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2012.11.03
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カテゴリ:ボードゲーム

 実際の日付は10月27日。帰ってきて早々にお誘いいただき、つなきさん宅でゲーム会。つなきさん、いたるさん、タムラさん、私の4人で。

●(株)ゴブリンズ

こちらもご覧下さい↓
卓游選科:(株)ゴブリンズ

 「せっかくだからエッセン新作やろう。(株)ゴブリンズがやりたい」とのリクエストだったので持っていったが、ルール読み終わるのに1時間以上かかった。初見のゲームで英語ルール直読みとか、ただでさえ私にはハードル高すぎなのだが、それがチェコゲー、それも「ダンジョン・ロード」級の駄目なチェコゲールールと来たらなおさらだったw もうほんと、ルール本文中にふんだんにジョーク交えるのやめてくださいよ……。

 プレイヤーはゴブリンになって、勤め先で開催された「機械式巨大破壊ロボット競技会」に参加する。2人1組のペアになって、レギュレーションに従ってロボットを建造し、戦わせる。相手チームのロボットについてるすべての武器パーツを破壊するか、パイロットと戦術オペレーターをぶっ殺す(気絶させるの意)か、4戦闘ラウンド終了した時点でより多くのパーツを破壊するかしたチームが1勝する。最初に選んでた目的カードから勝利点を得て(負けたチームのプレイヤーも得点を得られる)、チーム替えしてもう1戦する。最多得点プレイヤーの勝ち。

 他の多くのチェコゲー同様、ほぼ4人専用。チームカードを引いて決まったチームメイトと共に、まずは機械式巨大破壊ロボットを作る。“ロボット”というとすぐ人型を想像しがちだが、ここで作られるのは四角い胴体の四辺にゴテゴテと武器や装甲をくっつけた無骨なものなのでご注意。箱絵を見れば一目瞭然だけどね。

(株)ゴブリンズ箱絵.jpg

 こんなの。でかいなw

 各プレイヤーが自分の目的カードを7枚引いたら、各チームのうち1人がパーツタイルを5枚引き、3枚保持して2枚を対戦プレイヤーに渡す。目的カードは「●●を守ったら3点」とか「××を破壊したら2点」とかいったものばかりなので、守りたいパーツを保持し、破壊したいパーツを相手に渡すといいのだが、どのパーツもある程度は自分のロボットにも必要なので、バランスを考えないといけない。「武器パーツを3枚破壊するごとに2点」とかいう目的を引いたからといって、積極的に武器パーツを相手に渡したら、どういう結果になるかは火を見るより明らかだからねw

 この5枚を建造現場ボード上に置いているあいだ、それぞれのペアプレイヤーが同じようにタイルを5枚引いて3枚保持して2枚を渡す。これを2セット繰り返し、計20枚のパーツタイルがボード上に置かれる。建造前に引かれた設計図カードによって、5×5マスのうち4マス(+操縦席)にはタイルを置けないので注意。このタイルを置けないたった4カ所がかなりのアクセントになってて、タイル配置で相当頭を悩ませることになる。

 建造が終わった時点で、7枚の目的カードから4枚だけを選んで保持。そのあと戦闘。プレイヤーは操縦士と戦術士に役割分担してチームのロボットを動かす。操縦士はロボットの向きと、相手ロボットのどの面を攻撃するかを決める。ロボットは前面を向いてる武器しか使えないので、基本的にはたくさん武器がある面を前面に向けることになる。その上で、できれば相手ロボットの弱い面(あるいは破壊したいパーツがたくさんある面)を攻撃したい。しかし向きを変えるにも、相手ロボットの側面や後方を攻撃するにも、ロボットに取り付けたエンジンを使う必要がある。エンジンが少ないと狙った起動が取れないので、最低4つは欲しいところ(なかなかそうもいかないけどw)。

 戦術士はそのラウンドに公開された3枚の戦術カードから1枚を秘密裏に選ぶ。これによって「ダイス+1」とか「ダイス目1個変更」とか、いろんな効果が得られるのだが、相手チームと戦術がかぶった場合、未使用のエンジンが多い方しか効果を得られない。このためエンジン数が少ないチームは相手チームの戦術士の動きを読んで、かぶらないようにしないといけない。

 全員がロボットの挙動と戦術を決めたら同時に公開。戦術士は前を向いてる武器の分だけダイスを振り、攻撃した面から見て出目に応じた列のタイルにダメージを与える。1発当たるごとに装甲板が1枚はがれ、装甲板がないタイルに当たるとタイルごと除去。これによって操縦席からのつながりが途切れたすべてのタイルはごっそり除去されるw 同じCGEから出てる「ギャラクシートラッカー」と同じシステム。操縦席に当たったら4人いる操縦士か戦術士が1人ずつ除去される。これを最長4戦闘ラウンド繰り返して勝利チームを決める。

 勝ったチームのプレイヤーは勝利による得点を得られるが(最大6点)、どのプレイヤーも自分の目的カードによる得点を得られる。「自分のチームが負ける方に賭け、負けたら4点」なんてカードもあるw まあ負けた≒自チームのロボットはぼろぼろ≒守る系の目的からほとんど点が入らないってことなので、基本的には勝ちを目指した方がいい。これを2回繰り返して最多得点プレイヤーの勝ち。

20121027(株)ゴブリンズ1.JPG
 1ラウンド目、私とタムラさんによるロボット。全方向にまんべんなく武器があり、エンジンも豊富で装甲も厚い。初めて作ったとは思えない、ほぼ完璧な仕上がり。飾り気がないのが玉に瑕。これで負けるわけがなく、危なげなく勝利……。

20121027(株)ゴブリンズ2.JPG
 ……というほどでもなく、かなりパーツを削られたw それでもなんとか勝った。

20121027(株)ゴブリンズ3.JPG
 2ラウンド目、私とつなきさんによるロボット。今回は設計図の都合でかなり脆いロボットになった。武器タイルも少なめだったので、2面に集中させての運営を図る。負けるかとも思ったが、相手チームの方が遥かに脆く、わずか1戦闘ラウンドで敵タイルの7割近くを破壊w この時点で私の勝利はほぼ確定してた。

 面白い。バカゲーとして前述の「ギャラクシートラッカー」に勝るとも劣らない。勝敗を競うという視点で見たら全然駄目で、「タイルの同時配置」ルールを採用するならついたてがあった方がいいし、そもそもこのゲーム、チーム戦に見せかけたトーナメント戦で、2勝したプレイヤーがほぼ勝つ。つまり1ラウンド目に負けたチームのプレイヤーが勝つことはまず無理。そんな状況でもゲームを続けられるプレイヤーでなければ、このゲームは楽しめないだろう。長時間ゲーム選択ルールを採用し、3ラウンドやれば2勝1敗で勝利できる可能性があるので、3人のプレイヤーに目があるが、それでも先に2敗したプレイヤーが脱落するのは同じだしね。

 バカゲーを楽しめるメンツを4人揃えられるなら間違いなくお勧め。そうでなければスルー推奨。

●クラッシュ・オブ・カルチャー
20121027クラッシュ・オブ・カルチャー.JPG

詳しくはこちら↓
卓游選科:クラッシュオブカルチャー

 続いていたるさん持ち込みのこれ。文明発展系は大好物なので、正直期待してた。

 うーん……なんだろう。悪くはない。決して悪くはないのだが……時期的にどうしても「シド・マイヤーのシヴィライゼーション」と比べてしまうし、それならそっちやった方がいい、という感じ。同時期にあまりに強すぎるライバルがいたのがこのゲームの不幸だろう。

 手番制で、終了条件が既定ラウンドのプレイなので、アクション数は54回と決まっている。最初に聞いたときは「多すぎだろ……何時間かかるんだ」と思ったが、全然そんなことはなかった。むしろやりたいことに対して少なすぎるくらいw つまり1手もロスしてはいけない。序盤はほとんど他人と絡まないのだが、ここでまったりしてる余裕はなく、いかに効率的に文明を発展させ、終盤の全面戦争に備えるかが勝敗の分かれ目だった。まあ気づいたときには遅すぎて、最終ラウンドに四方八方からフルボッコにされたんですけどねw

 文明発展系ゲーと言えば、たいてい古代から現代(さらには近未来)まで扱うものだけど、このゲームは鉄器を開発したあたりが終着点w これを再現したせいかどうかは分からないが、終盤になっても文明の発展速度があまり加速しない。そこもちょっとカタルシスに欠けるかな。最後に、これはこのゲームに限らず、殴り合いがあるのにラウンド制というゲーム全般に言える欠点だと思うけど(「エクリプス」とかもそうだ)、最終ラウンドに(そして最終ラウンドにのみ)大戦争が起こりがちで、ちょっと雑な感じがする。この手のゲームは勝利条件制の方が好きかな。

 でも、繰り返すが決して悪いゲームじゃない。最初からそういうゲームだというマインドセットで挑めば楽しめるはず。事前の心構えが大事なゲームじゃないかな。






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Last updated  2012.12.07 10:44:49
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