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2020.02.07
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カテゴリ:ボードゲーム

 「なんかいろいろあるからなんかいろいろやろう」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、私の3人。


Jaws


 デザイナーはProspero Hall。たぶんあんまり知られてないが、国内流通した中だと「ケロ」が記憶に新しいか。

 このゲームは誰もが知ってる(でも大半の人は見たことがない)映画「ジョーズ」をテーマにした一対多ゲーで、1人がサメとなってビーチに泳ぎに来た観光客を食い荒らし、最後には他プレイヤーもばらばらにしようとする。他の全員はできるだけ被害を抑えつつサメの位置を特定し、船に乗ってサメと直接対決する。

 やることががらっと変わる2フェイズ制。フェイズ1は「スコットランドヤード」的な感じで、サメ側は位置を隠しながら海水浴客をできるだけ食べようとする。人間側は海水浴客を船に乗せて回収したり、ビーチを閉鎖したりして人的被害を抑えつつ、魚群探知機とかいろんな道具を使ってサメの位置を2回特定しようとする。



 フェイズ1で使うボード。狭いので何もしないとあっという間に見つかってしまうから、サメはほぼ毎手番特殊能力(使い捨て)を使うことになる。使い切ってからが勝負かな。

 サメが見つかったらボードを裏返してフェイズ2に移行。ランダムに3つ用意される攻撃可能場所のうち1つをサメが選び、人間側はそれを予想して移動・攻撃する。フェイズ1でどれだけ海水浴客が食われたかによってサメと人間側の強さが変わるってのが一番の売りだろう。



 フェイズ2で使うボード。船は8分割されたタイルで構成されており、サメが噛みついて充分なダメージ(たいてい一撃)を与えると部位破壊。全部壊れるとサメの勝ち。人間側が全滅してもサメの勝ち。サメを倒せば人間側の勝ち……なんだけど、銃器は基本的に1発撃ったらおしまいだし(予備弾丸があれば2発撃てる)、そしたらあとはトンカチとか木製バットとかで殴らなきゃならない。いや無理だろw さすがにもうちょっと準備してから行けやw

 旅団長さんがサメ、私といたるさんが人間側でプレイ。サメが6人くらい食って危ういところなく勝利。フェイズ1で被害を4人以下くらいに抑えないと人間側の勝利はなさそうなバランスだ。

 ゲームとしては可もなく不可もなくといったところだが、なぜ今「ジョーズ」のガワを乗せたのかが一番の疑問だ。「やったぜ『ジョーズ』のゲームだ! マストバイ!」という層がたくさんいるとは思えないんだがw アメリカ映画が原作のゲームをラベンスバーガーが出すようになったんだねえ。時代の移り変わりを感じる。原作に興味があるならやってもいいんじゃないかな。


Narcos: The Board Game


 続いていたるさん秘蔵のこれ。全然知らなかったが同名の海外ドラマが元ネタらしい。そしてゲームシステムは「スコットランドヤード」に代表される秘密移動……似たようなゲーム連続でやることねーだろw

 1人が麻薬王となり、秘密の隠れ家から一定の距離内に部下をばらまいて麻薬を作ったり売りさばいたりしようとする。残りはそれを取り締まる側(あるいは敵対勢力)となり、協力して隠れ家の位置を特定しようとする。2回特定したら勝ち。それまでに一定の条件を満たしたら麻薬王の勝ち。

 「スコットランドヤード」のようにどちらかが勝利するまでぐるぐるプレイを続けるのではなく、麻薬王側の各手番に対して、取り締まり側は4陣営のうち1つが2手番しかプレイできない。つまり計8手番でラウンド終了。しかも実行できるアクションの種類と回数に上限があり、それらも必ず実行できるとは限らない。隠れ家の位置をある程度絞るアクションが3つあるが、よほど好条件が整わない限り一択にはならない(たいてい5択くらいになる)ので最後は一か八か勝負になりがち。それをよしとするかどうかで評価は分かれるだろう。



 マップ。1ラウンド目は捨ててマップの要所を封鎖し、隠れ家の移動先を絞るのがセオリーなのかな。でも封鎖アクションの回数も限られてるしなー。難しい。

 この日はいたるさんが麻薬王、旅団長さんと私が取り締まり側。1回は隠れ家を発見したものの、特殊能力で隠れ家の移動先をかなり自由に選ばれてしまい、ほとんど最初から操作をやり直す羽目に。時間切れで途中終了としたが、たぶん続けていても麻薬王側が買っただろう。

 これもまあまあ。原作ドラマのファンか、コロンビアの麻薬情勢とかに興味があるならありかな。


War Chest


 旅団長さんが早退されたあと、2人でこれ。今日一番よかった。「War Chest」とは“軍資金”という意味だそうだ。

 2016年に「Platoon Command」でデビューしたTrevor BenjaminとDavid Thompsonのゲーム。前者の方が2人ゲーを得意としているようで、国内でも最近流通した「マンダラ」の共作者でもある。

 互いにユニークなユニットを4種類ずつ担当し、そのユニットを表すディスク(ポーカーチップのような重みのある素材で作られてて高級感がある)を袋から引いてアクションしていくバッグビルディングゲーム。引いたコインに応じて、ボード上にユニットを配置したり、すでにいるユニットを強化したり、新たなコインを雇用してバッグ内のコインを増やしたり、攻撃したり支配したりする。

 特定の種類のユニットで何らかのアクションをするためには、その種類のコインをバッグから引かなければならないわけだが、ボード上に配置(または既存のユニットの強化)したコインは当然ボード上に置かれるのでバッグ内からなくなり、その結果その種類のユニットを使ってのアクションがしづらくなるというのが一番のポイントだ。

 要するに、盤上にコイン1枚しかないユニットは(その種類のコインをバッグ内にたくさん追加していれば)軽快にさまざまなアクションを何度も実行できるが、殴られると一発で吹き飛ぶ。逆に何枚もスタックしたコインはしばらく攻撃に耐えるが、そう頻繁にはアクションできないことになる。各ユニットの特性も考慮して、どのように使うかに頭を悩ませる必要があるだろう。



 この日は私が推奨セットA、いたるさんがBでプレイ。↑の画像は超序盤だがすでにおもしろい。



 最終盤面。中盤は私が押し気味だったが、軽快な軽騎兵の動きをブロックされて停滞。そのあいだに強力な弓兵をうまく動かされて敗北した。無念!

 「シンプルなのに奥が深い」という言葉がふさわしい。ユニットは基本的に(増やしきったあとは)減る一方なので収束性もいい。2人でゲームする機会が頻繁にあるならマストバイ。なお4人プレイルールもあるが、こういうゲームの4人プレイルールは十中八九蛇足なので、実質2人専用と考えた方がいいだろう。4人でやって合わなかった人も、少なくとも1回は2人でやってから処分するかどうか判断した方がいいよ。私の環境だと2人ゲーはなかなか機会がないが、ユニットが増える拡張もあるみたいだし、またやってみたい。






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Last updated  2020.02.19 11:18:20
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