【プレイ日記】友人宅ゲーム会
定例会。SSK、まるみ屋、私の3人。●ニューファンドランド 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:ニューファンドランド 大航海時代のヨーロッパの大国となり、アメリカ東海岸の島を発見したり、そこに入植したり、そこで得た商品を旧大陸の都市に輸送したりして勝利点を得る。いくつかのパラメーターを持った船がワーカー代わりで、これを4つのアクションにプロットしてから各アクションを解決していく。4ラウンド後に最多得点プレイヤーの勝ち。 得点トラックが50までで、50/100点カードがある。そしたら勝利ラインは100点超えるか超えないかくらいかなーと予想がつく(往々にして外れる予想だが)。しかし、1ラウンド目に乏しい資源と少ないアクションをやりくりして、全部得点獲得に割り振っても10点取れるかどうか。将来に備えて追加の船を買ったりすれば、当然もっと少なくなる(そしてたいていはそうするだろう)。100点どころか50点もいかないんじゃないかと首をひねったが、結果的には3人全員が100点を超えた。近年稀に見る超々拡大再生産ゲーだったw 船の数が実行できるアクションの数でありパワーであるので、とにかくまずは船を増やさないと始まらない。最初は1隻で、最大4隻(国によっては5隻)。つまり最初の4倍まで強くなる。さらにカードで使い捨てのチャーター船も手に入る。“使い捨て”なので大して役に立たないかと思ったが、むしろ必須。カードで資源だの何だのもらうくらいならチャーター船が欲しいくらいだった。船さえあれば何でもできる! 最初のうちは資源を得られるスペースも少ないが、だんだん土地が発見されていき、そこに入植していくのはもう単純に楽しい。たった4ラウンドでよくここまでしっかりした開拓ゲームを作れるものだと感心する。得点がらみで先行有利な要素がいくつも用意されており、これは普段だと私の好みの真逆なのだが(富める者がますます富むから)、このゲームでは必要な準備を怠って目先の利益に飛びつくと息切れするところがよくできていた。そう、たった4ラウンドなのにちゃんとやらないと息切れするのだw 我が偉大なるイングランド。カードを引いたとき、普通は何枚引いても1枚しか保持できないが、イングランドは2枚保持できる。破格の能力に見えるが、他国の能力もアホみたいに強いので問題ないw 最終盤面。今回は都市への配達のアクション効率が悪いように思えたため、終盤に駆け込みで配達しただけとなったが、ここをメインとした戦略もあるかもしれない。 各国独自の能力もあるので、それを指針にしてプレイするもよし。それに合わせて船長カードを取るもよし。早めに取った隠し得点要素に従うもよし。ちょっと悪いところが見当たらない良ゲー。BGGの評価はなぜか7を割っており、昨今のボドゲラッシュもあって埋もれてしまってる感があるが、私は今からでも日本語版を出す価値があるレベルのゲームだと思うよ。●テラフォーミング・マーズ 詳しくはこちら↓ぼっちのホビーBlog[暫定版]:【ボードゲーム】「テラフォーミング・マーズ完全日本語版」ファーストレビュー!:人類は遂に火星へと辿り着く。赤き惑星の地に人類の希望は灯るのか。 そのあと大人気のこれを。タイトル通り、火星を惑星改造する企業となってがんばる。気温・酸素濃度・海洋化の3つのパラメーターが全部最大になるまでやって、最多得点プレイヤーの勝ち。 各企業に固有能力があり(初心者企業を除く)、基本的にはオールユニークの特殊能力もりもりカードをプレイするゲーム。つまり、本来なら私の大好物だ。しかしこの日はプレイしたゲームの順番が悪かったかな……短時間で濃密な拡大再生産を楽しめる「ニューファンドランド」のあとだと、こっちはあまりにもっさりしすぎてた。 とにかく拡大速度が遅い。めっちゃ遅いw ボード上に示されてる一般的なアクションを打つためのコストをまかなうのに何枚も何枚もカードを出して収入力を上げて、その上で何ラウンドも待たないといけない。超だるいw なので、できればそれらのアクション(に似た効果、あるいは上位効果)を一発で実行できるカードをプレイしたい……が、通常ルールでは山引きから選ぶだけなので、ぶっちゃけ運ゲー(それもよくない類)だ。この日は植物生産力を上げるカードを序盤~中盤にいたるまで一切引かず、緑地配置がほぼ不可能だった。かといって、これをドラフトでやる気にはとうていなれないな。ただでさえ長時間ゲーなのに超長時間ゲーになってしまうw あとはまあ、これはゲームの問題ではなく私の問題だが、どうしてもいっぱいカードプレイしたくなっちゃって準備過剰気味になってしまい、盤上にほとんど絡めなかった。カードからも得点入るけど、素点がついてるカードは少ないし、条件によって得点入る系はそもそも条件満たすために盤上に絡まないといけないことが多いしなw 我が企業。熱をお金として使える。たぶん強企業だと思うが、私が扱えばどんな強企業でもドベになるポテンシャルを持つことができるのだw プレイしたカード。プレイしすぎなのは確定的に明らかw でも出したいんや……。 最終盤面。言うまでもなく、ほとんど開発に貢献してない青が私だw 「アグリコラ」でも同じことを感じたが、どうも私にとっては、カードの種類がとにかく多けりゃいいってもんでもないらしい。もうちょっと少なめにして、素の生産力もありにして(初心者企業ではあるようだが)、最初から多少は盤上に注力できるようにしてくれてる方が好みだ。拡張でこのあたりが改善されてるという話も聞いた気がするが、数が多くてどの拡張か忘れてしまった。ほんとにそんな拡張があるなら、もう1回は試してみたいところ。