所長のブログ

ドアのガラスを留める細い縁が解りますか？

ガラスの右の押縁に隠し釘が、かすかにわかります。

隠し釘を抜けば、押し縁が取れ、ガラスも交換できます。 

押し縁にも、取り付ける向きがあります。

熟練した建具屋が造ったのなら、あける側に押し縁を取り付けます。

それは、万が一、押し縁の釘が緩んで、

ドアを閉めたとき、押し縁が取れ、

ガラスが飛び出さないように、です。

これも、現場の設計監理の一つのチェック項目です。

良かったら、身近なガラス戸を見てください。

端午の節句の帰り、羽根木公園のプレーパークを見つけました。

昔はみんな、河や空き地で子供達が遊んでいた事を世田谷のNPO法人が取り組んでいます。NPO法人 プレーパークせたがや

東京では、空き地もなく、事なかれ主義で少しでも危ないことはできません。

住民が、自己責任のもと、焚き火したり、どろんこ遊びしたり、初めて、見て、ビックリしました。

落書きしたログハウスで、ペイントした中古のピアノを少年が弾いていました。

日本の将来も、捨てたもんじゃないかも？

からすやまにもありました。「からすやまプレーパーク」

参加したいけど、年齢的にさすがに、私には敷居がたかいです。

ちょっと照れますが＜私が生きてきて思うこと＞ 

近所の人が家族のように接し、悪い事があれば注意もしてくれた。 ガキ大将はいたが、喧嘩しても勝敗がわかれば、それ以上は手を出さなかった。 相手を殺すまでやる必要はないのだ。
自分の思い通りにいかないことがある事が、 子供の成長にともない自然に身につき社会のルールを体現できた。
今、日本は自由や独立心をはき違えて子供に教えてしまったような気がする。 自由もいいが、人を殺すまで自由にしていいと言ったつもりはない。 自殺するまで相手をいじめていいと言ったつもりはない。
子供同士や大人との接し方を自然に教えられる空間を大切にしてこなかった代償のような気がする。