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2017.04.21
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カテゴリ:ボードゲーム

 超弩級レガシー系協力ゲーム「Gloomhaven」がついにいたるさんの手元に届いたとのことで、早速プレイさせてもらった。いたるさん、一味さん、私の3人。

●マーシャンズ:文明の物語(Martians: A Story of Civilization)

 メインの「グルームヘイヴン」の前に、まずは私持ち込みのこれ。発売から結構日が経ってしまったが、シナリオの翻訳やカードの日本語化がようやく終わったのでやっとプレイできた。

 ソロ、協力、準協力、競争の4モードでプレイできるが、今回は協力モードでプレイ。シナリオは比較的簡単そうに見えた「新たなスケジュール」を選んだ。「当初の計画に基づいてカツカツのスケジュールで仕事してたのに、地球本部の急な要請で計画が前倒しになり、追加の入植者が早めに来ることになった。それに合わせて突貫作業で追加の居住コロニーや研究施設を建設しなければならない」というもの。うーん、火星開拓がテーマだからまだ許せるが、現代日本に置き換えると、何というか……いや、よそうw

 アクションを実行できる回数がワーカーの数で制限され、使ったワーカーは「休息」アクションしないと帰ってこない。つまりワーカーであると同時に資源であるような感じ。さらにエネルギーや表土といった、いわゆる資源の他に、手番ごとに自動的にもらえる時間(TU)という資源もある。これらのマネジメントに四苦八苦しつつ、毎ラウンド発生するイベント(十中八九ろくなことが起こらない)に悲鳴を上げたり、火星の気まぐれな天候に一喜一憂したりする。

 序盤は比較的うまくやっているように見えたが、見えただけだったw 調子に乗ってエネルギーを使いすぎ、備蓄されていた共用エネルギーも底をついたところで、ようやく「エネルギーを多めに得られるように発電施設作らないと駄目じゃね?」ということに気づいた我々。遅すぎw それでも、作った施設が最終ラウンド中にちゃんと発電してくれれば何とかなったかもしれないが、無慈悲な火星の天候がそれを許さず、荒れ狂う「砂嵐」のせいで必要最低限の酸素すら供給できなくなってゲームオーバーとなった。


 無理なスケジュールをねじ込んで現場に負担かけるんじゃねー! こっちは命がけ(文字通り)だぞw

 BGGでも日本国内でもあまり高い評価を得ていないので(BGGでは酷評もされていないが)ちょっと心配だったが、少なくとも協力モードなら十二分に遊べる。協力ゲームが好きな人になら自信を持ってお勧めできるレベル。ただし難易度は超高いw ランダムイベントに翻弄されるタイプのゲームだから、それが駄目だと駄目かもね。

 あと、プレイしてないので推測だが、競争モードだと誰も建物建てないんじゃないかなー。TUの関係で、どうしても建てた手番中にその建物を使うことができない以上、次手番プレイヤーが労せずしてその建物を使ってしまうってことになるんじゃないかな。まあ協力モードで遊べるんだから、それで充分なんだけどね。

ルールとシナリオとカード
 シナリオとイベントカードは原寸だと字が小さくなりすぎるので、シナリオはB5サイズに、イベントカードは「パンデミック」とかと同じサイズに拡大してあります。プロキシカード使ってスリーブに入れて使ってください。


●グルームヘイヴン(Gloomhaven)

 続いて本命のこれ。誰もルール読んでなかったので読み合わせから始めたら、開始までに2時間かかったw それをまったく苦にしないこのメンバーだからこそできるプレイだ。

 シナリオこそあるが、やることは基本的に戦闘だけ。詳しくないのだが、最近の「D&D」とかと同じなのかな。違いはマスターがいるかどうか。ウォーゲームから派生した当時のTRPGに回帰しているのかもしれない。


 まずはその物量に圧倒される。箱でけえ! 重い! 10キロぐらいあるぞw



 中身もみっちみち。アイコンのついてるパッケージは、それぞれが1キャラ用のカードとかフィギュアとか。3人プレイなので、最初のうちはこのうち3セットしか使わないがなw

 特殊効果が多様だったり、敵を規則に従って移動させるためのルールやキャンペーンゲームとしてのルールが多いので読み込みに時間がかかったが、戦闘に関するルール自体はそれほど難しくはない。

 ゲーム開始時に、キャラに応じたカードすべて(8~10枚くらい)を手札に持つ。ラウンドごとにちょうど2枚をプレイし、それによって実行できる2アクションと行動順が決まる。各カードには上段アクションと下段アクションがあるが、プレイしたカードのうち1枚は上段、もう1枚は下段を実行しなければならないというのが肝だ。上段には攻撃系、下段には移動やその他のアクションが偏っているので、1手番で一気に移動したり、2連続攻撃したりというのはなかなか難しい。逆に言うと、それが可能になるカードはとても貴重なので、その使いどころに頭をひねることになる。

 プレイしたカードは捨て札になる。いずれ手札が尽きるので、「休息」して回収しなきゃならない。1手番まるまる休息した場合、任意の1枚を破棄(ゲームから除外)する。手番終了時にちょっとだけ休息し、次ラウンドも普通に行動する場合はランダムに破棄する。つまり、どっちにせよ休息のたびにカード枚数が減っていくのだ。そして休息以外にも、カード効果自体で破棄したり、ダメージを受けたときにヒットポイントを減らす代わりにカードを破棄したりするので、もうすごい勢いで減っていくw

 やがてカードの回収もプレイもできなくなると(あるいはHPが0になると)、そのキャラは疲労困憊したことになり、ゲームから脱落する。全キャラが脱落するまでにシナリオの目的を達成すれば勝ち、駄目なら負けだ。

 キャンペーンルールの適用を忘れ、初期装備を持たずに挑んでしまったせいもあるが、思った以上に難易度が高いw 普通さあ、この手のシナリオ系協力ゲーの第1話ってチュートリアルじゃん? プレイヤーにカードの使い方とかを体感させるためにのみあるやつじゃん? 実際このシナリオもさあ、出てくる敵は「盗賊」とか「スケルトン」とか、いかにも雑魚っぽいのよ。でも普通に負けたw 特に「スケルトン」は日本製のコンピューターRPGのイメージとはほど遠い。1点2点のダメージを与えていくゲームなのに1点のダメージを防ぐ盾持ってる上、攻撃回数も多い。たぶん難易度ノーマルだと余裕で負けるw これからプレイする人がいるなら、最初はイージーでプレイすることを強く推奨する。


 最後の部屋に突入する直前。この時点で2キャラが疲労で倒れる寸前だった。あかんw

 このゲームには並のレガシーゲームと大きく違っているところがある。なんと「複数のパーティーで同じ世界を共有し、冒険を進めることができる」のだ。たとえば「パンデミック:レガシー」だと、基本的には1つのプレイヤーグループだけが集まってストーリーを進めていくわけだが、このゲームではプレイヤーグループAが北に向かってゴブリンを討伐するシナリオをクリアした世界で、別の日に同じコンポーネントを使い、グループBが南に向かってクラーケンを倒したりすることができる。もちろん、いずれかのグループがクリアしたシナリオはもうプレイできなくなるので、それが嫌なら全部1グループでプレイすることもできるが、何せ90本以上のシナリオがあるので現実的ではないw それに、このゲームの持ち主を除けば、顔も合わせたことのないグループが同じ世界で冒険し、ストーリーが展開していく……なんてのも、群像劇ファンタジー小説の主人公になったようでなかなか得がたい経験じゃないだろうか。そして最後までプレイしきったら、全グループが一堂に会してお祝いするのも楽しそうだ。

 その物理的な重さ、シナリオの多さから、パンレガ以上に敷居は高いだろうが、充分な時間が取れるなら是非プレイして欲しい。そして持ち主は背負子で担いでゲーム会を行脚し、いくつものグループでプレイして欲しいw






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Last updated  2017.05.26 10:49:50
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Re:【プレイ日記】グルームヘイヴン会(04/21)   おさわん さん
こんにちは、はじめまして。
マーシャンズの和訳、本当に助かります。ありがとうございます。
キックで勢いで買ったものの(キックは買った時がピーク)届いてもそのまま、しかもネットの評判があまりよろしくなく、同人ゲームみたいになんだかもっさりしているとかなんとか。やる前からそんなこと言わないでとか思いつつも和訳してまでやるのは億劫になっていたので本当に助かります。早速やってみます。協力ゲームはとても好きなので。
記事につられて最近ヴァストも買ったのでやるのが楽しみです。(アメリカアマゾンで買ったのでこちらも和訳しなくちゃなあ)
では、突然すいませんでした。失礼します。 (2017.08.21 15:06:28)

Re[1]:【プレイ日記】グルームヘイヴン会(04/21)   shirohine さん
おさわんさんへ
はじめまして。拙い役ですがお役に立てば幸いです。
協力ゲーと競争ゲーの両方としてプレイできるゲームというのは、意欲的ではありますが
両方のモードで充分に面白くなるように作るのはなかなか難しいですよね。
競争モードが不出来なせいで評価が低いようですが、協力モードは充分面白いので
是非プレイしてみてください。
ヴァストも傑作ですよ! (2017.08.23 12:16:13)


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