今日もプレイミス
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定例会。いつもの日だと集まりが悪かったので、今月は第1土曜に開催。SSK、まるみ屋、ハマチ、gen、私の5人フル参加。 ●テンプル騎士団 詳しくはこちら↓ ふうかのボードゲーム日記:テンプル騎士団 12世紀初頭に発足し、金の力でぶいぶい言わせてたものの(語弊あり)、13世紀末に罠にはめられて壊滅したテンプル騎士団。その活躍(または活躍と没落)をテーマにしたボドゲはいくつかあるが、このゲームは没落したところから始まる。なかなか斬新だなw プレイヤーは逃げてきたテンプル騎士。没収されそうになってる財産を、外部協力者がせっせと港に運んできてくれるので、それを回収して協力的な教会に隠そうとする。隠した財宝を修道院長に見てもらえると得点。しかしスパイがいたり、非協力的な副修道院長がいたりしてなかなか思うようにはいかないし、守衛が鍵をかけた通路は通れなくなったりもする。 うーん、これプレイ人数2~5人になってるけどね、5人プレイはダメだと思うw 修道院長による得点計算が全然起こらない。得点計算起こすには修道院長を動かすしかないが、その部屋に入らせないようにする手段は複数ある。各部屋で得点計算したいのはおおむねその部屋で最も得点できるプレイヤーだけだし、そしたら他のみんなで邪魔するわなw こういうのはいろんなところにちょっとずつ噛んで、2位での決算を複数回起こすのが勝ち筋だと思ってプレイしたが、そもそも狙った部屋にお宝を隠すアクション自体があまり実行できなかった。「他プレイヤーの手元にあるカードはプレイできない」ルールがあるから、人数増えるほどアクションは実行しづらくなるわけで。そこがゲームのおもしろさでもあるが、5人だとちょっとままならなさ過ぎるかな。 とにかく得点計算が起こらなかったので(3回くらいだったかな?)、その少ないチャンスをものにしたgenが、計算しなくてもゲーム終了時に点が入る印章をばらまいたまるみ屋を1点差でかわして勝利した。私は部屋数ボーナス狙いだったが、苦労に対して得られる点が少なすぎることに気づかなかった……ちゃんと何点得られるのか見てからプレイしないとなw 最終得点。私は青でドベタイ。左側の礼拝堂や右下の裏口には貴重な聖杯や聖書が数多く隠されたが、長いこと副修道院長の目が光っていたり、守衛が鍵をかけっぱなしだったりしたため、修道院長の目にとまることはなく、歴史の闇に葬られることとなった。 悪くはなかったが、適正人数でプレイしないと本領発揮できないゲームかもね。3人か4人かなー。 ●ロイヤルス 詳しくはこちら↓ ある元心理カウンセラーのボードゲーム日記:ヨーロッパの貴族になるぜ! ロイヤルス 初プレイ リプレイ! 手札を使って各国の役職に影響力を与えていく。国カードの山が尽きたら時代終了で、国ごとに持っている影響力が1位と2位のプレイヤーが得点。このほか、1国の全役職に影響力を及ぼすことで得られる得点、全種類の役職に影響力を及ぼすことで得られる得点がある。3時代終わったらゲーム終了で、最後に各役職に最も多くの影響力を及ぼしたプレイヤーが得点を得て、最多得点プレイヤーの勝ち。 ルールは実にシンプル。手番が来たら国カードを2枚引くか、国カード1枚+陰謀カード1枚を引く(国カードは山の上から引いてもいい)。そのあと、規定の枚数の国カードをプレイして、役職に影響力駒を置いてもいい。規定の陰謀カードをプレイすれば、他プレイヤーの駒がある役職を奪うこともできる。基本はこんだけ。こんだけなのに面白い。というかめちゃくちゃ面白い。 国ごとに得点差があり、また1位と2位の得点差もさまざま。時代ごとの得点計算以外にも得点手段があるので、プレイヤーの思惑もまたさまざまになる。とはいえ、最初は空っぽのボード上に影響力駒をばらまいていくことになるのは変わらないだろう。初期手札には陰謀カードもないし、陰謀カードを引きにいくと国カードが1枚しか引けないってのが思った以上に厳しいのだ。 こうして、1時代目はカードのめくり運や手番順など、思惑以外の要素も多分に含まれる中で盤上が形成される。これによる得点計算が行われたあとの2時代目、誰かが陰謀カードを引き始めてからが本番だw この日はハマチが引きにも恵まれ、1時代目からイギリスとフランスの王様を両方ゲットし、大量に得点を獲得。当然2時代目からマークしたわけだが、なぜか他プレイヤーの絞りが緩く(いろいろもくろみもあったんだろう)、ほぼ私とタイマンに。しかし私が上家だったので、この時点で相当なハンデを背負うことに。どこを狙ってるかは割とバレバレなので、下家の方が対応行動しやすいのよね。頑張ってイギリスの王様は奪ったが、準備に時間かけてるうちにハマチも充分な手札を蓄えており、時代終了直前に再び奪還されてしまった。さすがに2対1の構図にしないとダメだねw 3時代目はさすがに全員で絞り、まるみ屋の活躍でフランスの王権は奪ったものの、イギリスは2時代目とまったく同じ流れで手に負えず。2時代目の終了時に、3時代目の防衛を見越して必要なカードをキープしていたハマチのプレイが光った。 それならと全役職ボーナスや各役職のマジョリティボーナスを狙ってみたが、全役職ボーナスはちょっと得点効率が悪いかな。さらに王様マジョリティまでハマチに取られ、ぶっちぎりで勝利された。ガチで殴り合い、2回王様取ったのに2回取り返されて優勢取れなかった私はぶっちぎりでドベw 普通殴り合ったら両方不利になるものだがなあw 同じことを繰り返しプレイしているはずなのに、盤上の変化によって時代ごとに狙いが変わるってのは、全然別ゲーだが「エル・カピタン」を彷彿とさせる。 ツイッターなどではあまり評判を聞かないのが不思議なくらいの良作(ブログではいくつか紹介されてるが)。最近はシンプルな陣取りゲーの「バロニィ」が大評判なので、あれが好きな人はぜひこれもプレイしてみて欲しい。きっと気に入るはずだ。完全情報公開ゲーの「バロニィ」とは異なり、こっちはカードのめくり運や、山引きの運があるので、前者が苦手な人にも向いてるかもね。 ●ウィーン この日の外れ枠。プレイ順を間違えたなー。 ダイス振ってから、手番ごとに目に応じたスペースを選んでダイスを置き、全員が置ききったら順番にアクション処理していく。ダイス振ってから考える系。「1手番ごとにダイス2個までしか使えない」「各プレイヤーごとに昇順でスペースを選ばなければならない」ところが独自色かな。 アイコン数を比較する人物カードがあるので、ラウンドごとに多少の変化はあるものの、拡大要素はないので基本的に同じことの繰り返し(こっちはほんとに繰り返しだ)。先行逃げ切りを求めるゲーム終了条件。ラウンドごとに取れるカードは見えているので、そのラウンド中には絶対にアイコン数で逆転できないことが確定している場合が多々あるが、そんなときでも勝ってるプレイヤーが得点アクションを選べないように封鎖しなければならないので、お仕事感も強い。そしてなにより、テーマがウィーンである必要性がまったく感じられないw 最終得点。王冠で優位に立っていたgenがポールトゥウィンを決めた。 始めてやるダイスプレイスメントゲーがこれなら、それほど文句もないかもしれんけど。他と比較するなら、そりゃ「キングスブルク」や「エイリアン・フロンティア」やった方がいいわな。こっちを選ぶ理由があるとしたら、段違いなプレイ時間の短さくらいか。
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