『 楽しむ力 』の大切さと 『 力をつける方法 』
先日、こどもとのやりとりの中で『 楽しむこと 』って人生において大切なことだ と強く感じたことがあったのでそのことについて ちょっとお話ししようと思います。とある休日、『 アルプス一万尺 』を弾きたいから教えて!とこどもにに言われたので、小さなキーボードを取り出して 目の前で弾いてみせました。カシオ SA-51「ACアダプター付」ミニ鍵盤キーボード32Key見て覚えるのはちょっと難しかったらしく、「 紙に書いて!」とのご要望が。キーボードを弾きながら 『 ド・ド・レ・ミ・ド・ミ・レ・ソ・・・ 』と、楽譜が読めないこども用に ドレミにして紙に書き出してそれを どうぞ と渡してあげました。紙がペラペラなので まずはレゴで楽譜立てを作って、そこに置いて見ながらひとつひとつの音を出していくわが子。わが子はピアノを習っていないので先程もお伝えした通り楽譜は読めないし、ピアノを弾くのも一本指で です。対して私は 小さい頃にピアノを習っていたので童謡などは楽譜を見なくても何となく音が分かって弾けてしまうし、スムーズに動くかは別として、指使いも 本当に何となくだけど覚えていたりするんですよね。最近のことはすぐ忘れるのにね。「 えっと...次は... 」「 うわーっ!間違えた!最初から!」音符ではなく ドレミの文字を追いかけながら一本指で一生懸命音を出しているわが子はとても真剣、そして とても楽しそう。と、ここで。横で見てた方がこども的には嬉しいのか?それとも 離れていた方がいいのか?と考える。小学生低学年、まだまだ甘えん坊だし「見てて!」な気がする。しかしね、微妙に経験のある私が横についてしまうと 余計な口出しをしてしまうかもしれないし、「 こうだよ 」なんて アドバイスしたくなるかもしれない。そうなると 曲を弾くことを純粋に楽しめなくなるんじゃないかと思ってしまって、なので敢えて離れて うんうん と聴くことにしました。「 いいね、ここまでよく弾けたね!」「 さっきよりスムーズに弾けたね!」その内 途切れ途切れでも一曲弾けるようになって、最終的にはスムーズに一曲弾けるようになりました。最後は満足気に「 すごいでしょ? 」とドヤ顔。「 すごい!すごい! 」「 頑張って練習したから スムーズに一曲弾けるようになったね! 」いやぁ、こどもの 楽しむ力 には本当に感心します。ところで、私は『 楽しむ力 』って生きていく上で結構大切なものじゃないかなと思っているんですけど、みなさんはどう思いますか。学校、勉強、仕事、人間関係、世の中に出回るもの、起こる出来事、目に見えるもの、目に見えないもの...対象は色々ありますが、ありきたりなこと 刺激が少ないことでもそれを楽しめるかどうか で自分を取り巻く色んなことが変わっていくと思うんですよね。同じ経験をするにしても自分の捉え方次第で プラスにもマイナスにもできるのが 人生の面白いところ ですし!ただね、何でもかんでも楽しむ というのは無理な話で。嫌なものは嫌だし、苦手なことは苦手だし、興味を持てないことだってあるし。じゃあ どうしたらいいのか。こんな感じはいかがでしょう。大人であれば もうそれなりの思考のクセなんかもあると思うのでまずは 興味があることからちょいちょい掘り下げていくとか、ちょっと疑問に思ったことでも そのままにしないで調べてみるとか、可能であれば いつもと視点を変えてみるとか...そういう小さなことから始めてみると良いのかもしれません。それを続けていくことで いつか 「 おっ、これは面白いぞ!もっと知りたい! 」となり、その先へ繋がっていったり 広がっていったりする...のかも。私もゆるくでいいからやってみよ!ただの いち個人の考えなのでご参考程度に。先日書いた記事 『 私たちは何のために勉強をするのか 』 にも通じるところがありますよね。関連記事:『 私たちは何のために勉強をするのか 』そしてこどもに対して 私たち大人ができることは。こどもが何かに夢中になっている時、フル回転している頭を 一所懸命動かしている手をその純粋に楽しむという行為を親の経験と知識で止めないことが大切なのかな。自分の頭で考えて挑戦して、失敗して、工夫して...と夢中になって楽しんでいるいる時に周りから あぁだこうだと言われたらスン...と気持ちが一気に冷めてしまうかもしれませんしね。私たち大人は 自分の経験や知識からこどものため と思って手や口を出したくなるのですが、それってもしかしたらこどもが成長する機会を奪ってしまっているのかもしれないんですよね。いやぁ、本当に気を付けないといけないなと思います。『 楽しむ力 』って きっと自分の強みになる!!こどもはもちろん、私たち大人も『 楽しむ力 』を育ててより良い毎日、より良い人生を歩みたいものですね。関連記事:こどもが本気を出した時関連記事:『 東大脳の育て方 』?!関連記事:こどもの「 好き 」 を見逃すな!↓ポチっと押していただけると 嬉しいです↓↓励みになり ブログ継続の力になります↓にほんブログ村にほんブログ村