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2011.07.09
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カテゴリ:ボードゲーム

 2ヶ月以上前の日付にさかのぼって投稿できないことが判明し、早くもやる気激減orz

 しかたないので5月分はその日の日付で書くことにする。まあプレイしたらさっさと書けよってことねw

5/17 テンデイズゲーム会
 テンデイズゲームズのタナカマ店長にお誘いいただき、お店でゲームさせていただいた。

 まずは私、タナカマさん、いたるさんの3人で「族王」

ボックスアート
20110517族王

ゲームボード
20110517族王

 おそらく知ってる人は少ないだろう(私も知らなかった)。関東に実在する(した)暴走族の連合をまとめるトップとなり、配下の暴走族、クルマ、族っぽいパーツ(ゴッドファーザーのクラクションとか)、そして彼女を集めて暴走し、最後にそれらの価値を換金して一番金持ってるプレイヤーが勝ち……だったような。あまりのインパクトによく覚えてないw

 このゲーム、作ったメーカーがいくつかの大手デパートに取り扱い依頼をして門前払いをくらい、最後にイエサブに行き着いたという曰く付き。そこでテストプレイしたイエサブ店長とタナカマさんが揃って「この糞ゲーはないわ」と取り扱いをお断りしたらしい……そんなゲームをなぜやらせるw

 そんな前情報に違わず、ひどいゲームだったw 基本は双六なんだけど、スタート前にクルマや彼女などのカードをゲットしなきゃならない。普通のゲームならここは各プレイヤーに何枚か配って即スタートだけど、このゲームは違う。暴走する本コースに出る前に、環状線内をぐるぐる回ってカードをゲットする。振るのは6面ダイス1個で、同じマスに他プレイヤーの駒があったら何も得られない……恐ろしく後手が不利w しかもカード枚数がけっこうあるのに、ほぼ配りきるまでこれを続けるので、この部分で20分はかかるw さすがにやってられないので、省略して各プレイヤーに適当にカードを配って本コースに出ることにした。

 本コースに出てもちっとも盛り上がらない。そりゃ双六だからねw 他プレイヤーとの抗争とかも発生するけど、基本はカード使ったじゃんけん。ここも数回ダイスを振ったところで、協議終了して全員がゴールしたことにする。

 このゲームの恐ろしいところは、これで終わりではないってところ。なんとゲームボードを裏返し、他プレイヤーの余ってる暴走族カードを買い取ってセットを作り、それを換金してようやくゲーム終了なのだ。しかしこの部分、手番順にやる意味がまったくない。わざわざボード裏面にそれ専用のフィールドを用意する意味があったのだろうかw 当然ここも省略して、同時解決で必要なカードを必要なプレイヤーに渡す。ゲームの9割方省略してプレイ終了w

 このゲームから学べることは「どんなゲームも安易に糞ゲー扱いしてはならない。本物の糞ゲーはここにあるのだから」と言うことかなw


 ここで企業向け研修用ゲームを作っている方と、先日タナカマさん協力のボードゲーム記事が載った雑誌の編集者の方を交え、4人で「経済の達人」(タナカマさん見学)。

20110517経済の達人

 ポーランドのメーカーが出した本格的経済ゲーム。ゲーム内でアクションする各会社とプレイヤーが一対一対応せず、最大株主が会社を操るタイプ。なので複数の会社を1人のプレイヤーが操ることもある。勝利条件は各会社の利益ではなく、あくまでプレイヤーの所持金のみを比較する。

 工場を建設(売却)し、資源を調達し、生産し、製品を売買し、株式を売買する。これを2回繰り返して1ラウンド終了。各ラウンド終了時に誰が各会社の運営プレイヤーとなるかを投票(票数は保持してる株式数なので、基本的には大株主が運営する)を行う。4ラウンドプレイして、プレイヤーが持ってる株式を換金し、一番お金持ってるプレイヤーが勝利。

 最初に言ったように、会社とプレイヤーは切り離して考えるタイプのゲーム。だけどどうしても最初に担当した会社に愛着が湧くのが人情w これは他の3人も同じだったようで、皆黙々と担当会社を育てていく。何という健全な会社運営w

 このゲームでちょっと勘違いしやすいのが資源の調達。これは生産に必要な資源をどこかから手に入れてくるのではなく、会社の倉庫にある資源を各工場に割り当てるだけ。つまりあるラウンドの生産に必要な資源は、前ラウンド中に自社で生産しておくか、海外(または他社)から仕入れておかなければならない。このタイミングのずれに慣れなくて、何度も「あー! 工場立てたのに資源がないから生産できない!」という羽目にw

 後半、ようやく会社運営をうまくできるようになり、かなり巻き返して儲けることができた……あくまでも“会社”が。繰り返すが、儲けなきゃいけないのはプレイヤーであり、極論を言えば会社はすかんぴんでも問題ない。ゲーム中、会社の利益を横領したり、プレイヤーとして株式を購入したりとプレイヤー資産を増やす方法は用意されてるのだが、今回は会社の健全運営方法を覚えるので精一杯。終わってみれば、利益を上げている他社株をまんべんなく買っていたプレイヤーにダブルスコアで敗北orz やはり株ゲーは面白いのに苦手だw

 噛めば噛むほど面白くなるスルメゲーなのは間違いない。会社運営が普通にできるようになれば視野も広がり、さまざまなプレイスタイル(健全運営プレイ、横領重視プレイ、会社を1つも運営しないプレイなど)を実行できるようになるだろう。タナカマさんのお話では、お店のお客さんの中に、このゲームを相当やりこんでいる“高校生”がいるらしい……私が高校生の頃はモノポリーやって「俺経済の天才w」とか思ってたのに、末恐ろしいことだw

 残念ながらこのゲーム、現在はテンデイズでも長らく品切れ中。箱の形状がやや特殊で輸送時に潰れやすい、欠品が多い、取引先がポーランドということでいろいろ障害がある、などゲーム外の問題が多く、再入荷は難しいようだ。しかし顧客の声が充分に集まり、不良在庫となるリスクが軽減されれば状況は変わるかも。気になった方は是非お問い合わせを。






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Last updated  2011.07.09 06:52:30
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