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神の国、バリ。
そこで見つけた・・・というより、 至る所で目に入ってきた色があります。 それは、『白と黒』。 これら白と黒の格子柄の布は『ポレン』と呼ばれ、 神聖な場所やもの、 聖なる儀式、 そしてケチャック等の舞踊の際に男性の腰に巻き付けらる尊いものだとか。 【白と黒が意味するもの】 バリヒンドゥーには、 世の中は、相対する二極のものが共存し、 バランスを取り合いながら成り立っているという基本概念があるのだそう。 二極のものとは例えば 「生と死」、「光と闇」、「善と悪」、「昼と夜」等。 そしてこれらを象徴する【色】として、 【白と黒】という対の色が用いられているとの事。 この、対極を表す二極の色を身にまとう事は 『魔よけ』にもなり、又、『悪を締め出す』とも言われている様です。 他にも、バリヒンドゥーにおいて 【色】は様々な神様と結びつき、 それらは又、各方角や自然とも結びついています。 白 : イスワラ神(太陽の神)/ 東 / 日の出 黒 : ウィヌス神(水の神) / 北 / 山 赤 : ブラマナ神(火の神) / 南 / 海 黄 : マハデワ神(土の神) / 西 / 日没 この4色は、下の写真の様にバリ舞踊の中でも随時見られる色。 色のブログである此処では【色】を主体として記してみましたが、 つまりバリでは、 どの方角にも神が居て、其々の色を持っており(音もあるそう)、 それらに従って生活、建築、ものの配置などがなされている のだそうです。 こう聞くと、細部は異なるものの ”陰陽五行説”の思想に大変近いものを感じますよね。 やはり同じくアジアの地、 自然と共存し、そこに神をも見いだし尊ぶ姿は 古来から受け継がれてきた私たちの原点なのかもしれません。 こんな事をぼんやりと考えながら、 奥の深~いバリ島で、の~んびりと過ごしてきた休暇、 自然の色が一杯の旅行写真をこちらにまとめてあります。 どうぞご覧下さいね~! そして又、バリ島に足を運ばれる際は、 目にされるでしょう【色】について、 その背景をちょっぴり思い出されてみてくださいね♪ あなたの旅が、また何倍も、興味深く楽しいものになりますように☆☆☆ ◆おまけ◆ ※私です↓笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.23 20:44:37
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