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2013年01月08日
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カテゴリ:PCソフトウェア
Windows 8についてはこのブログではネガティブな意見ばかり書いている気もしますが、まあそろそろ腰を据えて評価してみるかなと。おそらくあと3年くらいは付き合っていかないといけないわけですから。

さて、そういうワケですが、いきなりメイン環境のWindows 7をアップグレードとかいうワケにも行きません。どーすっかなーーーと思いましたが、考えてみるとWindows 8には外付けで持ち運べるWindows To Goという機能があるのですから、これを使えば良かろうと。あ、ちなみにWindows To GoはEnterprise Editionのみの機能ですので、ボリュームライセンスで入手して使うか、評価用ならTechNet/MSDNサブスクリプション、開発用ならMSDNサブスクリプションで入手することになります。
追記:評価を目的とする開発者や組織のITプロフェッショナルの人は、Windows 8 Enterprise 90日間評価版を利用することも出来ます。

Windows To Goの起動ディスクは、Windows 8 Enterprise Editionのコントロールパネルからカンタンに作ることが出来ます。ってことは、先にWindows 8 Enterprise Editionを何らかのPCにセットアップする必要があるってこと・・・なので、とりあえず裸の検証用マシン(H67+Sandy)にサクッと64bit版をインストールして作成してみました。アクティベーションなしでここまでは出来ますので、テンポラリの環境と割り切ってインストールすればいいでしょう。プレビュー版までに提供されていた方法で起動ディスクを作ることも出来るようなので、やりたい人はぐぐってみましょう。

私がインストールしたディスクは↓のようなものです。

WindowsToGo_1

USB2.0の入れ替え簡単な外付けケースに、他のシステムから外して余っていたRealSSD C300(64GB)ですね。USB3.0で接続したいところですけど、まだちょうどいいケースとか持ってませんので。まあUSB2.0でも十分使えるそうですし。

で、ディスクの準備が終わったら、再起動してBIOSのブートメニュー出してWindows To Goのディスクを選択して起動するだけです。継続的に使うなら、USB HDDブートを優先にしておけば、ディスクを繋いでいればUSBから、繋いでなければ内蔵ドライブから起動とかも出来ます。

さて気になる使用感ですが、非常にいいです。確かにUSB2.0でもあり、若干起動は時間がかかりますが、Windows 8はそもそもブートが早いので相殺されてそんなに気になりません。はじめて使うPC環境ではドライバの組み込みがあるのでちょっと時間がかかりますが。

H67やZ77のSandy Bridgeの環境いくつかに繋いで動かしてみたところ、十分快適に使えました。USB2.0接続であることがほとんど気になりません。ちなみにページファイルはオフ、ハイバネも無効にしてます。SSDが64GBと容量が少ないので。
メモリ8GB以上積んどけば、普段の作業でメモリ不足とかまずないので。

P45マザー+Core 2 Quad Q8400Sなちょっと古いマシンでは、起動時のUSB転送速度が遅いのか、BIOSの表示が消えてからWindowsブートまでに1分20秒(BIOSも入れると2分近くRAID BIOS搭載なので)とかちょっと遅すぎるだろって感じですが、起動してしまったら普通に使えます。というか十分快適。ネットブックでも軽快といわれるWindows 8ですからね。古いといってもCore 2 Quadなら余裕ですよ。ドライバ類はほとんど標準で認識しますし、必要なドライバをインストールすることも出来ます。

他では、MacBook Air(11インチCore 2 Duoモデル)では残念ながら起動できず。(今回最大のガッカリ)
追記:ブートには行きますが、長い間真っ黒な画面になった末、再起動してしまいます。

Libretto W100ではおもしろいことになりました。

WindowsToGo_3

わかりますでしょうか。第2画面が180度ひっくり返った状態で複製になってます。この状態でどちらのタッチパネルも操作可能。2画面を拡張(別々)にも出来るのですが、この場合も2画面目はひっくり返ったままで、しかもタッチパネルは1画面目に対して逆位置で働きます。タッチ操作自体は出来るし、2画面目も認識しているので惜しいというか、何とかなりませんかね。。。
追記:Intelのユーティリティによる画面回転とタブレット設定で第2画面のタッチパネルを有効にしたら、うまく使えるようになりました。まあ、Libretto W100用にはWindows To Goは使わないと思いますが。Libretto W100にWindows 8を入れた情報はぐぐれば割と出てきますね。


ところで、Windows To Goは外付けディスクにインストールするワケですけど、このディスクをメインボードのSATAに直結で繋ぐとどうなのか・・・。結論としては普通に使えます。当然、USB2.0と比べたら起動も早くなります。実はこれがなかなか使えるというか、

WindowsToGo_2

このようにリムーバブルベイを使えばですね、USBで繋ぐ必要なんてないんですよ。Windows To Goのディスクを作るときだけUSBで繋ぐのでもOKです。


と、そんな感じで、同じWindows環境をどこでもどのPCでも使えるWindows To Goは非常にイカしていると思いませんか(これまでもそういうことが出来なかったわけじゃないですけど、公式サポートなので)。動作も軽快でいうことなし。これこそWindows 8の真髄。これならWindows 8を使う価値もあるなぁ・・・と思うのですが、残念なことにEnterprise Edition限定。 むしろ今どきのITリテラシーが中途半端な会社(私の働いている会社含む)はUSB接続自体を禁止・無効化していたりしてこんな便利機能使えなかったりするわけですが、一般向け(無印/Pro)に解放してくれないものでしょうかねぇ・・・





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Last updated  2013年01月09日 14時39分32秒
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