「ゲムマで謎解き仕入れたからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。
●テストプレイお願いします
写真なし。
本命のこれから。ナゾトキレーベル「タンブルウィード」の最新持ち帰り謎。プレイヤーは謎解き制作会社の社員となり、発売前の謎解きグッズ「SQUARE」のテストプレイを頼まれるというメタな設定がある。しかし、そのキットを用意してるのが新人なので不手際があり、何かとミスってたり不足してるものがある中で謎を解いていくことになる。
いやーよくできてたね。難易度は10段階評価で7とのことで、我々だと序盤は何とかなるが終盤は手も足も出なくなる程度。謎解きに慣れてる人たちなら終盤に歯ごたえを感じることができるくらいだろう。ヒントを見ながらグッドエンドには到達。トゥルーエンドはちょっと目指す気力がなかったのでパスした。
これに限らず、国産謎解き全般に言えることだが、よくまあこんな凝ったギミックを考えついた上で整合性を取れるもんだと感心するよw 私はもう少し背景設定と謎が結びついてるものが好みだけど、謎の出来自体にはまったく不満ない。純粋に謎そのものを楽しみたい人にはタンブルウィードのが向いてるんじゃないかな。
●ある化粧ポーチからの推測

これまでプレイしてきた「ある文具ポーチからの推測」「あるIDケースからの顛末」「ある卒業アルバムにまつわる記憶」のシリーズ第1弾の改訂版。どこが改訂されたかは知らない。
文具ポーチはまあまあよかったが、それ以外はストーリーに無理があったり尻切れトンボ感があったりしてイマイチだったので(謎はまあまあ)、その第1弾であるこれにもあまり期待はしていなかった。そしてやっぱりあんまりよくなかったw
突拍子もない設定、無能な警察、偏見と捉えられかねないテーマ。ちょっとなー、もう少し何とかなりそうなもんだけど。ゲームのために用意された用紙などだけではなく、実際に使用可能なコンポーネント(文具とか化粧品とか)を使ってるところはリアリティがあって非常にいいだけに惜しい。
●パンダスピン

詳しくはこちら↓
テンデイズゲームズブログ:スタッフ神田のゲーム紹介:パンダスピン
1枚のカードに複数の機能を持たせないと気がすまない変態デザイナー、カール・チャデクの新作。中国で人気のある大富豪系ゲームを元にしてるらしい。
手札をなくすことを目指すゴーアウト系。いろんな役を作って出し、後手番は同じ役でもっと強いカードを出していくといういつものやつ。
条件を満たせば出せる最強カードもあるが、これをプレイすると山から追加カードを引かなきゃならないので、これを最後にプレイして手札を0にすることはできない。
何より特徴的なのは、条件を満たしてパスするとカードの天地を入れ替えて手札に戻すことができるというところ。そうするとほとんどのカードはより強くなる(または別の使い方ができるようになる)ので、そこからゴーアウトしやすくなるということだ。しかし、この準備にあまり時間をかけてると他プレイヤーが先に出し切ってしまうかもしれず……というところにジレンマがある。
あまり他のカードゲームで見ない役があるので最初は戸惑うが、すぐ慣れる。慣れれば短時間で繰り返し遊べる良ゲー。すでに拡張も予定されているようで、そちらも楽しみだ。
●13 Leaves -13枚の葉-

「マグノリア」「ペーパーテイルズ」で世界に名を馳せている上杉真人氏の新作。これもゴーアウト系で、葉っぱがテーマのカードを手札からなくすことを目指す。
最初のプレイヤーは何でも場に出せる。次のプレイヤーはそれと同じカードを出して重ねるか、そのカードの左側により小さい数字のカードを出すか、右側により大きい数字のカードを出す。その次のプレイヤーは、今場にある“両端”のカードのいずれかに対して同じようにする(つまりそれと同じ数字のカードを出して重ねるか、より大きい/より小さいカードを出す)。
そしてカードを出すとき、出す側の端にあるカードと同じ枚数以上出さなければならない。たとえば左端に6が3枚出てたら、6以下のカードを3枚以上出さなきゃならないのだ。
カードの枚数は数値ごとに異なっており、両端ほど少なくなって出しづらい。出せなくなったらパスして、場にある任意のカード(両端でなくてもよい)を1枚取って手札に加える。すでに手札にあるカードをかぶる数字を取りたいところだが、今場の端にあるカードを取ると、まだプレイ中の他プレイヤーが出しやすくなるので悩ましい。
「単純なのに奥が深い」という褒め言葉が本当の意味で当てはまる希有なゲーム。シンプルなゲームなので大盛りあがりすることはないが、誰かが手札を出すたびに悲鳴が上がり、いつまでも続けていられる良質のフィラー。いいよこれ。