 ,、 /イ,! `ー' _L =- --┴-ニ二ト、_'ー' lニ', r三) (( |'J」-''_二 =-- ‐一 ー‐t‐-ト、 二__ |_| )) レ'/´ィ 、_________ ヾミ| l _r┐ __ (( V ,、 F≡三r一tァー, | l:.:. .::└l. レ',.-、ヽ )) |ノ^>、 '^ミ二´ | l:.:.:.:: ノ r' __,! | (( V/イソ .::ヽ、二_└'!_| (_t_メ.> )) | / ,' _ .:.:.:.::i|,)ノ r-、 (( |.〈、 、 _〉 `丶、 ;:ィil| ノ ,、二.._ )) | 笊yfミミミミヾ、 '!l|il|li!fj' ーァ /. (( ヽ |i''r ''_二二ニミ;ヽ、 ,|l||il|l|,「゚| ん、二フ )) |,l| V´ :::::::::;;/ トi|l|i|i|l|!Ll ,.-─-.、 (( |i! ゞ=-‐''" ,i||i|l|l|l|!|i{ / /l .i^ヽヽ ` |il! ーォii|「、 ,,.,.ィi||l|i|l|l|i|l|シ'. | .レ' / l.| ヽ二ニ,ヽ ,/i|l||livil|||l|i|l|l|lil|l|i|l|i|i|i|l|l|l|{'. ヽ/ ノノ <ノ {l|!|l|i|l|i|l|i|||i|i|l|i|i|i|i|l|l|!|l|l!r' r┐,.─-、 / 7 ヾ!||i|i||i|i|l||l||i|i|l|l|l|l||l|l!イ ||し'^) ,! ┌‐' 'ー┐ト、 ``,ヘi|l|i|l|i|l|l|i|r''`''"´ i , |_| l´r' 7 /_7 / 」__〉 (_~`^~"゙'ヾ ノ / , [_] [_] 〈_/ヽ_/ .ト─' ノ / /i そして下家プレイヤーは、私が次の手番で公園を置く気満々だったキーポイントに問答無用でタイルを置いたのだった……まあそりゃそうかw この結果、私の2枚目以降のタイルは完全に中央から切り離され、何をするにも他プレイヤーに2金以上払わなければならない羽目に。さすがにそれじゃ勝負にならないので、自前の浄水場を建設して頑張ったが、その後もあまり知恵を使わずにタイルをピックしたため、終始資金不足に。3ラウンド目にはいいタイルを置けたので、4ラウンド目には資金に困ることはなかったが、このゲーム4ラウンドでゲーム終了だからねw いつも通りいいとこなしで終了。3ラウンド目から得点獲得に動き出したハマチが大差で逃げ切るかと思われたが、発電所を1人で3つ建設し、電力を利用できるタイルをドラフトで重点的にピックした友Kが4ラウンド目にまくって勝利した。やはり資源を段階的に交換して勝利点を得るゲームでは、おおもとの資源(この場合はお金)を充分に得られるようにしないと駄目だねー。 インスト込みで3時間近くかかったが、やはり面白い。時間さえ気にしないなら「七不思議」よりずっと好き。システム上、そこまで全プレイヤーの建物が入り乱れることはないし、自分の建物には終始注目しているため、視認性の悪さは心配していたほどではなかった。ただ、やはり「使用した電力/水/商品駒をタイル上に置いて、そのタイルが使用済みであることを示す」システムはあまりスマートではないね。ここは全プレイヤー共有の使用済みマーカーを用意した方がスムーズに進行できるだろう。 あとはやはりテーマ性か。未来都市というテーマ自体は悪くないが、なにせどの建物がどんなものなのかさっぱり分からないので、ちょっと感情移入しにくい。言語依存性を0にしたかったんだろうけど、やはり建物名くらいは入れて欲しかったかな。個人的には中世ヨーロッパやファンタジー世界が舞台のゲームが好きなので、そういった世界観にして発電所/浄水場を伐木場(燃料の薪を供給)/水車小屋とかにして、各建物に「宿屋」「城」「魔術師ギルド」とかつけてくれたら即買い直すんだけどなw あ、タイルに貼る差しかえ用シールでもいい。そっちなら3千円までなら出すね。●ホームステッダーズ 詳しくはこちら↓とりあえずゲームで!:ホームステッダーズ “homestead”の発音記号は“hóumstèd”。だから“homesteaders”は“ホームステッダーズ”と表記するのが正しいに違いない。発音ファッショの皆様(最近見かけないけど)は、これ以外の表記を見かけたら全力で訂正してあげましょうw ゲーム性の高さ、そして初版のコンポーネントの伝説的出来の悪さで有名なゲーム。これもようやくプレイすることができた。 労働者を配置して収入を得て、労働者に賃金を支払って、競りで建物の建設権やボーナス(またはその両方)を得て、建物を建てる。これを10ラウンド繰り返し、最後にもう一回収入と支出を行ってゲーム終了。最終得点計算を行って、最多得点プレイヤーの勝ち。 「タイルの効果を把握しないといけないゲームを2個続けてプレイするのは、さすがに負担が重いかな」と心配してたが、杞憂に終わった。重いと思っていた「ホームステッダーズ」の方が、むしろ「シティ・タイクーン」よりずいぶん軽かったかな。 1ラウンド目、安かったので「労働者駒1個+鉄道発展トラック1スペース前進」を競り落とし、線路チットを獲得。これで収入が1銀増えると喜んだものの、よく考えたら労働者駒も増えてるので支出も増え、とんとんだったw 狙ってた1枚目の「金鉱」を取られ、2枚目は首尾よく建設できたものの、ここで数ラウンド出遅れ。収入を改善するために町タイルの「倉庫」を取ろうとして建設権を競り落としたが、競り3タイルだったため、競り1タイルと競り2タイルを取ったプレイヤーに連続して取られて轟沈w 結局収入を充分に上げることができず、そのため労働者駒も増やせず。ゲーム終了時点で労働者駒3個、収入銀貨4枚というカツカツ経営だったw やはり資源を段階的に交換して勝利点を得るゲームでは、おおもとの資源(この場合はお金)を充分に得られるようにしないと駄目だねー……って「シティ・タイクーン」で得た教訓がまったく生かせてねえw こうなると普通に資源をぐるぐる回してたのでは差がつくばかりなので、早めに高得点の建物を建てる戦術にシフト。「雑貨店」で何とかお金と資源をやりくりし、10点の建物タイルを2枚立てることに成功。最終ラウンドには4回交易して「駅」と「市役所」を建設できたので、このゲームのシステム的なところは充分に堪能できたw 9ラウンド目終了時の私の入植地。このあと10ラウンド目に「駅」と「市役所」を建設した。 最終得点計算後の結果は、トップのハマチが58点。以下友M1が57点、私が52点、友Kが50点となかなかの接戦となった。システム的に毎回接戦になるのかどうかはちょっと分からない。たいていのゲームでは「得点だけが入るタイル」なんてのは罠なことが多いんだけど、このゲームでは意外に役立つみたいで、そこが好印象。銀貨が一定量必要なのは揺るがないが、その先は多岐に渡った戦術が選べそう。こりゃ評判に違わない良ゲーだね。●ラブレター 写真取り忘れ。 もう1個同人ゲーを用意してたけど、時間の都合でプレイできそうになかったので「ラブレター」を3点先取で。 やはり手軽で面白い。もう海外パブリッシャーからの発売が決まってるようだが、それも頷ける出来。運、知恵、プレイ時間の3要素がぴったり組み合わさった傑作だと思う。特に王女勝利、大臣勝利をキメたときの嬉しさは異常w 唯一注意したいのは、「これは短時間ゲームであるけれども、インストには充分に時間を割くべきだ」ということ。今回は時間を気にしすぎてインストを手短にしてしまったが、これは明らかに私の失敗だった。ゲームのフレーバーと、各カードの効果が密接に関わっているので、ここをちゃんと説明してるとしてないとではゲームの印象に大きく差が出てしまうのだ。たとえば今回は、「兵士」がなぜその効果を持つのかを説明しなかったため、「何で王女様にラブレターを届けるゲームなのに「兵士」が「王女」を指定してむっ殺すんだよw」なんて声が上がってしまった。次の機会にはちゃんとそこら辺をきっちり説明しておかないとなあ。 というわけで3ゲームやって終了。良ゲーばかりプレイできた日は帰りの足取りも軽い。毎回こうだといいね。