かんばい粉とは全国のお土産・名産品を調べていると、聞きなれない言葉に出くわすことがあります。それらの全てについて意味を調べているわけではないのですが、意味のわかったものをこのページに記録していきたいと思います。 ◆かんばい粉(寒梅粉)とは?:もち米の新米を、寒梅の咲く季節に粉に挽いて作られたこめ粉の一種。主に高級打ち菓子・押し菓子の材料に使われるそうです。 寒梅粉(かんばい粉)を使ったお菓子 かんばい粉について、丁寧に教えてくださったのは、銘菓【若草】の製造元彩雲堂さんです。 ◆松葉焼(鰹のたたき)とは?:鰹のたたきを作る際、鰹の表面を焼くのに松の葉の先端を燃料として用いる焼き方。本場、土佐は高知県の桂浜で古くから伝わる調理法だそうです。一般にワラ焼きのものが高級品とされていますが、松葉焼きはさらに数が少なく、まさに幻の鰹のたたきです。 本場土佐でも珍しい【幻の鰹のたたき(松葉焼き)】 ◆芋けんぴのけんぴとは?:漢字で書くと「犬皮」で、意味もそのまま「犬の皮」だそうです。古来、神への供え物として「犬の皮」が使われていたのが、殺生を嫌い、その代用品として菓子が用いられるようになったのだとか。 芋けんぴの専門店芋屋金次郎さんによると、もともと棒状の干菓子を「けんぴ」と呼び、江戸中期にサツマイモを使った芋けんぴが作られるようになったそうです。 けんぴのお話 by 芋屋金次郎さん ジャンル別一覧
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