定例会。ssk、まるみ屋、私の3人。
●Sweet Lands

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ぼどろぐ:Sweet Lands:お菓子の国のボードゲーム紹介とレビュー
sskがバックしていたこれをプレイ。ワープレのコストとしてカードを支払うが、そのカード自体も単独でプレイできる。一つのものに複数の使い道がある時点でジレンマが生まれるので面白さが担保される。そういったアクションの効果で「テラフォーミング・マーズ」みたいにタイル配置したりする。だけど今どき陣取りはそうそうに詰むこともあって流行らないので、「アークノヴァ」みたいに手元で箱庭を作る。「テラ・ミスティカ」みたいに建物建てたり、「ロシアン・レイルロード」みたいに鉄道(最初は馬車)を走らせたり、ウサギを置いたりもする。「テラ・ミスティカ」みたいに個人能力もある。5ラウンドやっていっぱい点取った人の勝ち。
キメラゲーとしてよくできてる。アートワークもいい。個人能力に差がありすぎて選んだ瞬間に結果が決まってるところもあるが、そこはいいとしよう。
しかし5ラウンド固定制と、馬鹿みたいにあるカードが完全ランダムに出てくる(序盤に出るべき収入アップ系も、中盤に出るべき建物建設系も、終盤に出るべき得点計算系も全部混ざって出てくる)が致命的に相性が悪い。1ラウンド目に収入アップ系が来なかったらほぼ詰みであるw 「テラフォーミング・マーズ」はラウンド数が固定ではなく(しかもたいていは十数ラウンド続くので偏りが緩和される)、最初に10枚、ラウンドごとに4枚引いてコストを支払えば持ち越し可能で、収入アップ系カードが大半だから成り立ってるのだ。
また、グローバル展開を考えてカード効果は完全にアイコン化されているが、そのカードの解説がいっさいなく、アイコンの定義が明確ではない。建物を建てるアイコンは、ルールブック背面には「建物駒を置く」と書かれている。そしてルールブック中の「建物駒を置く」の項目には「示されているコストを支払って置く」となっている。ならカードを使った場合、高いお金コストを支払い、の左側に示されている他のコストを支払い、そのあと“建てたい建物駒のコストを支払って置く”と読むのが筋だ。馬鹿みたいに高いw この日は「ワープレでカードを払うことができないときにどうしても建てたいとき用なんだろうなー」と考え、それにしても高いなーと思ってたが、どうやらカードのお金コストと矢印の左側に示されてる追加コスト“だけ”を支払えばよかったらしい。そんなの分かるかw 半日かけて無効試合をプレイする羽目になったこっちの身にもなれw
タイルの表/裏の表記も分かりづらい。一般的に何もない面が裏で、効果がある面が表ではないか? しかもタイル表面を示すとされているアイコンは、実際には“表向きか裏向きかを問わず”その種類のタイルを指すアイコンだ。これはゲーム終了時得点の解説から類推できるが、矛盾していることに違いはない。
パステルカラーは見栄えこそいいものの、小さいアイコン上のパステルカラーは見分けがつけづらい。ここのゲームはいつもそうだが、見てくれ重視が過ぎてプレイアビリティを犠牲にしているように思う。


ゲーム終了時の状況。上記の通り、カードで建物を建てるコストが高すぎると勘違いした上、建設資材の収入も伸ばせなかったのでさんさんたる結果になった。
結局、建物を多めに建てるところまではどのキャラでも一緒なんじゃないかな。あまり展開に幅はないような気がする。そして最後に、これが一番重要なのだが、スタPの決め方にジョークを盛り込むならつまらないツッコミどころがないようにした方がいい。「“最近”“いちばん甘い”お菓子を食べたプレイヤー」となってるが、では今朝チョコレートを食べたプレイヤーと、1年前に“グラブジャムン”を食べたプレイヤーはどちらがスタPなのか? 私には判断できないw
繰り返すが見栄えはいい。ルールを間違わず、何回かプレイしたら面白いかもしれないので、まだプレイしてない人は事前にググって間違いやすいルールを予習しておくといいよ。