|
カテゴリ:心の場所
この記事は
その3(細胞診の検査結果待ち) の続きです 6月28日(最初の検査から28日目) 病院で検査結果を聞く順番を待つ間 本当にドキドキします 嫌ですよね 名前を呼ばれ緊張して診察室に入ると 「細胞診ではよくわかりませんでした」 と言われました (『あぁ やっぱり...』) 「がんを否定できないのでもう少し太い針で検査をしましょう ここではできないのでできる病院を紹介します」 と乳腺に特化した専門の病院に紹介状を書いてくださいました 「混んでいると思うので早めに予約してください」 (『んっ?早めに?...やっぱり良くない状態なの?』) なんて、「混んでいると思うので」と言っているのに 過剰に反応して勝手に落ち込みました でもある意味マイナス思考ゆえの 想定内の結果(「細胞診ではよくわかりませんでした」)でしたので 当初のようなショックはなく 家に戻り紹介された病院にすぐに予約の電話をかけました とても混んでいるようでしたが なんとか予約を入れてくださいました 予約の日は9日後の 7月7日(最初の検査から37日目)となりました もしかしたら 1ヵ月くらい待つかもしれないと思っていたので 嬉しかったです さてこの9日間ですが 前の2週間とは少し気持ちに変化がありました なぜか 住んでいる家と庭に感謝を示したい気持ちになったのです とても感傷的なのですが この家の中にあるもの、庭で生きている植物たち みんなみんな思い出のあるもの 好きなものばかり... と改めて感じたのです そう思うと涙が出てきてしまいます 心が弱ってますよね... でも不安と恐怖に心が支配されてしまわないように 家の掃除をしよう! 庭のお世話をしよう! という気持ちになり 『いつもありがとうね』 という思いで作業をしていると 不思議な事にだんだんと温かな気持ちになり 不安が少し安らぎました そうすると ・先生、小さな影を見つけてくれてありがとうございます ・すぐに細胞診をしていただいてありがとうございます ・半年毎に検査を続けていた自分偉かったね ・紹介状をありがとうございます ・(専門病院の)予約をいれていただいてありがとうございます というような違った見方ができるようになり 少し気持ちが楽になりました 話が飛びますが 野鳥を探しながら山道を歩くとき 思いのほか道が険しく辛い時にはあまり遠くを見ずに 足元だけを見て一歩一歩進むことを学びました そんなことから 『今、目の前にある検査を受けることだけを考えよう』 と思えたのかもしれません そうなると不安よりも恐怖よりも 「はやくはっきりとさせたい」 という気持ちになりました 自分のまわりの人や物事に感謝をすることで 気持ちが落ち着くことを知りました 以前読んだ心配性に関する本にも書いてありましたが 不安な気持ちになるのは自分で不安になる考え方をしているからなんですよね 状況が変わってなくても自分で暗い未来を想像することで 本当に物事が悪化したように思えてきて どんどん問題を大きくしてしまいます 先の不確定なことのために不安や恐怖で心を支配されてしまうのは 本当に無駄な事だと思うのですがこれは性格 頭ではわかっていてもどうしてもいろいろと考えてしまいます なのでいろいろと考えることは仕方ないにしても そればかりに捕らわれないで 「不安になる考え方をしているな」と気がついたら 先ずは「今の状況に感謝してみる」そして 「小さなことでも気分があがることをする」 のが良いと感じました きれいにマニキュアを塗ってみるとか そんな小さなことです 身なりを整えること、メイクすることは 案外効果的だと思います 次回に続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月22日 10時39分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[心の場所] カテゴリの最新記事
|