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テーマ:野鳥好きっ♪(15706)
カテゴリ:心の場所
先月は 悲しい事が続きました 桜の木が切り倒された すぐ後のことです いつも カワセミを撮りに行く川の木が 橋をいくつにも渡る広範囲に ごっそりと切り倒されました この川は 以前、TVでも特集された カワセミがいることで 有名な川です 今までも川の木が切られることはありましたが それは「川のお世話」と理解できるレベルで 今回はどうしてこんなに? とただただ驚くばかりの 伐採のされ方でした 木が無くなれば 虫がいなくなり 虫がいなくなれば 魚がいなくなり 魚がいなくなれば カワセミもいなくなります 以前、常連のカメラマンさんから そう教えていただきました 川の変わり果てた姿をみて 涙が出そうになりました きっと みんな(常連のカメラマンさん達)も 同じ気持ちに違いない! そんなことを 思いながら いつものように川を下っていくと 常連さん達を見つけたので 走り寄り この怒りにも似た悲しい気持ちを お話しすると やはり 皆さんも同じ気持ちのようでした でも 何かいつもと違う雰囲気なのです その後そっと Mさんがお亡くなりになったことを 教えてくださいました Mさんは まろんが虹の橋に旅立ち その後始めた川での野鳥撮影の 初日と言っていいくらいに出逢った方で Mさんがいらっしゃったからこそ 他の常連さんともお話しできるようになり いつもカメラの事、写真の事、カワセミの事 地域の情報の事などを 丁寧に教えてくださいました いつも笑顔でとても紳士的な方でした お知り合いも多く 川をお散歩するワンちゃんたちを いつも撫でて可愛がっていらっしゃいました 川に行きさえすれば いつもお会いすることができる そんなふうに思っていました でももう 来年の春にカワセミの子供たちの誕生を 皆で楽しみに待つことはできないし 皆で暑いね~寒いね~と言いながら カワセミが飛び込む瞬間を待つこともできません もう一瞬でも同じ時間を共有させていただくことができません カワセミは いつも止まる木や枝が決まっています ここからここまでがこの子の縄張り ここで魚を獲って ここで食べて ここで水浴びして ここで羽繕い ここに春に子供たちを連れてくる... そんな場所も たくさんMさんに教えていただきました でも そんないつもの お気に入りの場所を無くしてしまった 悲しいカワセミ達は 何処に止まって良いのかわからず 何処が自分の居場所なのかもわからなくなったようで 落ち着きなく飛び回っていました Mさんには感謝の気持ちでいっぱいです 私もカワセミと同様にショックで その日以降、まだ川へ出掛けることができません 唯一の救いは Mさんが長年愛してやまなかった 川の変わり果てた姿を ご覧にならずに済んだことでしょうか でも... きっと空の上からでも届く超望遠レンズで 今もカワセミを見つめていらっしゃいますよね? ね...きっとそうですよね? 今度川へ行ったとき カワセミ達がどうにか居場所を見つけて 残っていてくれることを願うばかりです 長文を最後までご覧いただき有り難うございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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辛い出来事が重なりましたね・・・
自然が、少しずつ少しずつ こうして、人間の手によって破壊されていく 本当に辛いです。 我が家の近所でも、ありました。 毎年見事な花を咲かせ 多くの人が立ち止まり、写真を撮っていた 源平桃の木。 線路脇ということで、伐採されてしまいました。 その後、近所の住民の方々が ごく近くに同じ品種の木を植え、 おそらく同じ方でしょう、 ご自宅のお庭にも、源平桃が 毎年、美し過ぎるほどの花をたわわに咲かせて 通る人々を癒してくれています。 切られてしまった木の想いが宿ったように。 お亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈りいたします。 と同時に その方の想いは きっと何かの形になって 源平桃のように 微笑んでくれるのではないでしょうか! (2017年11月11日 22時39分51秒)
Sippo☆さん いつもお優しいコメントを有り難うございます(^v^)
源平桃は大好きな木です 華やかで思わず笑顔になる美しさですよね 近所のお宅にあり毎年楽しみにしております その切られてしまった木の想いは 愛情込めて植えられた新しい木に 確かに宿っていると思います きっとご覧になる方々も 新しい木を見ながら切られてしまった木のことも 思い出し懐かしむ... 切られてしまった木は心の中に生き続けているのですね 私も想いは残ると思っています 心というか魂の発した愛や想いは 生き続けると思っています Sippo☆さんに今回も励ましていただきました 有り難うございます 少し元気が出てまいりました (2017年11月12日 11時41分18秒) |