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「IELLOから出た成人向け推理ゲー買ったからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。 ●Guilty: Houston 2015 メインディッシュのこれから。1人からプレイできる推理ゲーで、プレイヤーは刑事となり、女性刑務所内で起こった殺人事件を追う。被害者は上院議員の娘だったのでおおごとになり、翌朝には記者会見が開かれるため、それまでに真相を突き止めなければならない……というお話。シナリオライターは「アンロック!」シリーズで「ノーサイドショー」や「八十分間世界一周(共作)」を書いてるYohan Servais。 システム的にはほぼ「ディテクティブ」と同じで、今めくることができるカードをめくって読むと情報が手に入る。そうすると時間が進み、新たにめくることができるカードが追加される。これを繰り返して真相に迫っていく。 プレイヤーとしての捜査員は1人だけで、特殊能力はない。選んだキャラによって差異が出たり、ハズレのカードで能力を使ったりする心配がないので、推理ものとしてはその方がいいだろう。また、時間経過と共に何かが起こったり起こらなかったりする(フレーバーに過ぎないものもあれば、情報が増えたり減ったりすることもある)。このあたりはかなりドラマや映画を意識した作りになっていて、劇的なイベントが発生すると結構興奮するw 例によってシナリオには詳しく触れられないが、対象年齢18歳以上!(BGGでは16歳以上表記になってるが、箱には18歳以上と書かれている)、女囚もの! 殺人事件! ということで、仮に許されたとしてもなかなか大きな声では話しづらい内容だった。 プレイ前には分かりようもないことだったが、「ディテクティブ」と大きく違って、出てくるカードのほぼすべてを見ることができる。よほどのことがない限り、残るのは5枚くらいじゃないかな。なのでまあ、「どうせ全部見れるんだったら最初からカード全部表向きにしておけばいいじゃん」みたいな効率厨にはお勧めできない。あくまでも自力でお話を進めている“気分に浸る”ためのゲームだ。 なお、推理の難易度はかなり高く、物証のないところから想像だけで結論を出さざるを得ないことも多い。自分以外の警察関係者が無能揃いなところも含めて、このへんもフィクションの推理ものっぽくてたいへんよろしいw 今回は有料のChatGPTを駆使してOCR>英文和訳>読み上げまでやらせたのでかなり短時間でプレイできたはずだが、それでも4時間かかったし、やはり情報の見返しが英文だとだるくて細部を見落としがちになり、結果はさんざんだった。だが真相は納得のいくものだったし、いくつか「あれはそういうことだったのか! やられた!」みたいなところもあって、シナリオの出来は十二分によかったと思う。 何しろ18歳以上推奨なので、おそらく日本語版が出ることはないだろうが、英語素読みでいける(そしてセンシティブな内容も「これはフィクションだから」と割り切れる)グループならやって損なし。すでに第2弾の「Guilty: Monaco 1955」や第3弾の「Guilty: Fontainebleau 1543」も発表されてる。これらは対象年齢12歳以上と14歳以上なので、日本語版も出せるとは思うが……まあ出ないだろうから英語版でやるかw ●Path of Light and Shadow 旅団長さんが帰られたあと、3人でこれ。ファンタジー世界を舞台にしたデック構築、陣取り、技術トラック、ダイス振って戦闘ゲー。7年前に到着しているはずのクラファンゲーだが、観測範囲内では誰一人感想を書いていないw デック構築を主軸として、手札をプレイしてアクションを実行したり、手札をコストとして技術トラックを進めて能力を得たり、手札をコストとして他のカードを上級版に差し替えたり、手札をコストとして他のカードを破棄して圧縮したりする。 上級カードにも得点はついてるが、主な得点手段は地域の支配。そのために手札をコストとして戦力を用意する。ここが独特で、使ったカードのうち最高値の1枚はダイスになり、残りは固定値になる。たとえば戦力が1、1、3のカードをプレイした場合、「ダイス3個+固定値2」となるのだ。 支配地域の得点はその土地の防御力に等しいため、防御力が15もある土地を落とすことができれば高得点が望める。しかし、ダイスの目に「防御力低下」があるため、同じ土地を他プレイヤーと何度も取ったり取られたりしていると防御力が(そして得点が)ほぼ0になるw 時代ごとに得点計算して、3時代やったらゲーム終了。いっぱい点取った人の勝ち。 悪くない。悪くないのだが……一部の悪いところが悪すぎるw まずデック構築部分。今指導者がいるところの土地に応じた山からランダム引き。ランダム引きなのだ。各山には強力だが1枚しかないカードが数枚あるし、一部の山には初期手札に入ってる弱いカードも混ざってる。序盤に最強クラスのカードを引ければ(そしてさらにそのカードを上級版にアップグレードすれば)かなり有利だが、コスト払って圧縮して捨てたカードをまた引いたときには泣けてくる。ここにプレイヤーの意志が関与する余地はいっさいない。運ゲーが過ぎるw あとは得点もなー。同種の土地を2つ以上支配してるとセット点が入るのだが、これが時代ごとに増えていき、3時代目には1セット12点。得点トラックが50点で1周なのにw 無理して高防御力高得点の土地狙うより、時代終了間際に低防御力の土地2つ落とした方がよほどいい。雑すぎるw 得点はともかく、カードの入手方法は(そしてカードプールの内訳は)もう少しひねりが欲しかった。かなり惜しいゲーム。やってる最中は楽しいので、1回はプレイしてもいいかもね。
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