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2018.01.19
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カテゴリ:ボードゲーム

 なんでも2015年に「Kingdom Death: Monster」というミニチュアもりもりゲーが出てたそうで。こいつがミニチュアの造形のよさで評判なんだけども、ゲームとしてもかなりの出来らしいと。その1.5版がキックスターターで出資募集してたので、我らがいたるさんがバッカーになり、ついに届いたのでプレイの運びとなった。

●キングダム・デス:モンスター Today's MASTERPIECE!!

 実は前回のゲーム会の時点で届いてたので、そのとき箱の中身を少しだけ見せてもらった。


 でかい。このときはそのでかさに圧倒されて目につかなかったが、箱の中央にでかでかと「MINIATURE ASSEMBLY」と書いてある。「MINIATURE」ではない。「MINIATURE “ASSEMBLY”」だ。ほんの少しでも頭を使ってこれを読んでおけば、プレイ当日の悲劇を避けることができただろう。

 また、このゲームのパブリッシャーはルールを公開しない方針だったため、当日までどんなゲームかまったく知らずにいた。もしルールが公開されていれば、それを読んだ段階で気づいただろう。いや、少しでも下調べしようとBGGを見ていれば……あるいはメンバーの中に、「ゾンビサイド」などのぬるいミニチュアゲーではなく「ウォーハンマー40000」などをプレイしているガチミニチュアゲーマーがいれば……だが、そうはならなかった。それゆえに悲劇が起こった。













 いざプレイするかと箱を開けて出てきたのがこれですよw プラモじゃねーか!(ミニチュアです)。右にあるのは一般的な大きさの腕時計。ランナーの最下段に並んでるのがミニチュアの手だ。いかに小さいかが分かるだろう。素人がプレイ直前に素組みできるレベルじゃねーw



 ルールブック中でも大きくページを割いて用意されてる「最初のミニチュアの組み立て」。ルールが公開されてさえいれば……てか事前に読んでたのにここをスルーしたいたるさんもどうかと思うがw

 まあ嘆いていても始まらない。繰り返すが、道具もなしにその場で組むのはとうてい無理なサイズだったので、代用品を使ってプレイすることにした。幸い、いたるさん宅には「グルームヘイヴン」など、かっちょいいPCやモンスターを使うゲームがたくさんある……。



 そして実際のプレイ風景がこちらです。四方にいるのが屈強な半裸の男女4人。中央にいる巨大な(巨大です)怪物(怪物です)は我々を食い殺そうとしている邪悪なホワイトライオン(ライオンです)。PCは転倒することがあり、モンスターは向きが重要となるが、それらのルールにも問題なく対応できる優れたソリューションだ。まあボドゲやTRPGは想像力こそ最大の武器だからね! 心の目でご覧くださいw

 おふざけはともかくとして。この日はチュートリアルだけプレイしたので、キャンペーンに関する細々としたルールは省略され、メインとなる敵との戦闘部分のみ。「あるときプレイヤーたちが目覚めると、そこは真っ暗闇で、身につけているのはわずかなぼろ布のみ。なぜこんなところにいるのかさえ分からなかったが、意識を取り戻したとたんにホワイトライオンが襲いかかってきた! 次々食い殺される他の人間たち。残った4人は手元に転がっていた石を握りしめ、生き残るために絶望的な戦いに挑んだ」という感じ。

 ここ数年で増えてきた、ゲームマスターのいらないTRPGといったところか。モンスターは人間が操るのではなく、カードデックによって制御される。「視界内で一番近い敵を攻撃。いない場合は死角外の敵を攻撃。それもいない場合は索敵する」といったようなことが書いてあるカードが何枚かあり、最初は何をしてくるか分からない。戦闘が長引けばデックが一巡することもあるので(長期戦はおおむねPC不利なのであまりよくはないが)敵の動きを多少は予測できるようになる。

 敵が相当に強いので、チュートリアルから歯ごたえがある。こちらの攻撃は、まず命中した上で相手の装甲を抜かないとダメージにならないのに対し、向こうの攻撃は当たったらおおむね即座に1ダメージ。ぼろ布をまとってる腰回りだけはちょっと固い。頼りになるなぼろ布w さらに同じ箇所に3発食らったら致命的なダメージとなる可能性がある(ダイスを振って、いわゆる痛打表を参照するのだ)。



 私のキャラ。元ネタの「BM ネクタール」では3回のBMハザードを生き延びた歴戦の猛者だが、この日は頭をライオンに噛まれて一発で痛打表送りとなり、サバイバルポイント(いざというときに使えるヒーローポイントとかポシビリティみたいなもの)をもらうことも使うこともできない体になってしまった……もう引退しかないw

 で、普通にやってるとPC全滅してもおかしくないくらいのバランスなんだが、ここで最初に拾った石ころが生きてくる。こいつは白兵戦武器としては下の下だが、なんと投げればどれだけ距離が離れていても必ず命中し、しかもロールの必要なくクリティカルするという優れものなのだ。すごいな石ころ! 投げたら使い捨てだけどなw

 ということで、しばらくは手に持った石ころで殴りつけて削り、残りHPが石ころの数に等しくなったところで全員で投げつけて勝利した。キャンペーンの続きのことは何も考えていないプレイングだが、まずは生き残らんと話にならんしなw

 ゲームのメインとなるのがこの戦闘部分なのは間違いなく、そしてそれだけで充分おもしろいのだが、その後の成長もこのゲームの醍醐味だ。キャラが(ほんのわずかに)成長するのもTRPG的でうれしいが、PC以外の生存者を発見し、みんなで村を作って発展させていくことになるのだ。冒険のたびに村にさまざまな施設を建設し、戦闘で手に入れた素材(モンスターの内臓とか骨とか皮とか)をそこで武器や防具などに加工することができる。このゲームではキャラが成長する=年をとるということなので、しばらくすると引退することになるから、そのためにオルド(隠語)して次世代を増やすのも大切だ。

 そしておもしろいのが、キャンペーンシナリオがある(と思われる)ものの、他のゲームとは異なり、同じシナリオ(つまり同じモンスター)に何度でも挑むことができる。なぜそんなことするかというと、そいつが落とすレア素材が目当てだ。たとえばホワイトライオンが落とすたてがみなんかは特殊装備の制作に必要になるが、これを得るには攻撃が命中したときの部位決定で、対応するカードが出た上でクリティカルしなきゃならない。まあ狙ってできることじゃないw なので欲しければ何度も挑戦することになる。そうして武装を整えてから次の敵に挑みたいわけだが、一度勝った相手も雑魚というわけではないので、どうするかは悩みどころだ。

 村を育てるところは「迷宮キングダム」、世代交代しつつ強くなっていくところは「俺の屍を越えてゆけ」、素材を集めて装備を作るところは「モンスターハンター」に似てる。どれも傑作なんだから、それらを足して煮詰めたこのゲームがおもしろくないわけがない。最初は猿に毛が生えた程度のPCたちが(何しろ最初に得るスキルが「言語」だw)、将来的には銃器を使えるほどの文明まで発展するみたいだから、相当長いスパンで遊べるようになってるはずだ。値段、入手難度、ミニチュアを組む(そして塗る)手間などをクリアできるなら持ってて損はしない優れものだよ。大学のサークルとかだったらメンバーで割り勘してたまり場に置いておくのもいいかもね。


●チャーターストーン(2回目)
 写真なし。

 おもしろくなることを期待しての2回目。2回目以降のセットアップルールが曖昧でいきなりつまづいた(なぜか2回目のゲーム終了時に説明カードが出てきた)。まあ特にルールも増えてないので、1回目と同じく、手数を最大限にするためにできるだけ同じ建物を繰り返し(そして必要なだけ)使い続けるプレイ。途中でルール増えたが、このプレイングを助長するようなものだったのでそのまま続行。1回目と2回目のあいだでは資源をすべて持ち越せるので(これ以降はごっそり減らされる)持ち越し資源の差で一味さんが勝った(本人の談)。

 うーん。世間の評価があまりに高いので、我々が何かルールをミスってるんじゃないかという感は拭いきれないが、いくら確認しても見当たらない。そしてぶっちゃけつまらない。ルールの視認性の悪さ(全部をシールにしたのはホントクソ過ぎる)もあり、もうプレイしたくないというのが本音だ。合わないゲームをやり続ける理由もないし、もういいかなー。






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Last updated  2018.02.13 11:40:58
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