その1はこちら。
5位:アンデスの地獄(Andean Abyss)
近・現代が舞台の戦争物は全然好みではないのだが、このゲームのシステムはそんなことを忘れさせるくらいによくできてた。カード1枚だけであれだけのジレンマを発生させるのには本当に感心した。何とかあのシステムを使い、中世とかファンタジーとかSFテーマでリメイクして欲しい。GMTだから絶対ない……と思ったら、何かそういうゲームも結構出してるらしい。可能性あるで!
4位:真昼の酒場(High Noon Saloon)
同社の「赤竜亭」で使われたシステムをベースに、要素を足したり引いたりして別ゲーに仕上げている。システムがテーマにマッチしており、西部時代の酒場で乱闘してる気分が充分に味わえる佳作。
3位:エピックスペルウォーズ:イケイケ魔術師軍団のめちゃスゴ魔法大戦(Epic Spell Wars of the Battle Wizards: Duel at Mt. Skullzfyre)
バカゲーだが、大量のテキストカードを組み合わせて使うため、まるで戦略性があるかのように錯覚させる。そこがいい。バカゲーを低く見がちな私の友人たちが猿のように繰り返しプレイしていた。くどいイラストのために敬遠している人は、だまされたと思って一度プレイしてみて欲しい。
2位:トラヤヌス(Trajan)
重ゲー好きなら外せないタイトル。ただ、今後何回やっても思い通りにはプレイできないと思うので、1位にはできなかったw トゥーマッチな要素をぱつんぱつんに詰め込んで、ちゃんとゲームとして成立させているところはチェコゲーを思わせる。デザイナー、Stefan Feldが2013年に発表予定の「リアルト」「ボラ・ボラ」にも期待している。
1位:レガシー:時の歯車(Legacy: Gears of Time)

今年のキックスターターで大当たりだったのはこれと「マンハッタン計画」だけだろう(「マンハッタン計画」は未プレイにつき未評価)。独特のイラストのため、食わず嫌いしてしまったのが悔やまれる。これもユニークなアイディアがテーマにマッチしていて、比較的短時間で濃厚なプレイが楽しめる。国内では流通していないが、メーカー直販や米尼などで購入可能。2013年第3四半期には、拡張「レガシー:歯止めの曙」の発売も予定されている。
以下は次点(BGGで7点相当)。コメント、リンクは省略。
バヌアツ(Vanuatu)
電力会社:最初の火花(Power Grid: The First Sparks)
ブルゴーニュ(The Castles of Burgundy)
メルトダウン2020(Meltdown 2020)
メイジナイトボードゲーム(Mage Knight Board Game)
ケベック(Québec)
ハワイ(Hawaii)
大噴火(Eruption)
エクリプス(Eclipse)
魔術師戦争(Wiz-War (eighth edition))
理性の時代(Zeitalter der Vernunft)
なにやってんの?(Was klotzt du?)
ダンジョン・ファイター(Dungeon Fighter)
ラッキーナンバー(5 vor 12)
●総括
こうして振り返ってみると、2012ゲーム年度も当たり年だった。85個の新作をプレイし、そのうち24個にBGGレーティングで7点と8点をつけることになった。これは相当高い比率だ。しかし、9点と10点ゲームは1つもなかった。どう作ればゲームとして破綻せず、ユーザーに受けるかを計算して作られた優等生なゲームが多かったということかもしれない。新しいだけでつまらないゲームよりその方がずっといいので、このこと自体には何の不満もないが、新しくて面白ければなお結構なのも確かだ。2013ゲーム年度には、そのようなゲームが1つ2つはあるとさらに素晴らしいな、と思う。
最後に、私だったら絶対買わないゲームを大量に買い込み、プレイさせてくれたいたるさんとタムラさんの両名に感謝を。この2人と出会っていなければ、私は今でも、友人のもとに毎月自動的に送られてくるゲームをプレイするばかりだったかもしれません。この2人とプレイする機会を多く提供してくれたオビ湾さんに感謝を。この2人のおかげでケチャップ&マスタードまみれのゲームばかりに偏りがちな私を、素材の良さを引き出すピュアユーロゲーの力で中道に引き戻してくれたシミーズさんに感謝を。
快適なプレイ環境であるご自宅に快くお招きいただき、やはり私が普段プレイしないようなウォーゲーム寄りのゲームの楽しさを教えてくれたつなきさんに感謝を。メンツが集まり、短時間でプレイできるシステムがあれば、引き続きTRPGもしたいところです。
20年弱に渡って学生時代の友人としか遊んでこなかった私にいろいろな人を紹介して下さったタナカマさんと、そのタナカマさんと知り合うきっかけを作って下さった山崎さんに感謝を。今年もたくさんの和訳ルールをご利用いただき、ありがとうございました。そして、多くのゲームで和訳ルールをご利用いただいた上、多言語版や完全日本語版のルール翻訳まで担当させていただいたホビージャパン様に感謝を。
あとなんか適当にけがわさんに感謝を。
文字数制限のために全員のお名前を挙げることはできませんが、他にも数え切れない方々と出会い、ゲームさせていただきました。また、お会いしてはいないものの、ネット上でも全国各地の方々と知り合うことができました。まとめてで恐縮ですが、そのすべての方に感謝を。このように多くの方と知り合うことができたのは、ひとえに趣味で公開していた和訳ルールのおかげです。和訳ルール公開万歳! 来年もただひたすら私のためにのみ、和訳ルールを公開していく所存です。
マイナーな趣味を持つ者同士が偶然に出会い、その中で友人と呼べる人が増えていく。これはもう、ボードゲームという夢の架け橋でつながった輝かしい一つの奇跡と言っても
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ブログの途中ですがクサさが規定値を超えましたのでギップルが出ます