「聴竹居」と藤井厚二展に行ってみた。
-日本の気候風土に根ざした住宅の追求-古くて、新しい住宅のテーマです。西欧建築を学び、追いつき追い越せの明治から一つ、日本の建築界が皮がむけ始めて、住宅建築のような気がする。単純に伝統的な和風住宅でなく近代建築の良い所も取り入れ、尚且つ、日本の気候風土にあった住宅を模索した。現代でも通用するような考え方で設計している。・夏を考え、屋根裏や床下、間仕切りの欄間による通気・深い軒や南側の縁側は夏の強い日差しを避けるが、冬の陽射しは戴く。・バリアフリー・オール電化・坐式と椅子式の融合・動線、造りつけ家具の妙味昭和3年に完成したこの実験住宅は環境共生型住宅の先駆ともいえる 最終日、駆け込みで見たが、その甲斐は十分ありました。 「聴竹居」と藤井厚二展GALLERY A4東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店内1FTel:03-6660-6011 Email:gallery@A-quad.jpURL:http://www.a-quad.jp/■会期: 2009年11月11日(水)- 2009年12月24日(木) ■時間:10:00~18:00(最終日は17:00まで)■休館日:日・月・祝日■入場無料 <過去関係ブログ>落っこちそうな階段と聴竹居 新坪庭考